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【社長Blog】生涯現役スノーボーダーが語る「スノーボード経験は起業に活きるのか」

前回コンサルの経験が起業に活きるのかを考えてみました。
今回は、スノーボードの経験が起業に活きるのかを考えてみたいと思います。

そもそも何で僕がスノーボードを始めとする横ノリを始めたのかというと、
それはもちろんモテたかったからです。

しかし始めてみてわかったのは、スノーボードのうまさとモテ度はほとんどの場合において比例しないということです。

それでもどんどん深みにはまっていってしまったのは、なぜか?

スノーボードでは板を操ることがうまくなればなるほど、どんどん自由度が増していきます。
板が足に一枚くっついてるだけなのに、高速道路並みのスピードで馬鹿でかい斜面を滑ったり、階段をひとっとびで飛んだり手すりの上を滑ったり、本当に色々なことができてしまう。
身の回りの物体と自分の身体の関係性が突然変わって、自分の想像力次第でどうとでも楽しめるものになる。
そう、まさに世界が遊び場になる!

…的なところの虜になったんだと思います。
で、これは結構ビジネスにも同じことが言えるのではないかと感じています。
サラリーマン時代はそんなに感じなかったことですが、ビジネスの世界も本来は自由です。
いや、もちろん制約はむっちゃあります。
でも、多くの制約やリスクの中で自分の思い通りのラインを描く自由がある。


そして自分が力をつければつけるほど、できることも増えていく。
スケートボードやスノーボードではオーリー(板をしならせてジャンプすること)をできるようになると、滑りの自由度が格段に増します。
ビジネスの世界でオーリー的なものは何でしょうか?
BCG的に言えば仮説思考とかゼロベース思考とか、ロジカルシンキングとかなんでしょうし、
僕が起業してからより感じているのは「人を動かす」ということの重要性です。

「人を動かす」なんて言うと、もうワックワクしちゃうような夢を語ってみんなを魅惑するトーク力!みたいなイメージを持っちゃうかもしれないですが、それは「オーリーを高くするためには筋肉が必要だ!」って言うのと同じように、非常に部分的な物事の捉え方な気がします。
オーリーは筋肉量と比例しません。より重要なのは複数の体の動きのタイミングをぴしゃりと合わせることです。
さらに、地形を使ったオーリーとなるとさらに複雑性が増します。
その地形の角度、雪質、アプローチスピード、板の特性、自分のコンディション、あらゆることを全感覚を使って一瞬で判断して、ほぼ無意識の中でベストな体の動かし方を実行する。
「人を動かす」のも、より意識的ではありますが、地形を使ったオーリーと同じように、相手の考え方やその場の空気感などを微妙な言葉尻とか表情とかから判断して、伝えるメッセージをぴしゃりと合わせる必要がある。
オーリーも人を動かすことも、両方ライフワークになりうる深みがあります。

オーリーの高さと人を動かす能力は全く比例しないと思いますが…

まぁともかく、技を磨いて、自由に世界を遊んでやれというメンタリティは、
横ノリと起業に共通するものなんじゃないかと思ってます。

もう一つ横ノリというかアクションスポーツ系のメンタリティがビジネスに活かせるものがあると思っています。
それはリスクとの付き合い方です。

スノーボードのキッカー(ジャンプ台)のサイズでも、
スケーボードのランプのサイズでも、
サーフィンの波のサイズでもいいですが、
いきなりでかいものに挑戦するのは無謀です。
もちろん最初は小さいものから始める。

そこから少しずつ自分にチャレンジして、サイズアップしていく。
バスケのシュート練習で近いところから始めてだんだん離れて打っていくのと似ていますが、
大きく違うのは毎回怪我をするリスクがあること。
ちょっと間違えたらすぐ骨折しちゃったり、
下手したら死んじゃったりするするという恐怖と毎日戦って、
自分が飛べるキッカーのサイズや入れる波のサイズを大きくしていく。

リスクが当たり前のようにある世界。
その中で大事なのは、
リスクを目の前にした時にどう自分のメンタルをコントロールするのか
です。
この20mのキッカーを目の前にして、自分はどう感じているか?
ワクワクしているか?怖いのか?
打ち勝つべき恐怖か?今やるべきじゃないというサインか?
それを読み違えるとあっという間に怪我をします。


単純にちょっとリスクの感覚がバカになっているから、
失敗しても基本的に死ぬことはないビジネスでリスクを取れやすいと言う面もあるかもしれません。
でもそれより、リスクだらけ、不確実性だらけのビジネスの世界で、
自分の心の声に耳を傾ける能力、というのはとても役に立つものである気がしています。

スノーボードの世界でもビジネスの世界でもテケテケの自分が
こんな話をするのもおこがましいですが、
僕はスノーボードに間違いなく人生を変えられたので、
少しでもスノーボードにもらったものを言語化してみたいと思ってやってみました。

スノーボーダー / 起業家の尊敬すべき先輩たちがどう感じているのかも知りたいところです。


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