脱炭素ポータル|環境省
2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に向けた、気候変動対策・再エネ・省エネ等の取組みに関する情報(取組状況、関連コンテンツ、補助・委託事業、公募、説明会等)を配信します。
https://ondankataisaku.env.go.jp/carbon_neutral/
設立から30年、今でこそ環境ビジネスのトップランナーとして様々な事業を展開している和上ホールディングスですが、これまでの道のりは平坦なものではありませんでした。
これまでは、私たちが大切にしている考え方やヒストリーについてご紹介させていただきました、今回と次回では私たちが考えるこれからの和上ホールディングスの存在意義をご紹介させていただきます。
今、世界中で温暖化/気候変動が生じ、地球規模で大きな影響が発生しています。
そんな風にニュースを賑わすことが多いのではないでしょうか。
2022年には7年ぶりに、政府から『夏・冬』の節電要請が発生したり、信じられないほどの猛暑が続いたり、、、今年の夏、本当に暑いですよね、、、(T T)
科学の発展は様々な豊かさを生み出す一方で、エネルギーの消費量増加へとつながっています。
結果として、二酸化炭素排出量を爆発的に増加させ温暖化や気候変動を引き起こすなど地球に大きな影響を及ぼし、今地球は分岐点に訪れています。
なんと、温室効果ガスの排出が減らなければ、50年以内に全人類の3分の1が住む場所がサハラ砂漠の最も高温なところと同じ暑さになるといわれています。
そうすると何が発生するかですが、、、これにより、世界の35億人がほぼ住めない状況下に置かれます。
よく、地球の平均気温が1度上がると、、、とか3度上がるととか、、、って話を耳にすると思いますが、1度とか3度とかもう上がってるよね、、、それってそんなに重要なの?と思われるかもしれません。
これ、ポイントは地球の『平均気温』ということなんです。
どういうことかというと、地球の平均気温が3度上昇すれば陸地の上昇気温は7.5度上昇するといわれているんです。これは、海洋よりも陸地の方が上昇幅が大きいことに由来しており、平均気温=海洋上も含めているということなんです。
そしてこの図、何かわかりますか?
実はこれは、1952年から2011年までの北半球における四季の長さの変化を表した図になります。
なんと、、、春秋冬の日数が減少し、『夏』の日数が大幅に増加しているのが分かります。
さらに、日本国内においても、、、
この100年で海面は17センチ上昇、うち10センチはこの18年で上昇し加速度的に海面が上昇しています。
日本では、このまま海面上昇が続き、海面が100センチ上昇すると・・・
といったことが発生してしまいます。
こんなこと想像できますか?本当に起きるのか?と思われるかもしれません。
ちなみに、2019年の1年間でグリーンランドで溶けた氷の量は観測史上最大の5,320億トンです。
その氷を東京23区に注ぎ込むと水位はスカイツリーも超え800メートル以上に及びます。
現実に世界では発生し始めている出来事なのです。
地球規模の問題が生じる中で、いよいよ世界規模でゼロカーボンに向けた機運が高まってきました。
2015年のパリ協定、世界中で参加企業が増え続けるRE100、2018年には、スウェーデンのひとりの少女が世界に発したメッセージがソーシャルメディアで世界に拡がり、2019年9月20日には161か国約400万人を動かす史上最大の気候ストライキ(グローバル気候マーチ)を生み出しました。
私たちは今、気候変動や地球温暖化を食い止める瀬戸際にいます。
気温上昇1.5度以内、そのために2030年にCO2排出量の大幅な削減が必要であり、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする「2050カーボンニュートラル」は今や努力目標ではなくなったのです。
2020年の世界の再生可能エネルギーの新規導入容量は前年比45.1%増の261ギガワット(GW)と過去最高となりました。これにより、世界の設備容量に占める再生可能エネルギーの比率は、2019年の34.6%から、2020年は36.6%に増加。年々増加傾向にあります。
▼世界の再生可能エネルギーの新規導入容量の上昇を表す図
再生可能エネルギーの新規導入容量が上昇する中でも、太陽光発電の発電コストは比較的安価であり、自然環境に影響を受けやすい風力発電と比べても設置場所の融通が利くことや、水力や地熱発電などの場合、自然環境の影響は受けにくい一方、その分設備導入にはハードルが高い状況にあります。
こういった背景から、世界的に太陽光発電の導入が進んでいます。
日本国内においても、2020年10月、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言。
2021年4月には、2030年度に2013年度比で温室効果ガス46%削減を目指すこと、さらに50%の高みに向けて挑戦することを表明しています。これらの実現のために環境省からは『企業・地方自治体・国民』へ向けて様々な情報を発信するポータルサイトが公開されています。
『温室効果ガスの排出を実質ゼロにする、再生可能エネルギーで動く社会を構築する』
これらはほんの最近まで、夢物語だと言われてきました、ですが、技術革新によってそれが夢物語ではなく実現可能なものとなりました。
私たち和上ホールディングスはこの30年間、太陽光を中心とした再生エネルギーの事業を通じ、ゼロカーボンの総合支援企業へと成長してきました。
私たちだからこそできることがある。次回は和上ホールディングスの存在意義、そしてこれからをご紹介したいと思います。
いかがでしたでしょうか?私たち和上ホールディングスが目指す世界や私たちのことが少しでも伝われば嬉しく思います。また次回のStory06以降も楽しみにお待ち頂ければと思います。
次回を待ちきれない!という方はぜひ下記の30周年記念サイトをご覧ください。
▼30周年記念の特別サイトはこちら