PitPaが番組制作を支援しているポッドキャスト「JOI ITO’S PODCAST ― 変革への道― 」

Web3やメタバース、ニューロダイバーシティなど、さまざまな視点からこれからのニッポンの変革を考えるこのポッドキャストで、リスナーに対してNFT会員証を発行致します。同種のものとしては、日本初の試みとなります。

本会員証は、ダイナミックNFTという独自の技術を使い、聴取頻度や採用されたお便りの数、リスナーの貢献度に応じて表示されるポイント数やステータスなどが変化していくのが特徴です。

毎週欠かさず番組を聴くヘビーリスナーや、採用されたお便りの数が多いリスナーは会員証に記載される「称号」と呼ばれるステータスが上がっていきます。

今後は、会員証を提示することで、番組のリスナーを中心に構成されるDiscordのコミュニティー「Henkaku Discord Community」の特定のチャンネルに出入りすることができるほか、会員限定のイベントやパーティの入場券としても使用できるようになります。

発行は本日(2022.03.07)からスタートいたします。当面は、番組内で採用されたお便りを寄せてくれたリスナーを中心に発行をし、徐々に裾野を広げていく予定です。

この会員証の開発は、Henkaku Communityメンバーの中から有志で集まったエンジニアを中心に行われています。NFTの開発に関する情報は、まだまだネット上に存在していないため、メンバー同士で参考となる資料を出し合い、学び合いながら手探りの中で開発を進めていきました。

本NFT会員証は、番組のテーマの一つでもある「オープンソース」の精神に基づいて「GitHub（ギットハブ）」でソースコードは公開され、この技術を応用したい人々に共有をしながら、さらにプロジェクトの波及効果を広げていきたいと思います。

「JOI ITO’S PODCAST ― 変革への道―」ではこれまで、番組リスナーや出演者などでコミュニティを醸成する実験としてHenkaku Discord Community を運営してきました。現時点では、コミュニティ参加フォームで参加を申し込んだ人の中から選考を実施し、限られたメンバーだけで運営されています。最近では、メンバー同士の交流も活発化してきており、DAO（分散型自立組織）にも似た動きが出始めています。

番組コミュニティ内では独自のトークン$henkakuが流通しており、これは円やドルなどの通貨には交換できないトークンと定め、コミュニティ内で「お手伝い」などを行った感謝の気持ちとして使用されています。

リスナー獲得の新たなツールとなるか

これまで、放送媒体やネットメディアなどでは、いかに視聴者に提供するコンテンツを継続して支持してもらうかに課題がありました。

視聴者の興味・関心が失われないようSNSを使った交流や、イベントの開催、各種媒体への有料広告の展開などを行ったり、また一部では、話題性ばかりを偏重するコンテンツ作りを指摘する声もあります。

今回発行されたHenkaku Membership NFTは、視聴者の帰属意識を高めるだけでなく、これまで視聴者が抱いてきた番組に対する思いや熱量をポイントや称号を与えることで可視化することが可能となりました。

また、溜まったポイントを利用できる番組独自のイベントやコンテンツを用意することで、より番組に対する視聴者のエンゲージメントを高めることも可能になります。

メディアにとっては、購読者をサステイナブルに繋ぐ枠割を果たすため、集客に多額の費用を支払うことなく、コンテンツ作りに専念できるものと考えます。

今後は、このツールをさまざまな媒体で展開することも視野に入れ、メディア業界のデジタル変革を進めていきたいと思っております。

【JOI ITO 変革への道 – Opinion Box】

番組では、リスナーからのお便りを募集しています。番組に対する意見だけでなく、伊藤穰一氏への質問なども受け付けています。特に番組に貢献したリスナーには番組オリジナルのNFTをプレゼントしています。

https://airtable.com/shrKKky5KwIGBoEP0

Web3領域に興味のあるエンジニアを募集しています！

PitPaではWeb3領域に興味のあるエンジニアを募集しています！興味のあるかたは、ぜひ話を聞きに行きたいボタンを押してみてください！

Henkaku Membership NFTの画像の生成、コントラクトに関するソースコードをGitHubで公開しています。下記を参照ください。

※このStoryは、PitPa お知らせ担当が執筆し、Wantedly Storyに転載しました。