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CO2排出量可視化・脱炭素化SaaSのセールス部GMに聞く、booost technologiesの魅力【社員インタビュー】

今回は、事業本部セールス部の金子将人さんに、ご自身のご経歴やセールス部の業務について、booost technologiesの魅力について伺いました。

“クリーンなエネルギーが循環する社会を創る”
というライフミッション

Q. これまでのご経歴を教えてください。

 大学では機械工学を専攻し、新卒で東芝に入社しました。技術営業として地熱発電の基本設計から受注契約、実際に運転して引き渡すところまで幅広く携わりました。海外のお客様が多く世界各国を飛び回ったり、国内20年ぶりの大型案件を受注するなど、色々な経験をさせて頂きました。

 その後事業開発部門を経て、約6年在籍しました。会社としてハードシングスに直面した時期でもありましたが、一方でこのような会社の状況の中、何かしなければという危機感から、私は有志グループを主導メンバーとして立ち上げ、「社長との対話会」や「家族訪問会」などの企画を行う中で風土改革を試みました。確かに風土は変わりましたが、新しい事業を生み、会社として成長していくためには、改革ではなく、ゼロから作り上げることも一つの選択肢と考え、スタートアップ企業へ転職しました。

  それから1年半ほど、次世代蓄電池を開発するスタートアップで事業開発を担当しました。東芝では地熱発電に携わりましたが、世界的に太陽光、風力が主力になる中で、電力を溜めておく技術に対するニーズの高まりを感じており、テクノロジーを用いて革新的な蓄電池を作るその会社に魅力を感じたからです。


Q. 大手企業、スタートアップの2社を経て、booostへジョインしたのですね。決め手は何だったのですか?

 当時からbooostでは電力の需給管理を行っており、複数の小売電気事業者を裏方から電力をマネジメントすることでご支援していました。この会社ならば、小売電気事業者を通じて、電気を使う側の行動変容を促し、電池を使わない形で再エネの不均衡を是正できると強い関心を持ち、2021年12月にジョインすることを決めました。

 私には「クリーンなエネルギーが循環する社会を創る」というライフミッションがあります。というのも、大変有り難いことに、これまでの人生、日々の生活の中で不便さを感じることはあまりなかったのですが、海外旅行や仕事を通じて約40カ国ほど訪れた中、日本のみならず世界中で人間活動が環境を脅かしていることに危機感を感じてきました。その最たるものは地球温暖化だと思っています。例えば、南米で見た氷河は眼の前の姿と10年前の写真があまりに違い驚きました。世界中で様々なものを実際に見聞きし、地球環境やエネルギーの問題を何とかしなくてはという想いが自身の中に強くあります。

〈トルコの発電所にて〉

穏やかで、自分の仕事にひたむきに
取り組むメンバーが多い

Q. 入社前と入社後のイメージギャップはありましたか?

 正直スーパーギャップでした!これまでの経験もあったので、事業開発をやる気満々で入社したのですが、インサイドセールスを担当することになりました。また、世界的な電力価格の高騰により電力業界は大荒れ、脱炭素化の流れが一気に日本にも到来した中で「ENERGY X GREEN」をローンチし、注力していくことになりました。

 こうした大きなギャップは、逆に揺らぎのないbooostの理念を肌で感じることにも繋がりました。それは、時代によって変わる日常・現実に合わせて、スピーディにテクノロジーを用いて解決していくという姿勢です。ギャップというとネガティブなイメージがありますが、とにかく変化が激しく、刺激的で楽しいです。


Q. booostのメンバーについてはいかがでしたか?

 穏やかで、自分の仕事にひたむきに取り組むメンバーが多いと感じます。平均年齢は30代前半と若いのですが、お子さんのいるメンバーが多く、驚きました。私自身も、昨年娘が生まれたので育休を取得しましたが、仕事も家庭も大事にしているメンバーが多い印象です。

お客様との最初の接点となるbooostの顔

Q. セールス部の業務内容や役割を教えてください。
 
 The Model型営業組織のマーケティングとインサイドセールスに当たる、見込み顧客の獲得から商談化までを主に担当しています。組織拡大中につき今後変化はあると思いますが、現在はアライアンス・パートナー企業様との提携促進や、受注後のオンボーディング支援も行っています。

 「ENERGY X GREEN」を潜在的に欲している企業様へ適切に情報を提供し、しっかりサービスを知ってもらうことで、導入ポテンシャルの高いユーザーを獲得していくことが一番の役割です。そして、お客様との最初の接点、いわばbooostの顔になるので、その責任は重いと受け止めています。お客様のニーズに合った価値を提供できれば、ブランド力の向上と受注に直結します。適切かつ良い印象を持ってもらえるよう、これからも努力していきます。

〈NTT DOCOMO VENTURES DAY 2022に参加〉


Q. 業務が幅広く専門性も高そうですが、スキルや情報のキャッチアップ、部内での共有はどうしているのですか?

 国レベルでの議論については経産省・環境省の審議会の資料から、企業の動向については日経新聞や環境ビジネスオンラインといったメディアからキャッチアップしています。全メンバーが閲覧可能なニュースチャンネルがあるので、それを更新して共有しています。

 現状はリモートワークがメインですが、毎日の朝会と夕会、業務中はチャットの素早いレスを行うことで、コミュニケーションの齟齬は感じておりません。またGMとして、メンバーの向き不向きを見極め、適材適所な業務分担を行ったり、メンバーに合った単位で仕事を任せることで、チームのパフォーマンスを最大化できるように心がけています。


Q. セールス部ではどのようなスキルが身につきますか?

 優秀でポテンシャルはあるものの電力、脱炭素、SaaS業界が初めての人でも、最初に仕事がしやすいのがインサイドセールスです。スキルを身につけ、専門性を養った後は、フィールドセールスやカスタマーサクセスを初め、マーケティングやパートナーサクセスなど幅広いキャリアへ広がっていきます。

 インサイドセールスは、見込み顧客の商談化というミッションを持ち、単調な電話業務と受け取られることもしばしばありますが、ターゲットの見極めから、ニーズを把握してお客様が求める情報を簡潔にお伝えし、温度感を醸成するという高度なスキルが求められます。効率的に業務を行うためには、CRMやMAといった営業支援ツールを使いこなすことも欠かせません。業界や製品についての理解はもちろんのこと、お客様が置かれた状況に対する洞察力が必要で、一人前のインサイドセールスは、社内でも引っ張りだこになります。圧倒的な施行回数の中でトライアンドエラーを繰り返すことで、短期間でスキルが身につきます。


Q. booostに入社したら、どんな成長やキャリアパスが期待できますか?

 スタートアップはまだまだできていないことがたくさんあり、落ちているボールを拾っていくことで、会社に貢献すると共に自らの成長に繋げ、キャリアも広げていけるところが魅力です。

 例えば私のキャリアは、エンジニアから事業開発、そしてbooostでインサイドセールスから営業全般へと広がっています。純粋な営業上がりでなく、エンジニアとしてのバックグラウンドと、業界に対する深い知見があるからこそ、デジタルマーケ・デジタルセールスの世界でバリューの発揮ができていると感じます。

〈脱炭素経営EXPOにて〉

これからどんな絵でも描いていける
ゼロスタートのブルーオーシャン

Q.ご自身のキャリア目標についてお聞かせください。

 現在はセールス全般の業務を担当していますが、自分がやりたいことを追求しつつも、booostが事業をしっかりと成長させ、売上を伸ばしていくために、常に今必要なことは何かを考え実行したいです。その中で身についていったものが結果的にキャリアになるのだと考えています。

 現状、booost内には落ちているボールがたくさんあります。それらを自ら拾いに行き、考え発信し、主導していくことを進んでやっていきたいと思っていますし、booostでは誰もがそれができる環境になっていると思います。やったほうがいいことを提案しても、変えることが難しかった大企業時代を思うと、今の環境はとても恵まれていると感じます。

 目下セールス部でパフォーマンスを発揮することはもちろんですが、ゆくゆくはセールスを起点にbooostの経営をしっかりと考えられる人材に育っていきたいです。


Q. 最後に金子さんから見た「ENERGY X GREEN」の今後の展望や、期待することなどをお聞かせください。

 日本はものづくりが得意なこともあって、便利なものが溢れており、これ以上必要なものは無いのではないかと思うことが多々あります。成熟しているビジネスは非常に多く、コモディティー化、価格競争になるものばかりですが、そのような中でこの脱炭素業界は数少ないゼロスタートのブルーオーシャンです。

 メンバーも社長も発想が柔軟で、良いと思ったことは取り入れる風土なので、まだまだこれから様々なことができるポテンシャルのある会社だと思います。

 この面白みのある業界で、booostは基盤となる脱炭素化プラットフォーム「ENERGY X GREEN」を展開し、まずはCO2排出量の可視化をサポートしています。ただ、これは我々の目指す脱炭素化のあくまで入り口であり、これからどんな絵でも描いていけるところが魅力であると同時に、期待する点です。

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