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教育現場へ革新を。教員経験を活かして、スクールタクトを使ってもらう先生を増やす!

こんにちは!今回は教員経験を活かして先生たちに寄り添った活動を行っている営業メンバーについてご紹介します。

公立小学校の教員経験と教育関連企業での営業経験を経てコードタクトへ。コロナをきっかけに日本の教育の在り方へ課題感を持ち、先生たち・子供たちの学びを変えていきたいという熱い気持ちをもっている営業メンバーです。

日本の教育への課題感

前職の関係で教員の知り合いが多く、自身にも幼い娘がいるため、学校の様子を普段から聞く機会がある。また、教育への興味関心が高くICT関連のニュースを観ることが多く、そこでGIGAスクール構想(※1)の記事をみて、日本でもいよいよICTツールを活用した教育が動き出すことへ期待感を膨らませていた。しかし、元教員として現場の課題を感じてはいるものの、教員を辞めた後に勤めていたプログラミング講座の営業では何もできていないことに対してもどかしさも感じていた。

2020年3月コロナウイルスにより、学校が一斉休校となった。インフルエンザ等での休校とは異なり、突然、先行きが見通せない長期の休校となり、強制的に学校の授業が止まってしまった。各家庭内では、学校に行っていた時間に「毎日何をしたら良いのかわからない」という声や、先生たちからは、大量の課題を準備して印刷し、各家庭を回っているという話を聞いた。発展途上国でさえもICTツールを活用し、コロナ禍でも教育を止めないようカバーしているにもかかわらず、日本では各家庭でパソコンやタブレット、スマートフォンなどが普及していてもそれらを活用した教育がほぼ機能していない。この現状を目の当たりにし、日本の学校のアナログさに大きな課題感を感じた。

そんな中、ICTツールを活用して主体的に学び、協働し探究する社会を目指しているコードタクトと出会う。現在は、schoolTakt(スクールタクト※2)の営業担当として、教員経験をフルに活かしながら、先生たちがICTツールを活用しこれまで以上に子供たちと向き合うことができ、子供たちもこれまで以上に学びあえる環境を提案している。

※1 GIGAスクール構想

※2 schoolTakt(スクールタクト)

小学校の先生へ興味を持ったきっかけ

小さいころから学校も人に教えることも好きで、小学生の頃から将来は小学校の先生になりたいとずっと思っていた。先生になろうと決めた大きなきっかけは、小学校3年生でのそろばんの授業。クラスメイトは、短い授業の中ではそろばんの方法が理解できずにいたが、そこでクラスメイトを集め休憩時間にミニそろばん教室を開いた。自分が教えたことでみんなが「わからなくてつまらない」と言ってたことが、「おもしろい」に変化したことに達成感を感じた。

「小学校の先生になる」と学生時代はぼんやりと考えてはいたものの、高校生になると海外に興味を持ちはじめ、大学では国際系の学部へ進学した。東南アジア研究や発展途上国の研究をし、ボランティアでフィリピンやベトナムのフリースクールへ行くこともあった。教育への興味も捨てきれず、塾講師のアルバイト等もしていたが、教職課程の授業を取ることができなかったため、大学卒業後の進路として先生への道はあきらめることとなった。


先生ではない道があったからこそ活きる教員視点

新卒では、資格系スクールに入社。広報企画を担当し、大学生の受講相談や説明会などのセミナーを担当することが多かった。誰かに教えること、それによって理解が深まることにやりがいを感じており、「やはり教育は楽しい」という想いが日に日に強くなっていった。そんな中、仲の良い友人が民間企業から教員へ転身したことを聞き、自分にもできるのではないかという想いに駆られ一念発起し、教員を目指すことを決めた。

5年間務めた会社を辞め、教職課程が履修できる通信制の大学に入学した。先生になるための勉強と教員採用試験に合格するための勉強があり、久しぶりの勉強に戸惑うことも多くあった。ちょうどタイミングよく、在住している市内で担任の先生の補助をする非常勤の仕事の募集があった。運よくその仕事に携わることができ、補助的な業務がメインであったため、いろいろな先生の授業やクラスの進行の仕方など実際の現場をみることができた。先生になると自分のクラスに付きっきりになってしまうため、短期間に様々な先生たちのすぐそばでサポートさせてもらう機会はなく、とても勉強になった。そんな先生たちの姿を見て、先生という仕事に対して良い意味で理想を持ち過ぎることもなく、本当に先生ってこんなに大変なんだというのがわかるとても良い機会となった。



教室にいるときの楽しさと職員室でのジレンマ

無事教員採用試験も合格し、公立の小学校の先生となった。子供たちと一緒にいる時間が1日の大半を占め、いろいろな側面がみれて楽しいことばかりであった。

事前に非常勤で先生たちのすぐ近くで業務を見ていたが、いざ自分が担任となると、約30人の学力や家庭環境に差がある子供たちと向き合わなければならない。授業のスピードについてこれる子もいれば、遅れている子もいる中で、どこに合わせて授業を進めていくか、また、授業スケジュールが遅れた場合に、どうカバーしていくのか、教員として常に前も後ろも見つつ進めていかなければならなかった。

例えば、学年で掲示物をそろえたり、新学期や入学のタイミングで10種類の書類を7クラス分印刷するだけでも時間がかかる。さらには、その書類を保護者から集めるだけでもかなり業務が増える。紙の書類のためハンコがないと返却しまた提出されるまでに時間がかかり処理が遅くなる。児童のアレルギーについても把握し、給食の献立を毎日見て気を付けておかないといけない。小学校では、しつけの部分も多く生活指導の割合も多かった。


大切にしていた学級会の時間での子供たちの成長

慌ただしい毎日の中でも担当していた学級では、学級会の時間を特に大事にしていた。学級会は週に1コマの時間が取られており、イベントを計画するときには、議論の時間を1コマ、準備の時間を2コマ、実行する日を1コマの合計4コマを1ヶ月のサイクルとして行っていた。

先生主体ではなく児童たち主体で動いてもらい、自分たちがこの学級を良くするために良いと思ったこと、やりたいこと、理由をどんどん議題にあげてもらった。その中で、クラスの絆を深めるために学級の歌や詩を作るアイデアが上がり、自身はファシリテーターとして補助的に関わるのみで進行や内容も児童たちに任せて作ってもらった。普段の授業では大人しい子も学級会の場で意外なアイディアを出して才能を発揮する場面もあった。例えば、工作が得意な子は飾り付けをこだわってみたり、調べ学習の発表を劇にするアイデアを出す子がいたり。こちらがアドバイスをしていないことでも、みんながアイディアを出して自ら動いていく姿をみることができた。この会が上手く回り相乗効果として、「漢字テストをみんなで90点以上取るために頑張ってみよう!」とみんなで目標を立てたり、クラスイベントをやるために普段の授業も頑張ろうと一致団結することもあった。

クラスがどんどん1つになっていく過程を見ていくことは他の仕事では味わえない貴重な経験であり、予想を超えて良いものを作っていく児童たちに毎回感動していた。児童たちにとって学級会での取り組みは、普段の授業だけでは発揮できない能力を発揮したり、みんなで協力しながら1つのものを作り上げるためにチームワークを高め、自発的に学んでいく機会となっていたと感じる。


授業以外の時間で感じる効率化へのジレンマ

授業以外の時間は、事務処理や授業準備などやることがたくさんある。しかし、日中は授業でほぼ時間はなくなるため、朝早くまたは授業が終わった後の残りの時間で事務処理を行っていくが圧倒的に作業量が多いかつデジタル化されていないため、効率的でなく時間が全然足りなかった。

カレンダーや何かを決めるにしても、模造紙を使用して時間割を決めたり、指導要録はすべて手書きであるため30人分を1つ1つ記入したり勤務管理もはんこを押すなどアナログな部分が多かった。民間で勤めていたからこそ、教育現場とビジネスの世界とのツールの進化と活用のギャップに気付き、先生たちの業務も一般企業のようにICTツールを入れることで効率化できる部分が多くあるなと強く感じていた。

各学校の中には、校務分掌で役割があり教科以外の担当が割り振られる。その中でICT担当の先生も割り振られる。必ずしも好きで担当している先生もいるため、その人がいるからと言って何かをすぐに変えられるというわけではない。さらに年齢の高い先生の中には抵抗感がある先生や変わらなくても良いと思っている先生もいたりする。もちろん勉強熱心な先生は新しいものを積極的に取り入れる方もいる。




元教員として思うこと

その後、出産をし育休復帰後に学校に戻ると働き方に難しい面を感じることになった。子供を保育園に預けていたため、定時に退勤してダッシュで子供のお迎えに行かないと間に合わず、育児と両立して教師を続けるためには朝は子供が起きる前の早朝に学校へ行くという生活を送っていた。先生という仕事は好きではあったが、子育てとの両立が難しく、先生を辞めることとなった。

企業側は良いものを作っている、先生たちの働き方もこれを使えば変わる、と思って伝えに行くが、実際の現場はそれどころではない。目に見えない課題ややらなきゃいけないことが山積みになっていて。ICTツールを入れたとしても使い始めるまでに至らない、ということも多い。

そんな現場を知っているからこそ営業として気を付けたいことは、先生たちへの歩み寄り。そうでないとただの押し付けになってしまい、いくら良いシステムやツールだったとしても運用することが難しい。現場の先生の忙しさを理解した上で、もう少し具体的にどう使えばよいのか、このシステムを入れることによって子供たちがどのように変わるのか、先生たちの負担がどのように軽くなるのかという目線で伝えていきたい。


スクールタクトを使える先生を増やしたい

スクールタクトでは、学校で言う黒板のように、複数人で文字や線を描いて協働学習ができるキャンバスと呼ばれるものがあり、これを先生たちが自由にカスタマイズして授業作りができる。このキャンバスの使い方の自由度が高いため、カスタマイズして使う前にまずは導入時の研修などで先生たちに基本的な操作を伝えるようにしている。そして、さらに活用してみたいと思ってもらえたのなら、「こんな機能もあります」「こんなこともできます」とステップを分けて伝える。

導入後早い段階で基礎研修を受けてもらうことで、実際の授業でスクールタクトを活用するための最初のハードルを下げることが、今の自分の仕事だと思っている。
また、スクールタクトの活用により、児童・生徒の学び合いが活発化した事例も多くあるので、そのような事例を踏まえ実践的に授業に取り入れてもらえるような内容の研修も今後は企画していきたい。


先生として働くことをあきらめない環境を作りたい

コードタクトに入り、また学校教育へ携わることができている今。改めて日本の教育への課題意識が強くなっている。子供たちのことを考え、より良い教育を行っていくために大人が動いていかなければならない。問題提起をし、学校側に訴えかけるだけではなかなか解決が難しいこともある。市や県の教育委員会や議会など大きな問題になればなるほど問題を投げかける相手も大きくなる。そうなった時に自分自身も娘の母親として、他の保護者を巻き込んでいくのもひとつの方法かもしれない。実際に保護者の意見が大きくなり、市を巻き込んで方法を変更したという事例も聞いたことがある。子供たちの未来のために、新しいことにどんどん挑戦していきたいと思う。

またこれからの時代、子育てや介護を両立しながら教師を続ける人も多くなるだろう。そんな時に、先生という仕事が好きな人たちが自分のように働けなくなり、辞めてしまうことがないような環境を作りたいと考えている。実際に自分が母となってから、母親への支援が少ないと感じたり、夫が出張で長期間いないと1人で子育てをしている感がぬぐえなかった。特に、初めての育児を行う際に悩んでいる親が多いという実情もあり、何かしら救える手段がないか、ということも考えている。

自分の経験を基にやりたいことがたくさんあるが、まずは、コードタクトでスクールタクトの活用を推進し、協働学習を積極的に取り入れる教育が行われるようにしていきたい。もちろん時代に合わせて教育の在り方は変化していくとは思うが、変化したとしても子供たち自身が個で判断し納得のいく選択ができるような社会にし、働く先生たちが働きやすい仕組みが作れるようにしていきたい。


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