京都の仏教大学を卒業後、大手飲食チェーンで店舗運営に携わっていた吉本さん。4店舗を実質一人で管理する激務の中で起きたある事件をきっかけに転職を決意。営業未経験ながら「頑張りが反映される会社」を求めて当社へ入社し、現在は電力コスト削減提案で顧客の信頼を勝ち取っている。飲食業界から営業職への転身、そして更なる高みを目指す吉本さんの挑戦について聞いた。
飲食業界での激務、そして転機
採用担当(以下、採):吉本さんは飲食業界から転職されたと聞きました。まず、前職について教えていただけますか?
吉本:京都の仏教大学を卒業後、大手飲食店の運営会社に入社しました。3年間、総合職として店舗運営をしていました。たまたま見つけた会社だったんですが、飲食業界で経営を学べると思って飛び込んだんです。
採:店舗運営というと、店長をされていたんですか?
吉本:はい、大阪府茨木市の店舗で店長をしていました。ただ、実態はもっとハードでした。近隣に4店舗あったんですが、残りの3店舗が社員不在店舗で、実質全部私が見ていたんです。
採:4店舗を一人で...それは相当大変だったのでは?
吉本:正直、限界でした。朝から深夜まで、休みもほとんどない状態で。ある週末、他店舗で会計ミスがあって対応に行ったんです。お客様が気も大きくなっていて、大きなトラブルになり警察も呼ぶことに。
採:大変な事態になったんですね。
吉本:その後が問題でした。担当幹部から連絡があり、「年齢確認はしたのか」と聞かれて。私は「現場にいないからわからない」と答えたら、「未成年だったらやばいから警察に確認しろ」と。その時、「現場にいないのに責任だけ取らされる」という理不尽さを感じました。
採:それが転職のきっかけだったんですね。
吉本:はい。このままでは自分が壊れてしまうと思いました。それに、このやり方では本当の意味でお客様にも良いサービスを提供できないと感じたんです。頑張っても頑張っても、評価されるどころか責任だけが増えていく。この環境を変えなければと思いました。
営業未経験からの挑戦「採用するために来た」の一言
採:飲食から営業職への転身は大きな決断だったと思います。なぜ営業職を選んだんですか?
吉本:正直に言うと、何の資格も持っていなかったので、営業しかないかなと(笑)。でも、店舗運営で培った対人スキルは活かせると思いました。お客様と直接向き合って、価値を提供する。そういう意味では飲食も営業も同じだと考えたんです。
採:転職活動はどのように進めましたか?
吉本:エージェントを使って、複数社受けていました。営業職で、頑張りがきちんと評価される会社を探していました。給与体系や評価制度を重点的に見ていましたね。
採:当社の面接の印象はいかがでしたか?
吉本:今でも鮮明に覚えています。最終面接で、当時の専務がわざわざ関西まで来てくださったんです。そして開口一番、「採用するために来た」と言われて。正直、驚きました。
採:それは印象的ですね!普通は「選考のため」ですもんね。
吉本:そうなんです。他社は「うちに合うか見極める」というスタンスでしたが、専務は違いました。「君みたいな人材を探していた」と。この会社は人を大切にするんだなと実感しました。
採:その場で入社を決めたんですか?
吉本:実は、「とりあえず金を稼ぎたい」という気持ちは正直なかったんです。でも、上昇意欲はありました。専務と話していて、「ここだったら頑張りが反映される」と確信できたんです。完全にマッチしたんだと思います。
社長との距離の近さが生む、本物のチームワーク
採:入社後の印象はどうでしたか?
吉本:社長と近い距離で働けたのは新鮮でした。前職では、上層部なんて雲の上の存在でしたから。年に1回会えるかどうか。でも、ここでは社長が現場のことをよく理解していて、直接話もできる。これは大きな違いでした。
採:具体的にどんな場面で社長との距離を感じますか?
吉本:例えば、新しい提案をした時、社長に直接プレゼンできる機会があります。前職なら、何段階も承認が必要で、結局上まで届かない。でも、ここは違う。良いアイデアならすぐに検討してもらえる。このスピード感は本当に魅力です。
採:職場環境はいかがですか?
吉本:上司との距離が近いのもそうですが、同年代がいっぱいいたのも良かったです。皆同じ目標に向かって一致団結してやっていこうという雰囲気があります。
採:飲食業界との違いは感じますか?
吉本:全然違います。飲食では、どちらかというと個人戦でした。各店舗が独立していて、助け合うという文化はあまりなかった。むしろ、他店舗は競争相手みたいな。でも、ここは違います。チーム全体で成果を追求する。困った時は助け合える。この環境は本当にありがたいです。
採:吉本さん自身も変化を感じますか?
吉本:人に気遣いができるようになったなと思います。以前は自分のことで精一杯でしたが、今はチームのこと、お客様のことを第一に考えられるようになりました。これは環境の影響が大きいと思います。
目に見える成果「電気料金削減」の提案力
採:現在はどんな営業をされているんですか?
吉本:主に電気料金の削減提案をしています。目に見えて電気料金が安くなるので、お客様の反応も良いんです。
採:営業未経験でしたが、どうやって成果を出せるようになったんですか?
吉本:最初は営業と対峙することすら緊張しました。でも、飲食で培った「お客様の立場に立つ」という姿勢は活きています。相手が何に困っているか、何を求めているかを察する力は、店舗運営で身についていました。
採:具体的な成果はいかがですか?
吉本:提案通りの削減が実現することが多いです。削減商材って、実は提案通りにならないことも多いんですが、うちのサービスは信頼性が高い。あるお客様では月額で数十万円の削減を実現できました。
採:お客様の反応はどうですか?
吉本:「本当に下がった!」と驚かれることが多いです。そして、「他の拠点もお願いしたい」と横展開につながることも。これは営業として本当に武器になります。数字で結果が見えるので、自信を持って提案できるんです。
求める人物像:素直さと「とりあえずやってみる」精神
採:吉本さんから見て、どんな方と一緒に働きたいですか?
吉本:素直で「とりあえずやってみる」精神のある方ですね。私も営業未経験で入りましたが、素直に先輩のアドバイスを聞いて、まずはやってみることで成長できました。
採:具体的にはどんな姿勢が大切だと思いますか?
吉本:成長欲が高い方だと良いかもしれません。頑張り屋さんというか、努力を努力と思わない人が良いと思います。
採:努力を努力と思わない、というのは興味深いですね。
吉本:楽しんで挑戦できる人、ということです。私も飲食から営業への転身は大きな挑戦でしたが、新しいことを学ぶのが楽しかった。「また新しいスキルが身についた」「また一歩成長できた」と思えるような。そういう前向きな姿勢があれば、未経験でも必ず成長できます。
採:営業経験がない方へのメッセージはありますか?
吉本:私がまさにそうでした。飲食しか知らなかった私でも、今では自信を持って提案できるようになりました。大切なのは、お客様のために何ができるかを考える姿勢。それさえあれば、スキルは後からついてきます。会社もしっかりサポートしてくれますし、先輩も優しく教えてくれます。
更なる挑戦へ「年収2000万円を目指したい」
採:吉本さんの今後の目標を教えてください。
吉本:拠点の立ち上げがあるなら、ぜひやってみたいです。店舗運営の経験があるので、組織作りには自信があります。4店舗を見ていた経験は、マネジメントにも活かせると思っています。
採:マネジメントへの意欲があるんですね。
吉本:はい。でも、その前にまずは営業として圧倒的な成果を出したい。そのために、年収目標もはっきり持っています。
採:年収目標を教えていただけますか?
吉本:はっきり言います。年収をもっと上げたいです。まずは1000万円、そして2000万円を目指したい。
採:2000万円!高い目標ですね。
吉本:飲食時代は、どんなに頑張っても給与は頭打ちでした。4店舗見ても、給与はほとんど変わらない。でも、ここは違う。頑張れば頑張っただけ返ってくる。だからこそ、高い目標を持てるんです。実際、それを実現している先輩もいますしね。
採:実現可能だと感じているんですね。
吉本:はい。道筋が見えています。まずは個人として圧倒的な成果を出す。そして、チームを持ち、拠点を任される。最終的には、新拠点の立ち上げに関わりたい。すべては「頑張りが正当に評価される」この環境があるからこそ描ける未来です。
採:最後に、応募を検討している方へメッセージをお願いします。
吉本:私は飲食業界から、営業未経験で飛び込みました。不安もありましたが、「採用するために来た」と言ってくれた専務の言葉を信じて良かった。前職で理不尽さを感じている方、もっと高みを目指したい方、ぜひ一緒に挑戦しましょう。ここには、本当に頑張りが報われる環境があります。
吉本からのメッセージ
「4店舗を一人で見ていた飲食時代、正直、心も体もボロボロでした。でも、その経験があったからこそ、今の環境の素晴らしさが分かります。お客様のコスト削減に貢献し、その成果が自分の評価につながる。シンプルですが、これが本当に実現できる会社です。営業未経験?関係ありません。私がその証明です。年収2000万円という目標も、夢物語じゃない。一緒に成長し、高い目標を達成しましょう!」