「いままで自分になかった考え方を学んでいます」名古屋から東京へインターンに通う山神さんの話

名古屋から通勤するスーパー大学生、山神さんに話を聞きました。

山神　麗　（21）　2019年11月入社　プランナー

▼簡単な自己紹介をお願いします！

現在は大学3年生で、映像系の学部に通っています。映像系とは言っても、けっこう教養科目が多いんですよね。元々TVのディレクターになりたいと思っていて、実際は学部関係ない部分もあるのでそこまでこだわっていたわけではなかったのですが、いろいろ探してみて結果的にBUZZCASTでインターンすることになりました。

▼なぜBUZZCASTでインターンをしようと思ったんですか？

最初はTVの仕事に興味があったんですが、大学へ行くうちにYouTubeに関わる仕事にしたいと思うようになりました。でも地元だとあまりそういう会社がなくて、東京で探すことにしたんです。その中でも、いろんな事業の１つとしてYouTubeやっている会社よりも、Youtubeしかやってない会社にしたいと思って会社は絞りました。その方が他の事業じゃなくて、確実にYouTubeの事業に関われるから。

長期インターンができるのもポイントでした。インターン短期だと会社説明で終わってしまう、もしくは授業みたいな感じで、そこで学ぶというより会社選びの方法みたいだなと思ってしまいました。私としては会社選びがしたいのではなく、編集技術を学びたかったので、それなら長期インターンだと思いました。

なので、BUZZCASTは希望通りの会社でした。

▼TV→YouTubeに志望が変わったのはなぜですか？

地元でも映像関係のインターンしているのですが、そこでカメラマンの仕事をやってみて、やりたいことじゃないなと思いました。ディレクターになるには必要な経験なんですが、カメラマンの仕事は実際の収録以外に準備や待機時間などが多くて。そういうのも楽しいと思える人ならいいんですが、私はそこまでかけてやりたいことじゃないと気付きました。

名古屋だとバラエティー番組は作ってなくて、ニュース番組ばかりになってしまうのでなおさらそう思ったのかもかもしれません。私はバラエティー系がやりたいなと思っていたので。

▼ずっと気になってたんですが、名古屋から通うの、大変じゃないですか？

暇が嫌いで何もしてない時間がいやなんですよ。でも移動時間は好きです。高速バスで通っていて、車内ではYoutube見ているか寝てるかしてます。なので全然苦じゃないです。

▼おお～！じゃあ学校との両立は？

そんなに大変だと感じません。ここに入るまでバイトを4つ掛け持ちしてたので、その分は時間ありますし。今もBUZZCASTのインターン以外に地元でバイト２つやっています。

▼今BUZZCASTでやっていることは何ですか？

プランナーをしてます。編集はあるものを形にする仕事ですが、プランナーはないものを作る仕事です。テーマを考えるところからスタートして、メンバーで話し合う。それが決まったら大まかな流れを作って、目指す方向性・戦略も考えて、FBもらって修正。台本完成までやります。

テーマを決めるときはYouTubeやTwitterのトレンドなどは意識しますね。どうしたら伸びるのかを考えています。他には動画で使う素材の作成・収集、声優さんの収録作業もやってます。

↑収録で声優さんへアナウンスするときの様子を再現してくれました。

▼この数ヶ月で学んだことは？

YouTubeの仕組みを学びました。動画がおすすめ欄に出てくる仕組みとか、そういう分析もしているんですけど、私なにも知らなかったなと。作ったものが数字になる仕事は難しいですが、数字になったときに良かった悪かったがわかりやすいなと思いました。

あと、やりたいことと動画として伸びることの違いも実感しています。好きなことだけでは伸びないんだなと思いました。中には好きなことをやって伸ばしている人もいますが、それは人に見てもらえる内容と好きなことがたまたま合致しているからなんだなと。

会社の先輩に言われた印象的だったのが、”映画・本は自分がお金を払うから最後まで見ようとするけど、YouTubeはタダで見れるからつまらなかったら途中で離脱しやすい。そうならないための努力が必要なんだ”、という言葉で、人の行動を変えていくのって大変なんだなと思いました。実際、自分もつまらなかったら他の動画に変えますしね。

今は飽きさせない動画作りについて試行錯誤中です。維持率（※）が最後まで高いと、見てくれてたんだなと思えて、とても嬉しい。そういう考え方もいままでなかったなと思います。

　※維持率：視聴維持率のこと。動画の途中で離脱せずに視聴し続けているかの指標。