コロナ禍に築く人の繋がり ~Staff Story Vol.24~ 【CHUBU SCIENCE】
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コロナ禍の、繋がり方
コロナウイルスの流行が始まってからもう4年目になろうとしていますが、人と会って話をしたり、友人と居酒屋へ行きお酒を飲み明かしたり、ということが私自身かなり減りました。
旧知の友と会ってゆっくり会話することや新しくコミュニティをつくること自体が難しくなってきている世の中ではありますが、私の友人間で今流行っている物を一つ紹介したいと思います。
コミュニケーションゲーム
それは「人狼ゲーム」です。
人狼ゲームとは? という方に向けて簡単に説明しますと、“ 村人陣営 ” と “ 人狼陣営 ” の二つに分かれたプレイヤー達が、それぞれの人生の勝利を目指して議論をする “コミュニケーション“ ゲームです。
プレイヤー同士の会話や行動(人狼陣営は自分の正体がばれないように嘘をつき、 村人陣営は人狼陣営がだれか探す)を繰り広げ、村人陣営は人狼陣営を追放したら勝利、人狼陣営は村人陣営を騙して村人陣営を追放して村人陣営と同じ人数になれば勝利。
このゲームを始めたばかりの頃の私は、自分の視点(主観)で発言する事が多く、「他のプレイヤーに何故、上手く伝わらないのか、分かってくれないのか?」と少々苛立ってしまう事もありました...(笑)
よく考えてみれば、他視点と自視点では見えている景色・情報が違うので理解してもらえないのは当たり前です。自分の発言を、どうやったら伝えられるかと考えた時に重要なのは、”①話の構成をまとめて、 ②納得してもらうこと” だと気が付き、これを意識してゲーム内で話しているうちに、自分の日々の生活にも少しずつではありますが、”①話の構成をまとめて ②納得してもらう” が出てきているように感じています。
「営業」という仕事
私は営業の仕事をしているのですが、確かに上長から「製品をPRする時は、まず話の組み立て方から考えよう。」とアドバイスを頂きました。
これって普段、人狼ゲームで自分がしている事と似ている!と気が付きました。
自分の考えや思考を言葉にする事は決して簡単な事ではないと思いますが、トレーニングによってそれは鍛えることが出来る部分だと実感しています。
自分の成長への自信
当社の、営業の大先輩が以前、同じように「人狼ゲームが考え方やスキル向上のビジネストレーニングになる」と社内で話されたことがあると聞きました。私においては、人狼ゲームを通じて、聞く力は勿論、少しではありますが話す力も向上した!と思っています。
コロナ禍で、人との会話シチュエーションに工夫が必要になった中でも、“共通の友人” や “友人の友人” とこのゲームをプレイすることで、新たな繋がりを作るだけでなく、人の話をよく聞き上手く伝えるという質の高いコミュニケーションを目指すようになった気がします。
皆さんも機会があればぜひ、体験してみてください。
■2022.12 名古屋営業スタッフ