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【内定者が語る】グループディスカッションの成功談と失敗談

こんにちは!
20卒の内定者として働いている安田です。

「就活終わったと思ったらもう働いてるの?」内定もらった1週間後には働き始めていた人の振り返り | BLTのインターン生たち
こんにちは!内定者としてインターン中の安田です。メディアプランナー(MP)としてAnnyのメンテナンスをしたり、マーチャンダイズ(MD)のお手伝いをしたり、採用担当として学生の方とお話したり、色...
https://www.wantedly.com/companies/blt/post_articles/172965


ここ最近内定者として働く中で、ミーティングに参加することが多く、就活の際に参加していたグループディスカッション(以下GD)について思い出すことがありました。
今振り返ってみると、GDで大事な要素には仕事に通ずるものが多いです。

僕も就活中にGDを40回以上経験したのですが、GDで大事だと感じていた要素は、そのままビジネスの場にも活きていると実感しています。

そこで今回は、サマーインターンや就職活動の選考で必ずと言っていいほど開催されているGDについて、大事なポイント4つを、40回中32回は選考通過やスカウトが来た僕の成功談と失敗談を交えてご紹介します。
GDで押さえたい部分や実際のケースをあらかじめ知った上で、就職活動を有利に進めましょう。


1. テーマの抽象的な部分を必ず定義する

GDに取り組んでいると、色々なテーマが出題されます。
「良い会社の条件とは?」
「コーヒーチェーン店の売上を上げるには何をすればいい?」

などなど、中でも議論すべき背景や条件が決まっていない、抽象的なテーマの出題頻度はかなり多いです。
(僕が参加したGDについて集計してみたら、うち26回は抽象的な部分を含むテーマでした。)

こういった議論では、最初にテーマの抽象的な部分を具体化することが大切です。
例えば「良い会社の条件とは?」についてであれば、「良い」とはどんな意味か、「誰」にとって「良い」のか等を初めに定めましょう。

「良い」という言葉1つとっても、メンバー1人1人の生きてきた背景によって、考え方は違うもの。
そして「良い」という言葉について全員で認識をすり合わせても、「誰」にとって良い会社なのかによって議論するべき内容が異なります。
会社の経営者や社員にとって良い会社なのか、これから就職する学生にとって良い会社なのか、答えがガラッと変わるものです。

僕もGDに参加したての頃は、似たような「良いビジネスマンとは?」というテーマで議論したことがあるのですが、何が「良い」のか、誰にとって「良い」のか、ビジネスマンって「どんな人?」という曖昧な部分を詰めることなく進行してしまい、最終的に脱線して話が全くまとまらなかったのを覚えています。

「コーヒーチェーン店の売上を上げるには何をすればいい?」というテーマについても同様です。
お店は「どこ」にあるのか、「どんな」商品があるのか、獲得すべきターゲットは「誰」なのかといった曖昧な部分をしっかり定義することで、実際にGDでも議論が活発になりましたよ。


2. 分担した役割にこだわり過ぎず助け合う

就活を進めていく中でGDに少しずつ慣れてくると、「最初に役割分担をしましょう」と提案されることが増えていきます。
議論全体の進行をするファシリテーターや時間管理に責任を持つタイムキーパー、手元に情報をまとめる書記の3種類が主な役割分担で、残りのメンバーは基本的にアイデアを出すことに尽力することが一般的です。

ですが、こういった役割を分担した際に起こりがちなのが、自分の役割にこだわり過ぎることです。
ファシリテーターだから議論の進行だけすれば良いわけでも、タイムキーパーだから時間管理だけすれば良いわけでも、書記だからメモだけ残して議論に参加しなくて良いわけでもありません。
自分の役割に固執しすぎて、他メンバーの役割を軽視してしまうと、議論が上手く進まなくなるものです。GDでは役割の垣根を超えて、お互いに助け合うことが求められます。

例えば、ファシリテーターが上手く議論の舵取りを出来ていなければ「~って方針で良いんだよね?」と現状を簡潔にまとめて、ファシリテーターにパスしてみるのも良いでしょう。
確認を取ることが出来れば、現状の整理をしながら、次に話し合うべきことへ議論を繋げることが出来ます。

タイムキーパーについても同様で、各々が残り時間に意識を傾けていれば、議論をする際に意見の出し合い方を調整することが出来ます。タイムキーパーだけが時間を意識していても、他メンバーが時間に対して意識を割いていなかった時は、結局議論がまとまりませんでした。

書記についても、議論が進み過ぎてメモが追い付いていないようであれば、1度どこまで進んだのか振り返るよう提案することで、手助けすることが出来ます。
書記の残したメモが、最終的にグループ全体での成果物へ直結することが多く、この部分を手助けすることで、その日一番出来の良い発表だと評価いただいたこともありました。

自分の役割を超えて他のメンバーを助けることが出来れば、活躍する幅が広い人物として評価してもらえることにも繋がりますよ。


3. 他メンバーの意見を1度受け止める

自分から積極的に意見を発信していくことはGDの基本ですが、ここで意外と忘れがちなのが「他メンバーの意見を聞く」ことです。

自分の意見を通すことに頑張るあまり、他メンバーの意見を否定してしまう方がたまにいらっしゃいます。
そういった言動をしてしまうと、一緒にGDへ取り組むメンバーとしては、意見を出し合える空気にならなかったため、非常にやりづらかったのを覚えています。
実際に、その場でGDの評価が分かるイベントがあったのですが、そういった方の評価は選考している側から見ても良い物では無かったようです。

逆に、相手が発信してくれた意見を正面から否定せず、1度受け止めた上で新たに意見を出し合うことが出来ると、GDでは結構評価してもらえます。
これを心掛けるだけでも、意見を出し合える空気がグループに生まれるため、自然と議論が盛んになり、後で選考していた人事から「君の傾聴力があったおかげで、議論が上手く進んでいた」と評価いただいたことがありました。


4. 必ずメモを取りながら議論を進める

GDで議論が白熱した際によく起こるのですが、意見を出すことに夢中になりすぎて誰もメモを取っていないことがありました。

きちんとメモを取っていないと「今どんなことを話し合っているのか」「何について残りの時間で話し合う必要があるのか」忘れてしまうものです。
実際、グループでメモを取る人がいなかった際、最終的に成果発表をする場面で情報の整理が出来ず、せっかく話し合った時間の大半を無駄にしてしまった苦い経験があります。
(この時GD初心者だった僕は、13人グループのファシリテーターとして議論を進めることに手一杯で、書記のメモについて完全に失念していました)

話し合った内容について、きちんと紙で残しておけば、最後の発表をする準備をスムーズに出来る上、議論の途中でこまめに現状確認を行い、話の脱線を防止することが可能です。

メンバー全員でメモを取る必要はありませんが、書記以外でもメモに対して気を配りながら進めれば、GDで失敗する危険をかなり減らすことが出来るため、やはりメモは重要です。


GDで有利になるポイントは、長期インターンで身につく!

ここまで、GDで大事なポイントを4つご紹介しました。
ですが、押さえたい要素が一朝一夕で身につけられるかというと、そんなことはありません。
僕がこういったGDのポイントを押さえ、身につけたのは長期インターンでの勤務経験があったからです。

実際に仕事を進めていく中で社員や他のインターン生と話し合う場面がかなり多く、長期インターンを進めていく中で上記のポイントを自然と身につけていました。
長期インターンやっておくと、GDはもちろん、学生時代に頑張ったことも作れるため、まだやったことが無い方には非常におすすめです!

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僕が長期インターンを通じて学んだことや、就活に活かすことが出来た経験はまだまだあります。
「就活を意識して、今からでも長期インターンを始めようかな?」少しでもそう感じてくれた方は、ぜひ僕に会いに来てください。色々と相談に乗ります。

就活のことや長期インターンのことなど、ざっくばらんにお話しましょう!

おわり

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