転職を考え始めても、最初から気持ちが固まっていることは多くありません。今の会社に大きな不満があるわけではないけれど、このままでいいのかと迷う。漠然と転職を意識しはじめた段階ほど、誰に何を相談すればいいのかわからず、一歩を踏み出しにくいものかもしれません。
ブルームテックでマネージャーを務める朝岡さんは、自身も転職を経験し、エージェントを利用したことがあります。だからこそ利用者側の気持ちがわかる一方で、CA(キャリアアドバイザー)として大切にしているのは「御用聞きにならないこと」。求職者の希望をただ叶えるのではなく、その意思決定で本当に後悔しないかを客観的に問う。それこそが介在価値だと考えています。
今回は、朝岡さんのこれまでの歩み、ブルームテックに入社した理由、エンジニア転職支援で大切にしている流儀、そして転職を考え始めたエンジニアの方へのメッセージを聞きました。
数字を持ちながらCAチームを率いる。エンジニア一人ひとりの転職に伴走する
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― まずは、自己紹介をお願いします。
朝岡:ブルームテックでエンジニアの人材紹介を担当している、マネージャーの朝岡結衣です。
新卒では大手ベンチャーに入社して、リーガルテックの新規事業の立ち上げに、営業職として携わりました。その後は、外国籍エンジニア向けの採用媒体で、営業とカスタマーサクセスを務めました。現在はブルームテックでエンジニアの人材紹介をしています。
― お休みの日はどう過ごされているのですか?
朝岡:休日はNetflixで話題作を観てゆっくり過ごすこともあれば、自然に触れるため出かけることもあります。キャンプや植物園、博物館に行くことも好きで、緑の中で過ごすと気持ちが切り替わります。最近は将来に備えて、株や投資もコツコツ勉強しています。少しずつ知識を増やしていくのが、地道ですが楽しいです。
― ブルームテックに入社した理由を教えてください。
朝岡:ブルームテックを立ち上げる際に、代表の小山に声をかけていただいたのがきっかけです。これまで新規事業に関わってきた経験を活かせると思いましたし、会社を立ち上げる経験は、人生でそう何度もできることではありません。挑戦の意味を込めて入社を決めました。
入社してからは、自分で意思決定する機会がとても多くなりました。一つひとつの判断に向き合う中で、もっと広い視野や知識、知恵が必要だと痛感し、自分の現在地とこれから目指すべき方向がはっきりと見えてきました。視座が高まったと感じています。あのとき挑戦を選んでよかったと思っています。
― 現在は、どのような仕事をされているのですか?
朝岡:自分自身もエンジニアの転職支援を行いながら、CA(キャリアアドバイザー)チームのマネジメントをしています。
CAとしては、スカウトを通じて求職者の方と出会うところから始まり、面談で希望やこれまでのご経験を伺い、選考を進めていく一連の流れすべてに関わっています。一方、マネージャーとしては、チーム全体の数字管理と、メンバーの育成に責任を持っています。自分のプレーヤーとしての感覚を保ちながら、チームの成果にもつなげていく。その両立を意識しています。
これまで私自身が担当させていただいたエンジニア求職者の方は、100人以上になります。ご紹介してきた企業も、事業会社からSIer、コンサル事業、SES企業まで多岐に渡ります。さまざまな立場のエンジニアの方と接してきた経験が、一人ひとりに合った提案をするうえでの財産になっています。
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求職者が惹かれるのは「スキルアップ・年収アップ・技術トレンドに前向き」な企業
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― エンジニアの方は、どんな会社に興味を持つことが多いですか?
朝岡:大きく分けると、三つの傾向があると感じています。「スキルアップができること」「年収が上がること」、そして「技術トレンドをきちんとキャッチアップしていること」。この三つに前向きな企業に、興味を持たれる方が多い印象です。
スキルアップを求める方は、技術の幅を広げたい、上流工程のスキルを身につけたいという思いを持っています。開発の一部分だけではなく、要件定義や設計から関わることで、エンジニアとしてできることを増やしていきたいという声をよく聞きます。
年収アップについては、スキルアップと地続きになっていると感じます。モダンな言語を扱えることや、AI分野の知見があることは、年収アップにつながりやすい傾向があります。だからこそ、これから伸びる技術を扱える環境かどうかを気にされる方が多いのだと思います。
技術トレンドという点では、やはり生成AIの存在が大きいです。AIを実装・運用できる人材を求める企業が増えている流れの中で、新しい技術に投資している会社かどうかを重視される方が増えていると感じます。
― 紹介先の企業も幅広いとのことでしたが、それぞれ違いはありますか?
朝岡:はい、事業会社・SIer・コンサル・SESと、それぞれに特徴があります。
たとえば、SESは現場で経験を積みやすく、SIerは上流工程から関われる、コンサルはさらに超上流の領域に踏み込める、事業会社では要件定義の経験を持つ方が重宝される、といった違いがあります。上流を目指すといっても道筋は一つではなく、キャリアパスは多様化しています。
だからこそ私は、求職者の方が今どんなスキルを持っていて、これからどんなキャリアを描きたいのかを丁寧に伺ったうえで、その方の希望に合う企業をご紹介するよう心がけています。同じ「年収を上げたい」「スキルを伸ばしたい」という希望でも、その方に合う道は人それぞれだからです。
「御用聞き」にはならない。後悔のない意思決定を、客観的に一緒に問う
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― 求職者と向き合うとき、大切にしている流儀はありますか?
朝岡:私が一番意識しているのは、御用聞きにならないことです。
求職者の方の希望を伺って、その通りの求人をただお出しするだけなら、エージェントが介在する意味は薄いと思っています。私が大切にしているのは、その方が転職の目的・目標を、本当に達成できるかどうかです。希望をそのまま叶えることと、その方にとって良い選択を一緒に見つけることは、似ているようで違うと考えています。
転職活動を進めていくと、初回の面談で話していた軸から、少しずつ目線がズレてしまうことがあります。選考が進む中で、当初は重視していなかった条件に気持ちが傾いていくこともあります。内定をもらうこと自体が目的のようになってしまう場面も、決して珍しくありません。そういうときに、「本当にその意思決定で後悔はありませんか」と、客観的な視点で問いかける。当初の目的に立ち返るきっかけをつくる。それが、私の介在価値だと思っています。
― ときには、求職者の意向に対して立ち止まるよう促すこともあるのですね。
朝岡:そうですね。ただ、求職者の方を否定したいわけではまったくありません。
私自身も転職を経験していて、決断の前に迷う気持ちはよくわかります。だからこそ、求職者の方の気持ちに寄り添いながら、それでも長い目で見て後悔しない選択になるかを、一緒に確かめたいと思っています。耳ざわりのいいことだけを言って、その場の希望を叶えるのは簡単です。でも、転職はその方のキャリアにとって大きな意思決定です。
求職者の方が見えていなかった視点をお伝えしたり、もう一度立ち止まって考える時間をつくったりする。厳しいことを言いたいのではなく、その方が数年後に「あの選択でよかった」と思えるように伴走したい。だから、迷う気持ちに寄り添いつつも、流されずに問い返すことは手放さない。その思いで、客観的に問いかけることを大切にしています。
今すぐ決めなくていい。本当の気持ちに気づくためのキャリア相談
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― 最後に、転職を考え始めたエンジニアの方へ、メッセージをお願いします。
朝岡:転職を少しでも考え始めた方がいれば、ぜひ気軽にお話ししに来てください。
私自身も転職を経験し、エージェントを利用したこともあるので、利用者側の気持ちはよくわかっているつもりです。サービスを受ける側として感じた不安や戸惑いも知っているからこそ、同じ目線でお話しできると思っています。
業界のプロと話すこと、エージェントと話すことは、自分の本当の気持ちに気づくきっかけになります。「転職したい」と思っていたけれど、話すうちに今の環境の良さに気づくこともありますし、逆に、漠然とした迷いが「やっぱり挑戦したい」という意思に変わることもあります。今すぐ転職すると決まっていなくても、まったく問題ありません。まずは気軽にお話しする感覚で、ご相談いただけたらうれしいです。
自分の市場価値を、ブルームテックに相談してみる
― 朝岡さんは、求職者の方にとって、どのような存在でありたいですか?
朝岡:本音で話せる相談相手でありたいです。
キャリアの悩みは、一人で抱えていると、何が本当の気持ちなのか自分でもわからなくなることがあります。「転職すべきだ」と思い込んでいたことが、話してみると違ったり、逆に、ずっと我慢していた違和感が、整理してみると向き合うべき課題だったり。そうした自分の本当の気持ちは、誰かと話す中で見えてくるものだと感じています。
だからこそ私は、希望をそのまま受け取るのではなく、その方にとって本当に納得できる選択は何かを、同じ目線で一緒に考えていきたいと思っています。利用者側の気持ちもわかるからこそ、安心して本音を預けてもらえる存在になりたい。転職するかどうかを決めるためではなく、まずは自分の気持ちを整理するために。そんな気持ちで、気軽に話しに来てもらえたらうれしいです。
ブルームテックが支援するエンジニアキャリア
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ブルームテックは「IT × HR」を軸に、バックエンドエンジニア・Webエンジニア・インフラエンジニアから、SES・ITコンサル・AIエンジニアまで、幅広い職種のキャリアを支援しています。
ご紹介先は、Java・Go・TypeScript・Python・PHP・Ruby や React・Vue.js、AWS・GCP上でDocker・Kubernetesを扱うモダンな開発環境まで、多様な技術スタックの企業をカバー。
特徴は、案件を会社都合で割り当てるのではなく、ご本人のキャリアから逆算して選べること。一人ひとりに伴走するキャリア面談を起点に、生成AI時代に対応したAI研修、外国籍エンジニアや女性エンジニアの専門支援、フルリモート可の案件まで、多様な「働きたい」に応えます。