日本でキャリアを築きたい外国籍エンジニアにとって、転職活動には期待だけでなく、不安も伴います。言葉の壁や文化の違い、面接での伝え方、日本企業での働き方など、スキルだけでは乗り越えにくい悩みを抱える方も少なくありません。
ブルームテックでCA(キャリアアドバイザー)を務める菅原さんは、大学時代にカナダでワーキングホリデーを経験し、異国の地で仕事を探す大変さを自ら体験してきました。だからこそ、外国籍エンジニア一人ひとりの背景や価値観を丁寧に理解し、不安に寄り添いながら、日本でのキャリア選択を支援することを大切にしています。
今回は、菅原さんのこれまでの歩み、ブルームテックに入社した理由、外国籍エンジニアの転職支援で大切にしていること、そして日本で挑戦したいエンジニアの方へのメッセージを聞きました。
異国で働く大変さを知っているからこそ、求職者の不安に寄り添いたい
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― まずは、自己紹介をお願いします。
菅原:ブルームテックでCA(キャリアアドバイザー)を担当している菅原香蓮です。
小さい頃から英語に触れる環境で育ち、自然と海外や異文化に興味を持つようになりました。言語を学ぶことはもちろん、自分とは異なる価値観や考え方に触れることが好きで、大学は外国語大学に進学しました。
大学在学中には、カナダのカルガリーでワーキングホリデーも経験しました。現地では、言語や文化の違いに戸惑うこともありましたが、その経験を通じて、自分から行動することの大切さや、相手の背景を理解しながらコミュニケーションを取ることの重要性を学びました。
異文化の中に身を置くことは、私にとって新しい視点を得る大切な機会でした。自分にとっての当たり前が、必ずしも相手にとっての当たり前ではない。そうした経験を重ねる中で、一人ひとりの価値観や人生の選択を尊重したいという思いが、自然と強くなっていきました。
― お休みの日はどう過ごされているのですか?
菅原:休日は家でゆっくり過ごすこともありますが、どちらかというと外に出かけて、さまざまな場所に足を運ぶことが多いです。
特に好きなのは、雪山でスノーボードをすることです。自然の中で体を動かすと気持ちが切り替わりますし、普段の仕事とは違う環境に身を置くことで、良いリフレッシュになります。
ほかにも、温泉や旅行、ドライブも好きです。海や山、緑の多い場所に行くと自然と気持ちが落ち着き、また仕事を頑張ろうと思えます。
― ブルームテックに入社した理由を教えてください。
菅原:きっかけは、大学在学中の異文化体験でした。
カナダのカルガリーでワーキングホリデーを経験し、異国の地で仕事を探す大変さを身をもって知りました。言葉の壁だけでなく、仕事の探し方や面接での伝え方、文化や価値観の違いなど、日本にいるときには想像できなかった難しさがありました。
その経験があったからこそ、日本で働きたいと考える外国籍の方たちを支える仕事がしたいと思うようになりました。異文化の中で仕事を探した経験がある自分だからこそ、不安や悩みに寄り添いながら、その方に合ったキャリアづくりを支援できるのではないか。そう感じたことが、ブルームテックに入社した理由です。
― 自分自身も体験したからこそ、外国籍のエンジニアの方が、日本で職を探す大変さがより身近に感じたのですね。
菅原:日本では、今後ますますエンジニア人材の必要性が高まっていくと考えています。IT人材の需要が拡大する中で、外国籍エンジニアの方々が持つスキルや経験は、日本企業にとって大きな力になるはずです。
一方で、企業側には、外国籍人材の採用や受け入れ体制に対する不安もあります。言語や文化の違い、働き方に対する考え方、社内コミュニケーションなど、乗り越えるべき課題も少なくありません。
だからこそ、日本企業と外国籍エンジニアの間に立ち、双方が安心して出会える架け橋になりたいです。求職者にとっては、自分らしく働ける環境を見つけるきっかけに。企業にとっては、事業成長につながる優秀な人材との出会いに。その両方を支えられる仕事に魅力を感じ、ブルームテックへの入社を決めました。
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AI・Webサービス領域の成長企業で、技術力を活かせるキャリアを支援
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― 今の仕事について教えてください。
菅原:ブルームテックのCA(キャリアアドバイザー)として、外国籍エンジニアの方の転職活動をサポートしています。日本でのキャリアアップを目指す方や、日本への移住を視野に入れている方に対して、転職活動全体を総合的に支えることが私の役割です。
求職者の方がこれまでどのような経験を積んできたのか、どのような技術を持っているのか、そして今後どのようなキャリアを築いていきたいのかを丁寧にヒアリングします。
そのうえで、日本企業でどのような可能性があるのか、どのようなポジションであれば強みを活かせるのかを、一緒に整理していきます。
― 外国籍エンジニアの方は、どんな会社に興味を持つことが多いですか?
菅原:エンジニアならではの視点として、「モダンな技術スタック」は特に重視されるポイントだと感じています。「最新の技術やフレームワークに触れられるか」「自分のスキルを継続的に伸ばせるか」「エンジニアとして市場価値を高められる環境かどうか」を見ている方は多いです。
また、単に新しい技術を使っているだけでなく、自分の裁量で技術選定やアーキテクチャ設計に関われるかどうかも重要です。指示されたものを実装するだけではなく、課題に対してどの技術を使うべきか、どのように設計すればより良いプロダクトになるのかを考えられる環境に魅力を感じる方は多いですね。
外国籍エンジニアの方の中には、海外での開発経験を持ち、自分の専門性やキャリアの方向性が明確な方も少なくありません。だからこそ、日本で働くうえでも、技術者として成長できる環境かどうかを大切にしていると感じます。
― 技術面以外で、外国籍エンジニアの方が重視するポイントはありますか?
菅原:もう一つ重視されるのが、働き方の柔軟性です。フルリモートやフルフレックスが導入されているかどうかを、前提条件として見る方も多いと感じています。特に、国境を越えて日本で働く方にとって、働き方の自由度は生活全体に関わる重要な要素です。
「通勤時間を減らして開発に集中したい」「家族との時間を大切にしたい」「自分が最もパフォーマンスを発揮できる時間帯に働きたい」と考える方も少なくありません。単に楽をしたいのではなく、効率的に働きながら成果を出し、長く安定して日本でキャリアを築きたいという思いがあるのだと感じます。
そのため、外国籍エンジニアの方が興味を持ちやすいのは、技術的に成長できる環境があり、かつ柔軟な働き方が整っている会社です。「モダンな技術に触れられること」「自分の裁量を持って開発できること」「生活とのバランスを取りながら働けること」。そうした要素を総合的に見ながら、応募する企業を選んでいる方が多いですね。
― 実際には、どんな企業を紹介することが多いのでしょう?
菅原:よくご紹介させていただいているのは、最先端のAI技術やWebサービスを開発している、少数精鋭のITスタートアップやプロダクトカンパニーです。大きな組織というよりも、エンジニア一人ひとりの裁量が大きく、スピード感を持ってプロダクトづくりに関われる企業が多いです。
こうした企業は、日本語力だけで判断するのではなく、「きれいなコードが書けるか」「モダンな技術スタックに対応できるか」「自走して開発を進められるか」といった、純粋なエンジニアリングスキルを重視してくれる傾向があります。外国籍エンジニアの方にとっても、自分の技術力や実績を正しく評価してもらいやすい環境だと思います。
また、年功序列ではなく、実力次第で重要なポジションを任せてもらえる点も魅力です。安定して働くだけでなく、技術力を伸ばしながら事業やプロダクトの成長にも深く関われるため、成長意欲の高い外国籍エンジニアの方にとって、非常に魅力的な選択肢になると感じています。
「対人理解」を大切に、一人ひとりの背景に合ったキャリアを考える
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― 求職者と話すとき、特に大切にしていることはありますか?
菅原:条件をマッチングさせるだけでなく、「対人理解」を大切にしています。スキルや経験、希望年収、勤務地、働き方などの条件を整理することも大切ですが、それだけではその方に本当に合う選択肢を提案することは難しいと感じています。
特に外国籍エンジニアの方は、育ってきた環境や働いてきた国、仕事に対する価値観、家族との関係、将来の暮らし方など、背景が一人ひとり異なります。たとえば「リモートで働きたい」という希望一つをとっても、集中して開発に向き合いたいのか、家族との時間を大切にしたいのか、日本での生活にまだ慣れていないのかによって、本当に重視すべき条件は変わってきます。
だからこそ、言葉の表面だけで判断するのではなく、その方の人生や価値観まで深く理解することを大切にしています。対話を重ねる中で、「この人になら本音で話せる」と思っていただける信頼関係を築くことが、キャリアアドバイザーとして重要だと感じています。
日本で挑戦する外国籍エンジニアにとって、一番の理解者でありたい
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― 最後に、転職を考え始めたエンジニアの方へ、メッセージをお願いします。
菅原:転職活動というと、すぐに応募先を決めたり、今の会社を辞める前提で動いたりするものだと思われるかもしれません。でも、私たちは、最初から転職を勧めることはしません。
まず大切にしているのは、その方自身を深く理解することです。これまでどのような環境で学び、どのような仕事に向き合い、何にやりがいを感じてきたのか。そして、これから日本でどのようなキャリアを築いていきたいのか。そうした一つひとつを、丁寧に聞くところから始めます。
特に外国籍エンジニアの方にとって、日本でキャリアを築くことには、期待だけでなく不安もあると思います。言葉の壁や文化の違い、面接での伝え方、日本企業での働き方など、まだ整理できていない悩みも含めて、まずはそのまま話してほしいです。
自分の市場価値を、ブルームテックに相談してみる
― 菅原さんは、エンジニアの方にとってどのような存在でありたいですか?
菅原:私は、異国の地で挑戦しようとしている方の「伴走パートナー」でありたいと思っています。「日本で自分の技術を活かしたい」「もっと成長できる環境に挑戦したい」「家族や将来のために、より良いキャリアを築きたい」。そうした思いに一番近くで寄り添い、一緒に考えられる存在でいたいです。
キャリアの選択肢は、一人で考えているだけでは見えにくいこともあります。自分では当たり前だと思っていた経験が、企業から見ると大きな強みになることもありますし、不安に感じていたことも、整理してみると乗り越えられる課題だったと気づけることもあります。
だからこそ、まずは気軽に話してみてほしいです。転職するかどうかを決めるためではなく、自分の可能性を知るために。日本で自分の技術を活かして挑戦したいエンジニアの方にとって、一番の理解者であり、伴走パートナーとして、これからの可能性を一緒に広げていきたいです。
ブルームテックが支援するエンジニアキャリア
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ブルームテックは「IT × HR」を軸に、バックエンドエンジニア・Webエンジニア・インフラエンジニアから、SES・ITコンサル・AIエンジニアまで、幅広い職種のキャリアを支援しています。
ご紹介先は、Java・Go・TypeScript・Python・PHP・Ruby や React・Vue.js、AWS・GCP上でDocker・Kubernetesを扱うモダンな開発環境まで、多様な技術スタックの企業をカバー。
特徴は、案件を会社都合で割り当てるのではなく、ご本人のキャリアから逆算して選べること。一人ひとりに伴走するキャリア面談を起点に、生成AI時代に対応したAI研修、外国籍エンジニアや女性エンジニアの専門支援、フルリモート可の案件まで、多様な「働きたい」に応えます。