こんにちは！BUZZCASTの山田です。

いきなりですが、著名な方々等の時間を売買できるアプリ「Timebank」ご存知でしょうか？

BUZZCASTでは普段、ゲーム実況動画について1視聴1動画の価値を可視化するプロダクトを提供していますが、「Timebank」では1秒毎に価値が定量的に可視化されており、「時間」の売買や行使（条件を満たすとリワードとして活用可能）できるサービスです。

とても興味があったので、アプリをダウンロードしてみた所、著名な方々がずらりとリストに並んでいました。

今回は経営者の方に経営インタビューをしてみたかったので、多くの方の中から、元コロプラ副社長である千葉さんの時間を購入して、リワード利用（インタビュー）をさせていただきました。

千葉さんの時間を行使する際の条件がこちらです。

どうやら20分千葉さんの時間を購入して利用する事で、企業や事業のアドバイスや支援をいただけるようです。

すぐに購入してリワードの利用（時間の行使）を申請した所、少し時間が空いてからTimebank事務局からリワード申請許可されたと連絡がありました。

きちんと事務局が間に入って対応してくれるので進行は安心でした。
その後ご相談したい内容を事前に事務局に提出し、当日はビデオチャットでインタビューさせていただきました。

インタビューをお願いした内容がこちらです。

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・既存事業と新規事業を両立させる方法

・社員10～30名規模のスタートアップが採用する際の優先順位

・社員10～30名規模のスタートアップ社長のリソース配分
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この濃いテーマを20分という短い時間でどうインタビューすればいいのかドキドキしていたのですが、千葉さんが事前にBUZZCASTの事を資料読んで理解してくださっていたので、とてもスムーズにお話しする事ができました。

ここから先は千葉さんにインタビューした内容をそのまま、まとめています。

※本来であれば、BUZZCAST社内に残しておくだけと考えていたのですが、余りにも濃い内容で、独占してしまうのは勿体ないと思い、千葉さんにシェアしてもいいか、と相談した所快諾頂いた次第です。

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■既存事業と新規事業を両立させる方法

基本的にスタートアップ30人以下の時に100％目新しい新規事業はやらない。
100人になる前まではやらない。

何故ならば、社長が既存事業へのコミットメントを落としてしまうと、必ず既存事業が成長しなくなる。
マーケットの覇者になっていないのであれば、２番手と３～４倍差が付くまではやりきるべき。

とはいえ、人数少ない中で既存事業の天井が近そうなのであれば、新しい事をやらないといけないのも事実。その場合は、今の事業に絡めて横展開する。

BUZZCASTの事業から考えると、キャスティングや分析ツールが活かされる内容、もしくはゲーム実況の領域を軸とした内容が2番目に立ち上げる事業の王道戦略ではないか？

3番目に立ち上げるべきは、今のこのノウハウを活かして、ちょっと軸がずれた畑でやる。
例えばインスタグラムとか。

その後に4番目として、全く異なる新規事業という順番で考える。

ただBUZZCASTの強みを考えると非ゲームの領域はきついと思う。メンバー構造的に厳しいと思う。
どこまでいっても人間が経営しているので、経営者の趣味嗜好から離れてはいけない。

新規事業はCEO直轄で立ち上げるべき。
Timebankしかり、社長の直下プロジェクトとして、社長が陣頭指揮を取る。
立上げの所は社長が強い意志をもってやるべき。

■社員10～30名規模のスタートアップが採用する際の優先順位

経営者のリソース配分は50%は採用にかけるべき。最低でも30%。
新規でも既存でも、何やるにせよ人が必要。

30人規模だと1名入るだけで規模が変わる事がある。
とても優秀なセールスやマーケターが入れば会社の売上が3倍伸びるかもしれない。
優秀なエンジニアがJoinすれば10倍成長加速するかもしれない。
各職種で最高の人材をイメージして、その人を取りに行かないといけない。

ただし、時間かかる。数年越しでかかる事も多いが、めげずにやり続ける。
という事は、経営者は会社の価値が何倍かに上がる人の採用にコミットするべき。

採用の優先順位を考えるとSSクラスのメンバーを探す事に時間を使うべき。

■社員10～30名規模のスタートアップ社長のリソース配分

今の自分が100%働いている事に加えて、+50%して150％くらいやらないといけない。
その為には自分を開発すべき。社長の器を大きくすべき。

社長が会社の成長のボトルネックになる事がある。
自分自身の人材開発をやらないといけない。仕事以外の時間はそこに使うべき。

・能力開発に共通して必要な事は何か？

素直になんでも吸収する事。
否定せずに、一定レベルの結果を出している人の言葉を聞く。
（＝成功している人ではない）

結果を出している人の発言には意味がある。
自分の環境にマッチしない事もあるが、それでも吸収できる事はある。

そういう人から進んで吸収していく。
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こちらの内容で当日インタビューした50%くらいの内容ですｗ
正直ここまで濃いインタビューをTimebank経由で出来るとは思いませんでした。。

しかも僅か20分。。。
（本当は多少時間伸びてしまったのですが、千葉さんは嫌な顔せずに最後まで聞きたかった事に答えてくれました）

かなり大満足だったのですが、費用対効果めっちゃ良すぎると感じましたので、また追加購入してインタビューをお願いしようか悩んでいます。。（笑）

他にもTimebankでは、芸能人の方を含む様々な人達の時間を利用する事ができるようです。
著名人の時間を利用したいときはTimebank。
ゲーム実況者を利用してプロモーションしたいときはBUZZCASTですね＾＾

※無理やり自社PRに繋げてみました＾＾；