セレブリックスの前段となる、”ブレインワークス”の誕生
今から20年前。
東京のとあるマンションの一室に、小さな会社が誕生しました。
セレブリックスの前段となる『ブレインワークス』の誕生です。
当時、日本の企業は、技術力はあるものの、「営業・販売」に悩む企業が多かったと言われていました。
一方、当時の創業者はリクルート時代に培った、トップセールスとしての経験とノウハウを持っていました。
そこで、『自身が企業の営業活動を支援すれば、もっと業績が上がる企業があるのではないか?』と考え、日本初の”成果コミット型営業コンサルティング”というサービスの提供をはじめたのです。
そして創業からまもなく、同じ志を抱く仲間も徐々に増えていきました。
シオンコーポレーションの買収
当時、販売スタッフの人材派遣を行っていたシオンコーポレーションを買収したことにより、セレブリックスは販売支援の分野にも参入しました。
そしてこのシオンコーポレーションの代表を務めていたのが、現セレブリックスの代表取締役社長の江川です。
この販売分野の派遣事業が、時代環境の変化に伴い急速に需要が高まったこともあり、2005年、当時大証ヘラクレス(現ジャスダック)に上場することができました。
<セレブロ-ミックス>
―顧客の未来を創造するX―
こうして、セレブリックスは誕生しました。
営業アウトソーシング市場の形成
上場後は、売上を順調に伸ばしていき、人数は300人を超える所帯となりました。
順風満帆な成長に、誰もがセレブリックスのさらなる拡大を信じて止みませんでした。
そんな最中、リーマンショックは起こりました。
リーマンショックにより、、営業・販売活動を外部に委託するという動きは鈍化し、セレブリックスの業績もそれに比例するように悪化しました。
しかし、決して悪いことばかりではありません。
この時に、しっかりと基盤を作ったのが”営業アウトソーシング事業”です。
企業の販促費が縮小する中で、「営業支援のありかた」が実働しないコンサルティングから、実働も交えた業務代行へと形を変えていくことで、時代のニーズに応えることができたのです。
MBOと営業利益のギネス更新
こうして、営業アウトソーシングというひとつの希望の芽を育み、起死回生の機会をうかがった私たちは、MBOというひとつのチャレンジを行いました。
公開されている市場の株を、セレブリックスの経営陣が買い付け、上場をやめるという選択です。非上場化することで、経営の意思決定を早めることと、本業に特化するための原点回帰を図ったのです。
この戦略が功を成し、セレブリックスの経営状況は瞬く間に回復、営業利益額は現在連続ギネス記録を更新しています。
こうして今では、世界を代表する企業に、営業を頼られる地位を築くことができるようになったのです。
0.3%、その先へ。-NEOインフラ企業を目指して-
日本の企業は20周年を迎えることができる企業が全体の割合の0.3%と言われています。
セレブリックスは今年で20年目を迎えることが出来ました。
2017年1月 博報堂プロダクツと資本提携をし、博報堂グループの一員となり、人数も600名に迫る勢いで成長しています。
それもひとえに、”NEOインフラ企業”として、営業や販売を通して企業の事業運営を救うあたりまえの存在となることを目指しているからです。
これから先、我々を取り巻く環境はかつてないほど目まぐるしいスピードで変化を辿ることでしょう。そうした新しい世の中で、時代に合わせた新たな価値を、そして最適な営業手法を創造し続けなければなりません。
今後は専門領域を更に高めていき、”営業”という言葉が出た際に、誰もがセレブリックスを即連想できるような、影響力の高い会社となり、世の中の営業に困っている企業にさらに貢献していきたいと考えています。