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社長自らBleisureを試してみた件

Bleisureという言葉を知ってますか?

Business(仕事)とLeisure(遊び)を組み合わせた言葉で「出張で仕事を終えた後、休暇を楽しむ」という新しい旅&働き方の形です。

ビジネス渡航×ITという領域のサービスを展開している当社としては、新しい業務渡航の形をしっかり学ばなくてはいけないということで、社長自ら体験してみました。

どこで過ごしたのか?

行先はマレーシアのクアラルンプール。家族で一週間滞在しました。

日本との時差は1時間なので日中のコミュニケーションは問題ありませんでした。

宿泊先は、Airbnbで予約。一日5,000円ほどでしたが、高層階の快適な施設でした。ジムやプールなど付帯施設も充実していました。気になったのは浄水器がついてなかったことと、下水の影響か水回りが少し臭かったことです。

典型的な一日の過ごし方

日によって違いはありますが、下記のようなスケジュールで仕事をしていました。

9:00 カフェで仕事開始

子供をプレスクールに送り届けたら近くのカフェで仕事スタートです。日本は午前10時を迎え、本格的に仕事が始まる時間。

クアラルンプールのカフェはおしゃれでWiFi環境もしっかり整ってました。コーヒーもおいしかった。

13:00 自宅で仕事再開

近くのレストランなどでローカルフードを楽しんだら自宅に戻って仕事再開です。WiFi環境もしっかり整っており、いつも通りのパフォーマンスで仕事ができます。

16:00 家族との時間

今回は夏休みを兼ねた休暇なので、家族と一緒に過ごすことも大事なイベントです。子供を迎えに行った後、家のプレイグラウンドやプールで一緒に遊びます(下はプレスクールの庭)。

20:00 運動

子供が寝たらマンション内のジムへ。仕事は体が資本。普段は十分にトレーニングできない分、しっかり運動します。

21:00-23:00 寝る前にもう一仕事

夕方に届いたメールへの返信をしたり、昼間終わらなかったタスクをこなします。ちなみに、一時間くらいで終える日も多々ありました。

23:00-24:00 自由時間

部屋でノンビリと読書タイム。

Bleisureを実践してみた感想

戦略や仕組み構築系の仕事は、通常よりもハイパフォーマンスが期待できる

クアラルンプール滞在中は、日常のオペレーションから離れて、会社の中期的な戦略の検討に時間を使っていましたが、周囲の雑音がないせいか、深い思考レベルで考えることができました。会社にいると外部からの連絡や社内とのちょっとしたやり取りもあり、ここまで集中して考えることはできないので、物理的に隔離されたワーキングスペースとの相性は非常に高かったです。

あとは弊社の会計回りのタスクをアウトソースするためのマニュアル作りも捗りました。こういった仕組み構築系も没頭して仕事すると質の良いアウトプットがでるように思います。

反面、苦労したのは迅速な意思決定が問われる類のものです。当方が不在の間、一件、トラブルが発生したのですが、状況を把握するために時間がかかり、初動が遅れました。オフィスにいれば、雰囲気ですぐに悟り、対応策の検討に乗り出せますが、リモートだと報告があるまで気付けないのが悩ましかったです。


アジアだと時差がないのでコミュニケーション楽

リモートワークする上では、エリア(時差)も重要だと感じました。アジア圏は時差が多くても数時間なので、日本で働いているスタッフと同じタイムラインで動くことができ、仕事がしやすいです。もしも、欧米にいたら、このような感覚で仕事することは難しかったことでしょう。

これはオペレーションの比重が高いインダストリーや職種の方にとっては、非常に重要なことだと思います。


自分がいなくても会社が回ることが確認できた(経営者目線)

結果的には、当方が不在でも大きなトラブルなく、日常業務は行われていました。ある一定規模になると、経営者はオペレーションから離れていくことが多いと思いますが、それを試すうえでは非常によい機会だったと思います。また、スタッフ側も自分の判断で物事を進め、滞りなく進んだことで大きな自信になったと思います。

まとめ

個人的な感想を言うと、リモートワークでも仕事は問題なくできるけど、やっぱりオフィスでみんなと仕事するのが楽しい、という感じです。

ちなみに、今回リモートワークが機能したのは、仕事の内容(考える系のタスクを選択)と、事前準備(やることや必要な資料を全て整理してから渡航した)の影響もあると思います。仕事の内容によっては、スカイプ常時接続などをしたほうがよい場合もあると思われます。いずれにせよ、通常通りのパフォーマンスを発揮できる環境・仕組み作りが大事です。

あと、リモートで働くか、一か所に集まって働くかというのは個人の好みによるところが大きいと思います。僕はみんなとワイワイしながら仕事するのが好きなタイプなので、完全リモートというのは性格的に難しいと思いました。そしてリモートワークをする上では、モチベーション維持も含めた環境作りが重要だと感じました。


弊社のサービスにおいては、リモートも環境構築すれば問題なく働けるがわかったのは大きな収穫でした。弊社にはすでにパリやデリー、バンコクから参画しているスタッフもいますが、今回の取り組みをきっかけに、今度も採用を増やしていこうという思いました!

ちなみに、弊社では旧来の旅行業界にはとらわれない働き方を追求しています。もっともっと多くの方に知っていただきたいので、広報さんの募集始めました!よかったらご応募ください!

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