Brave group各社の事業において、海外展開を推進しているグローバルビジネス本部長の武田豊(以下、武田さん)へ話を聞いた。

本日はお時間を頂きありがとうございます。
早速ですが、自己紹介をお願いいたします！

大学卒業後、大手ゲーム会社に新卒で入社をし、家庭用ゲームソフト向けのコンテンツライセンスを獲得するチームで業務に従事しました。主にサッカーゲームに搭載する海外のクラブチームの獲得等を担当しておりました。

その後、2011年にグリー株式会社に転職し、内製ゲームへの国内外のライセンス獲得、更にアニメIPやコンテンツライセンスを軸にした外部の開発会社との協業、開発したゲームを海外へのパブリッシャーへ展開する業務など幅広く事業開発に従事しました。

Brave groupに転職したきっかけですが、ちょうどキリの良い年齢を迎えた節目で、今までのIPビジネス業界での経験を元に、新しいフィールドでチャレンジをしたいという想いが強くなり、知り合い経由で代表取締役である野口さんと、当時のグローバルビジネス本部長の滝澤さんをご紹介頂き、Brave groupを知りました。

お知り合い経由でBrave groupを知ったのですね。
では、入社を決めた理由はいかがでしょうか？

入社の決め手ですが、一番は代表取締役の野口さんをはじめ、選考のなかでお会いした方々のお人柄に強く惹かれたことです。野口さんを中心に、エンターテインメントのビジネスを日本発で海外に展開していくことに対する熱意を、とても感じることができました。

私は小、中学校とインドネシアのジャカルタで過ごしたのですが、その中での現地の方々とのコミュニケーションには、日本の著名なIPが話題に上がることが多かったのです。

留学を経験している方は共感頂けると思いますが、海外に対する日本発のIPのアピール力や影響力は、私たち日本人が考えている以上に大きいものです。

アニメ産業の売上の50%以上が、海外での売上であると言われている中で、日本のコンテンツを世界に展開していくことは私たちの世代が一番やらなければならないと考えています。

当社が作っているIP事業はアニメ産業から派生した物ではありますが、世に届ける価値のあるものだと信じておりますし、必ず世界に届くと信じています。

そういった原体験から、IP事業への想いを強く抱くようになったのですね！
では、続いてグローバルビジネス本部と、武田さんの役割についてそれぞれお伺いできますでしょうか？

グローバルビジネス本部としては、グループ各社の事業の海外推進をメインのミッションとして動いています。目標としては、数年後までにグループ全体の売上比率の多くを海外の売上にすることです。

現在は3つの部門で構成されており、

グローバルマネジメント部
グローバルマーケティング部
クリエイティブデザイン部で構成されています。

1つ目の部門であるグローバルマネジメント部ですが、グローバルマネジメント部は2つの役割を担っています。

1つ目はビジネスアライアンスです。
既に発表している、海外のパートナーとのアライアンスであったり、事業推進に関わる部分を担っています。直近では、Animoca Brands様との協業など、海外向け施策での協業などを進めております。

2つ目は海外でのイベント出展です。
グループ全体のIPにおける海外向けPRという文脈で、海外イベントへの出展を計画しています。

海外の大型イベントで私たちが特に注目していたものは、先日台北市で開催された台北國際動漫節(毎年冬期に台北市にて開催されるアジア最大級のコミック＆アニメイベントを指します)です。本イベントには5日間で累計40万人もの方が来場されました。

そういった意味でも海外のイベントに、当社のIPが出展する意義が十分ありますし、海外ファンの獲得および接点を創っていくことは非常に重要と考えています。

実際、「RIOT MUSIC」も海外からの視聴者の割合が益々増えている現状もありますから、オフラインでファンに届けられる環境を、今年はしっかりと創っていきたいと考えていますね。

2つ目の部門は、グローバルマーケティング部です。
主に国内外のマーケティング、特に海外のマーケティングを担当しています。例えば、現在は当社のIP事業のひとつである「RIOT MUSIC」の海外向けSNSアカウントを試験的に運用しており、SNSの戦略策定から運用、投稿までを一手に担っています。

また、先日TikTokフォロワーが28万人を突破した「Palette Project」の暁月クララのアカウント運用もサポートしています。彼女については、特にインドネシアからのフォロワーが多いですね。

そして、海外のアニメショップに対して当社IPのグッズを卸す業務も、本部門が主管で行っています。2023年1月下旬より、台北のアニメイト様にて「ぶいすぽっ！」のグッズが販売開始されたのですが、販売初日から半数以上のグッズをご購入いただきまして、導入3日目に追加オーダーを頂くなど、非常に盛況でした。

次にクリエイティブデザイン部です。
主にグループ全体のデザイン回りを一手に担っており、例えば海外SNS展開用のバナー作成、動画編集に加え、コーポレートのデザイン回り、会社の紹介資料など、幅広いデザインやクリエイティブを担当しています。

そして私の役割は、グローバルビジネス本部長として、事業子会社が海外に進出するための事業推進がメインミッションです。
例えば海外事業計画の策定、社内への上申、事業推進にあたっての外部弁護士や会計事務所との折衝を行っています。海外向け施策に対しては、PMのような立ち回りをしていることもありますね。

ありがとうございます！
それでは、現在募集している海外イベント担当について、まず入社をした際にお任せしたいことをお伺いしてもよろしいでしょうか。

海外イベントに関することは全て担当してほしいと考えています。

イベントの企画を創ること、企画について各事業子会社に共有し、まずは社内調整をしていくこと。更に、調整をした内容を元に外部企業と調整をすること、外部と調整したうえで企画内容を固め契約締結まで結びつけることですね。また、当日は現地に赴き施工や、開催当日までの確認を行うことです。

もちろん、最初はご入社頂いた方のご経験に合わせてお任せしますが、裁量は広めにお渡しして、幅広くイベントに関する経験を積んで頂きたいと考えています。
また、イベント担当を基点に、今後は海外メディアとのリレーションも組んでいきたいため、PR的な側面の業務もお任せする予定です。

イベントに関する全てを担うポジションなのですね！
では、その後のキャリアパスはいかがでしょうか？

グローバルビジネス本部自体が業務が多岐に渡っていますので、イベントでの業務をきっかけに、事業計画を立てる業務に挑戦してみたり、PR戦略を立てて推進する業務にも挑戦できる可能性も十分にあります。

まずはイベント企画として実力を十分に発揮いただく必要はありますが、上記の業務の他、新規事業を企画し、立ち上げる業務などにも携わることができます。

他部門と同様、当部門についても手を上げた人に仕事が振られる文化ですので、仕事の幅を広げたい方には魅力的に映るのではないでしょうか。

ですので、イベントをフックに幅広く業務の経験を積みたいとお考えの方に入社をして頂きたいですね。

キャリアパスも裁量権も非常に幅広いですね！
また、本ポジションの方に求める志向性はいかがでしょうか？

ご応募頂く方の志向性として一番大切にしたい点としては、エンターテインメントに対する熱い気持ちを持っていることですね。当社の取り扱い商材がIPですので、我々と同じく当社のIPを世界に広めたいと心から強く思う方と一緒に働きたいです。

また、当社はベンチャー企業ですので、ベンチャーマインド、特に成長志向をお持ちの方が良いですね。これは自己成長だけでなく、組織の成長に対しても喜びを感じて頂ける方が良いと考えています。

我々は競合と比較しても規模が小さい会社ですし、どうしても一人では仕事が進められないシーンが多いです。そういった部分でチームで協力をし、チームで最大限の力を発揮できるような志向性を持った方が、当社にもマッチしますね。

ありがとうございます！
では、最後に記事を御覧頂いている方へメッセージを頂けますでしょうか。

事業が急激に伸びている会社にジョインする、というところが大きな魅力だと思います。
このタイミングでしか経験できない業務の幅や、事業が伸びている今だからこそ経験できる苦労や失敗もあります。

決められた役割を飛び越えて、チャレンジすることに貪欲な若い気持ちを持った方とご一緒にお仕事できればと考えています。

私も前職にジョインしたタイミングが、まさに当社のように事業が急成長している時でした。今振り返ると事業成長がしっかりあるタイミングで入社をして良かったと思っています。

そして海外に向けての展開に関しては、今まさに立ち上げのフェーズです。このタイミングでジョイン頂けると、立ち上げ初期から携わることができます。

当社で立ち上げの経験をして頂いた方は、5年後、10年後にキャリアを振り返った時に、きっと「良い経験をした」、と感じて頂けるのではないかと思っています。我々と同じく当社のIPを世界に広めたいと心から強く思う方と一緒に働きたいので、同じ気持ちをお持ちの方からのご応募をお待ちしています。

ありがとうございました！

ありがとうございました。

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