「ナイン」〜 Staff Story Vol.20 〜
Photo by Nick Fewings on Unsplash
ナインといえば・・・
ビリヤードの「9球」、SHOPや商品の名称、本や漫画のタイトルなどなど。
色々連想できますが、今回私がお話したいのは、野球の「ナイン」。
野球は「1チーム9人×2チーム」で、試合が出来るスポーツです。周知のことではありますが、野球人口が減少している今、もしかすると知らない人が存在しても不思議ではないのかも、と感じています。
40年!
さて、私が野球(「草野球」という分類で!)を始めたきっかけは、地域の野球大会に“参加要件に合う対象者は全員参加!”という半強制的な状況によるもの。そこから、まさかの40年以上。ここまで続けることになるとは思いもしませんでした。
私の年齢が予測できますよね。年齢とともに?試合への出場機会は減っているものの、メンバー達で資金を出し合い運営を考えていく草野球には、絶えず色んな出会いがあって、楽しいものです。
- 近所の床屋で、そこのマスターと野球談議をしているところに、会話に関心を持って声をかけられメンバーに加わった人。
- ある時対戦したチームが、その日で解散・・・チーム内には野球を続けた人もいて、せっかくならと私の所属するチームに合流することになった人。
- 仕事繋がりで知り合った方(職人さんでした)が、野球チームを新規に作りたくてメンバーを探している、というので同じチームで一緒にやる事になった。
ただ、2020年3月頃から広まったコロナウイルス感染症の蔓延により、状況は一変しました。
コロナ禍の行動制限・・・
自治体からグランドの使用許可が出ない、メンバーの勤務先から行動制限が通達される(草野球への参加許可が出ない)など試合どころか練習もままならない、先の活動が全く見えなくなったのです。
もちろんメンバーの健康・安全確保は、最優先です。
ようやく活動再開の兆しがでてきたものの、相手チーム・自チームともに試合に参加できるメンバーが揃わなかったり、再びコロナ第7派に見舞われたり。負のスパイラルで解散に至るチームが続出し、私の所属するチームも活動できない期間がもうしばらく長引いていれば、他人事ではなかったかも。
乗り越えたメンバーたち
それを乗り越えて今がある理由は、出会ったメンバーとの強い繋がり。
仕事を通して、仕事以外の活動を通して、「野球」という共通項を見つけ、野球だけでなく、コロナ禍の社会の話題や情報を交換しながら、お互い関係性を高めていった過程があります。
1人じゃなくて、「ナイン」で戦う。この先も支え合い、同じ気持ちをもって活動を続けていきたい。
コロナ禍の時代にも集まってくれる「ナイン」に感謝。
■2022.8 東京営業スタッフ