チャレンジャー・カンパニー株式会社に入る前

新卒で入社した会社は日本モトローラ（現モトローラ）でした。ここで開発をやらせてもらったことがその後の私の技術の基礎となっています。次にソニーで携帯電話を作って、その次にオージス総研でオブジェクト技術者をやりました。ソニーでは開発だけではなく商品企画や事業企画もさせていただいたので、この経験は現在の事業の立ち上げに大変役に立っています。次に、アイビーエム美時事ネスコンサルティングサービス（途中で日本アイビーエムに吸収）では、それまでの培った組み込み技術・オブジェクト技術・プロジェクト管理・ソフトウェア品質管理、および、ビジネス企画を総動員して、コンサルタントとしてお客様の技術経営に携わってきました。最後は起業準備として某派遣会社から派遣社員として開発現場に派遣してもらい、技術者としてのリハビリを行なったあと、今の会社を立ち上げました。

現在

今の仕事はソフトウェアの受託開発が主で、一応、お客様から上流工程からすべてを任せていただいています。また、お客様からのご要望で技術的なコンサルティングを行なうこともあります。基本的には持ち帰り案件で進めるようにしていますが私自身がお客様のところに常駐することもあり、その場合は、体力的に厳しいこともありますが、異なる環境を経験する良い機会でもあります。ただし、持ち帰り案件が一番生産効率がよく精神衛生的にも体力的にももっとも充実しますね（笑）。また、上流工程ではモデリングが一番面白いです。私の場合、モデリングは開発対象としている製品・サービスの利用者や社会的な背景まで含めてモデリングを行い、しっかりとユースケースを理解してから、製品・サービスそのもの分析と設計に入るようにしています。そうすると、後で、いろいろと応用が利きますし、当社のノウハウにもなるからなんです。

チャレンジャー・カンパニー株式会社について

今は一人なのでルールは法律と一般的な倫理・道徳と商習慣に従っているだけです（笑）。つまり、それ以外はやることをさえ、きちんとやれば基本は自由です。今後、社員が増えたとしても、この方針は続けていいこうと思っています。

今後どういうことをしていきたいか

既存の受託開発はそのまま続けていきますが、現在、当社のsaasのサービス事業の立ち上げ中です。その先には、当社のsaasを当社自身が活用して、当社の製品を開発・販売していく予定でいます。