【社長インタビュー】50年の秘訣！　そして、未来へのイメージを語る。

こんにちは、今井建設の井上です。
今回は、幹部候補生を採用していくに当たり弊社代表取締役の今井に
「これまでの今井建設について」「これからの今井建設について」をインタビューしてみました！

Q 入社当時について　

　　　　　　　　※当時の今井代表

大学卒業後すぐに今井建設に入社し、そのまま販売の現場にジョインしました。
当時は工事現場にあるプレハブを事務所にしていました。
新聞広告で集客をして、来てくれた人に対して一人ずつ営業をしていくスタイル。
エアコンなんかももちろんなかったので、Tシャツ一枚で汗だくになりながら営業していました。
その時は建売をメインで分譲しており、時代は戦後の高度成長期の真っ只中でしたので、
土地を買って、区分けを白線で引いていく。それだけで飛ぶように売れていったのをよく憶えています。
今とは市場感が真逆でした。

Q なぜそこからマンション事業に参入したのか

事業としてマンション事業が圧倒的に効率が良かったからです。
当時は平成元年。バブルということもあり、世の中不動産ブームでワンルームマンションが飛ぶように売れていました。弊社も投資用のマンション事業を展開していきます。
ですがその数年後、バブル景気がピークアウトを迎え一気に崩壊します。
そのタイミングで、投資用マンションのノウハウを生かし分譲マンション事業へ切り替えていきました。

そこでとても感じたのが効率の圧倒的違いです。
1つの現場ということで考えると、10件の建売現場も、100戸の分譲マンションも1つの現場ということに変わりはなく、労力に対してかなりコストパフォーマンスが良いのです。
ただ勿論リスクは上がります。
それはやっぱりやる側の責任と捉え、考えに考え抜いて事業を進めてきました。

Q この事業のやりがいとは

基本的にロットの大きい金額を扱うので、そのPJをやりきったときの達成感は非常に感慨深いものです。
また極端に言えば、自分の建てたい建物を建てて、自分の売りたい値段で売る。
それが全てイメージ通りに行った時の感覚は、この事業ならではの感覚です。
なのでその分外せないというプレッシャーも、外してしまった時のショックも大きいものとなりますが、この50年トライ&エラーを繰り返してきた弊社だからこそ、たくさんチャレンジを積み重ねてほしいと考えています。

Q 今井建設の強い部分、優位性

東京や大阪はやはり大手企業が強い部分がどうしてもあります。
投下資本も大きく、都市開発なんかになると大手企業同士で一緒に事業開発したりなんて事もあるので、
どうしても中小企業、地場の会社がそこに勝っていくというのは難しいです。　
ただ今井建設の強みとしては、京都で長く事業をしている事。
京都という町は、戦争で焼けておらず日本の宝ともいえるような古い町並みが今も残り続けており、　
そこに住まれている方も皆様、昔から京都に居られる方がほとんどです。　
そういう地でビジネスをしていく上で一番大切なのは、地元と密着して、人と人との繋がり、ご縁を大切にしていく事。それをしっかり続けていく事で大手企業よりも小回りが利いて、人脈があって、やりやすいとお客様にメリットを感じて頂く事。
古いもの、古い土地、古い人が残っている京都だからこそできる、古き良き商売。
ビジネスライクだけではない価値をお客様に提供し続けてこれた事が、弊社の一番の強みです。

Q この先の50年どうしていくのか

自分でこの先50年を走り続けれるとは思っていません。
100年続く企業を目指せる企業にすることが今の自分の出来ること、やらないといけないことだと考えています。ですので次の後継者にどんどんバトンを渡していくつもりです。
その上でその後継者達が次の50年を創っていく。
私がそうしてきたように、自分たちの手で未来を作ってほしい。
京都には200年300年続くような企業がたくさんあります。今井建設もそこまでいけると信じています。

その未来を一緒に創っていける方を、お待ちしております。