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【新卒ストーリー】新人賞を受賞した新卒コンサルタントがぶつかった壁とは?挫折を乗り越えて今感じること。-Vol.4 稲垣大雅-

みなさん、こんにちは!
株式会社サーキュレーションの新卒採用チーム、佐藤里緒菜です!

サーキュレーションでは、創業当初より新卒採用を行ってきました。
2016年の1期生をはじめとして、現在は新卒7期生までが入社しており、新卒入社メンバーは総勢40名以上になっています。

新卒入社したメンバーは会社を創っていく担い手として、コンサルタントやマネジメント職だけでなく、マーケティング・広報・人事などあらゆる領域で活躍しています。

そんな新卒でサーキュレーションを選んだ社員が、どんな想いで当社に入社をし、様々な困難に直面しながらもどのようにそれを乗り越え、現在どんな活躍をしているのかを紹介したいと思います。

第4回目の今回は、2020年4月に新卒で入社した稲垣大雅さんにインタビューしました!
新人賞の受賞、2022年1月には全社MVPの受賞と、順風満帆にキャリアを歩んでいるように見える稲垣さんですが、そこにはかなり苦労があったようで…。
新人賞受賞からの挫折、そこから学んだこと、現在の仕事や今後の想いまで赤裸々に語ってもらいました。


1. 悩んでいる社長の想いに応えたい

プロシェアリングコンサルティング本部 サービスチーム コンサルタント|稲垣 大雅(いながき たいが)
三重県四日市市出身。立命館大学経営学部を卒業後、2020年4月に新卒5期生としてサーキュレーションにジョイン。インサイドセールスを2ヶ月経験した後、サービスチームのコンサルタントとして活躍中。

-ーこの度は2022年1月度MVP賞の受賞、誠におめでとうございます!

稲垣さん:
ありがとうございます!全社の皆様が支えてくださっているからこそ取れた賞だと思っています。支えてくださった方々に感謝をお伝えしたいです。

ーー稲垣さんは2020年に新卒でサーキュレーションに入社していますが、改めてサーキュレーションに入社を決めた理由を聞かせてください!

稲垣さん:
入社理由は大きく二つあります。
一つは、サーキュレーションのサービスが社長の想いを形作る後押しが出来ると感じたことです。
僕の父は三重県四日市市で外構工事の会社を経営しているのですが、事業を大きく変えたいと思っていても、若い人材や優秀な人材の採用が上手くいかず、「人が居ない」事で前に進めない状況を間近で見てきました。そんな中、サーキュレーションに出会い、この会社でなら地方の中小企業にも若く優秀な人材を届け、悩んでいる多くの社長の想いに応えることができると思いました。

ーーお父様の仕事を近くで見てきたからこそ感じていた課題感があったんですね。地方の中小企業に経験・知見を循環させていくことは、サーキュレーションとしても本当にやっていきたいことです。二つ目の入社理由も聞かせてください!

稲垣さん:
二つ目は、自らのキャリアを考える上で、たくさんのロールモデルを見る事ができると思ったからです。個人的には社会人経験もない中で、新卒から業界と職種を絞って勝負するというのがいまいちイメージできなくて…。仕事を通じて、自分がどんな業界/職種で勝負していきたいかを見つけていきたいと考えていました。
色々な職種の方と関われて、経営者から経営課題も聞ける、そしてプロ人材という目指すべきロールモデルが18,000名以上(2022年3月時点)もいるサーキュレーションであれば、自分の理想のキャリアを見つけられるんじゃないかと思って入社を決めました。

2. 自分が頼りにされていないという実感


-ーたしかに新卒から経営者の方を相手に仕事ができて、さらに幅広い分野で活躍しているプロと一緒に仕事ができるというのは、いい環境ですよね!
今回のMVPは、2021年8月度に受賞した新人賞以来の表彰でしたね!新人賞受賞から今回のMVP受賞に至るまで、かなり苦労があったと聞いています。

稲垣さん:
はい、実は新人賞を受賞したタイミングでちょうどお客様からクレームをいただいてしまっており…。皆さんの前では笑顔を振りまいていましたが実は裏では相当反省していました。

ーーそうだったのですね・・!詳しく聞かせてください。

稲垣さん:
特に、新人賞受賞後の9月〜10月はクレーム対応に追われて、営業成績が振るわない苦しい時期が続きました。
当時は、お客様の成果を上げることよりも、自分の営業成績を上げたいという気持ちが先行してしまっていました。
お客様からのご指摘や上長の将太さんから数々のフィードバックをいただく中、自分がいかに相手の気持ちを考えられていなかったのかを痛感する苦しい日々が続いていました。


-ーお客様からの直接のご指摘は心苦しくなりますよね

稲垣さん:
はい、特にお客様の態度や反応が僕一人の時と上長の将太さんが対応する時とでは全く違ったり、紹介したプロ人材のことは頼っているけど、僕は全然頼られていないと感じたことが一番気持ち的にしんどかったです。
相手目線に立ったコミュニケーションができていなかったので当然と言えば当然なのですが、やはり自分が信頼されていて、何かあった時に真っ先に相談してもらえる状態を作ることが理想だと思います。

-ー「相手の気持ちを考えられていなかった」とのことでしたが、これはどのように改善していったのですか?

稲垣さん:
まずは、お客様やプロ人材とのメールや電話の内容に対して、将太さんから細かくフィードバックをいただいてからコミュニケーションをとるようにしていました。
どのような観点を持つべきかというスタンス面から、言葉の使い方、言い回しなど本当に細かいところまでご指摘頂いたことで、少しずつ相手の立場を考えた上でコミュニケーションが取れるようになりました。
将太さんからのフィードバックを通じて自分の考えの甘さや対応の粗さに気づくことができました。

3. 辿り着いた「受注確度=顧客からの信頼度」


ーーリーダーである田中さんの支えもあり、自分の改善点にも気づけたのですね。

稲垣さん:
はい、地道な改善活動だったのですが、付き合っていただいた将太さんには本当に感謝しかないですし、実は今も将太さんには毎朝30分の1on1の時間を取ってもらっています。

ーー毎朝はすごいですね!どういったことをお話されているのですか?

稲垣さん:
今はお客様からの信頼度数をより一層引き上げられるよう、自分の担当しているお客様の未来を考えて、その内容に対するフィードバックをもらっています。
お客様の本当の課題は何なのか、どうなることが理想なのかを自分で考えて、将太さんから意見をもらうことで視野が広がり、少しずつお客様に刺さる提案ができるようになってきました。

ーー毎朝徹底的にお客様のことを考えるのは、学びが多そうですね。

稲垣さん:
この取り組みを通じて強く感じたのは「受注確度=顧客からの信頼度」ということです。
どれだけお客様の立場に立って考えているかどうかがお客様からの信頼に繋がり、結果として受注確度を高めることに繋がっていると実感しています。
常にお客様を考え行動することで、営業成績も自然と上向くようになりました。

以前は自分の数字を上げたいという気持ちが先行し、相手目線に立てず、お客様やプロ人材から信頼をいただけていませんでしたが、お客様の目線に立って、お客様の課題やあるべき姿を考え続けることで、お客様やプロ人材から信頼してもらえるようになったことが一番の成長ポイントだと感じています。

ーー営業活動への考え方やスタンスが変わることで成果も出てきたのですね。

稲垣さん:
将太さんから言われて一番刺さった言葉に「お客様にとってベストな提案をして終わりではなく、あらゆる障壁を取り除いて意思決定まで導くのも僕らの仕事である」というものがあります。

もし自分が本当にプロ人材を活用してもらうことがどのソリューションよりも一番いい課題解決の方法であると自信が持てるのであれば、お客様にとっては、プロシェアリングを活用する意思決定ができることが、課題解決の第一歩になると思っています。

そのため、実際にはお客様側には課題解決方法の選択肢が複数あったり、社内で懸念を示されたりすることで、意思決定がされないことがありますが、そのようなあらゆる障壁を取り除いて、納得感を持ってプロシェアリングを活用する意思決定をしていただけるように最大限のお手伝いをする、という意識が高まりました。その結果として、意思決定をいただき、プロジェクトがスタートすることが、企業様にとっても最大の幸せになると思っています。

ーープロシェアリングの可能性を信じているからこそ、お客様にも納得してプロシェアリングを選択していただくための環境を創っているんですね。素敵です!そんな中で稲垣さんが1番やりがいを感じるのはどんな場面ですか?

稲垣さん:
やりがいというか一番グッとくる瞬間は、お客様の想いに触れられた時ですね。
日々の仕事では地方の中小企業の社長様ともお会いすることが多く、今困っていることや課題をお伺いしたときに、「書類業務が大変」「現場の人ができないから今は全部自分がやっている」「なんとか効率化したい 」といった声をいただくのですが、もう一歩踏み込んで聞いてみると、「お客様がこんな課題を抱えているのに、そこまで手が回らなくてその期待に応えられていないんだ」「早くそっちに時間を充てたいんだ」という社長様が胸に秘めている本音を話していただいた瞬間が一番グッとくる瞬間です。

社長様の僕に対する信頼や期待から本音を話していただけたと感じるので、僕も何としてでもお力になりたいと思います。

ーー冒頭にお話を頂いた「社長の想いを形作る後押しをしたい」という入社理由にも重なりますね。

稲垣さん:
はい、まさに自分が父の会社に対して感じていた課題感と似たような課題を持つ企業様と関わることができていて、そんな企業様に対してプロシェアリングを提案して「あ、それやりたいですね」と言ってもらえたときは本当に嬉しいです。

父の会社を見て自分が感じていた通り、やっぱりそこに課題はあるんだなと再認識しましたし、実際にプロジェクトがスタートして企業様の課題解決ができているので、やりたかったことがやれている感覚があります。

4. サーキュレーションでの仕事を通じて芽生えた想い


ーーもう一つの入社理由で挙げて頂いた「たくさんのロールモデルを見て、キャリアを考えたい」という点について、入社から2年が経ち、変化や気付きはありましたか?

稲垣さん:
いい意味でのギャップはありました。入社前はプロ人材という目指すべきロールモデルがいるので、自分のロールモデルを見つけて、じゃあマーケの道に行こう、営業の道に行こうとなると思っていたんですが、どちらかというと自分で事業を作ってプロ人材を活用したいと思うようになりました。

どこかの道を究めるよりも、どんな職種の人の気持ちも理解できるだけの知見を持ちながら、自分のやりたいことに共感してくれるプロ人材と一緒に事業を創っていきたいなという気持ちが強くなってきました。

ーー事業を創りたいという想いがあるんですね!具体的にどういったことを考えているのですか?

稲垣さん:
正直まだ全然決めてはないんですけど、一つ、すごくストレッチした目標としては、いつか父親の会社を事業承継したいなとは思っています。父が大切に創ってきた会社なので。
そして父親が今やっている事業をただ受け継ぐんじゃなくて、自分で事業を立ち上げて、父親の会社を買収する形で承継できるのが理想です。自分の会社で成長していける土壌を創れた状態で、実績と成長可能性に納得してもらえる形で継ぎたいんです。父も納得する形で経営権をしっかりと取得してはじめて、父の想いも受け継ぎながら自分が理想とする会社へ、より良い会社へと変革することができると思っています。全然自分はまだまだそのレベルに辿り着いていませんが…。自分の身近にいる課題を持つ人たちの力になれるような人でありたいと思っています。

ーー今日は素敵なお話を聞かせていただきありがとうございました!

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