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「プログラミングだけをやるのはエンジニアじゃない」CTOが描くBitStarとテクノロジーの関係性【Starインタビュー】

ーみなさんこんにちは!今回はBitStarで働くことの面白さ・魅力について、創業メンバーの一人でもあるCTOの山下さんにお話を伺います。山下さん、よろしくお願いします!

はい、よろしくお願いします!なんか改めてインタビューとなると不思議な感じがしますね(笑)

執行役員CTO
山下 雄太
慶應NY高を卒業後、慶應義塾大学理工学部電子工学科に進学し、ラクスル株式会社の創業に携わる。大学卒業後、グリー株式会社に入社し、SNSや国内外のプラットフォームの立ち上げに従事。並行して国内外の新卒採用にも関わり、同社のグローバル展開を担う人材採用に貢献。2013年、ラクスルにCTOとして入社。2016年7月、BitStarに入社。取締役CTOに就任し、開発領域を管掌。2021年10月より執行役員CTO。

ーまずは山下さんがプログラミングを始めたきっかけを教えていただけますか?

僕、親の転勤で中学入学から高校卒業までアメリカに住んでいたんです。中学時代はテネシー州とサウスカロライナ州にいたんですが、高校は慶應NY高に進学しました。高校一年の時にオープンソースのゲームで同級生と遊ぶようになって、そこが一番最初のきっかけですね。

当時はPerlで書かれているものを全てPHPに書き換えたりとかしてました。あとは、放送部の編集長だったので、日常的に動画の編集をしたり、学園祭では音響・照明・撮影・編集までをやっていましたね。今思うと、現在のBitStarの事業領域と遠い存在ではなかったんだなと感じます。

ーなんという高校時代なんでしょう…プログラミングはどうやって覚えたり勉強していたんですか?

完全に独学でしたね。ネットで調べたり、定期的に日本に一時帰国する際に書籍をまとめて購入したりして勉強していました。そこから自然と今のエンジニアキャリアに繋がっていったと思います。

ーその後、大学は日本で進学されたんですね。

はい、特に海外での大学進学に対する強いこだわりがあったわけでもないので、慶應義塾大学へ進学しました。進学する際にはSFC(湘南藤沢キャンパス)も面白そうだなと思い迷ったのですが、大学ではより基礎と専門性をしっかりと学びたいと考え理工学部に入りました。大学では矢上祭(理工学部の学園祭)実行委員会に入り、そこでBitStar代表の渡邉、創業メンバーの原田と出会いました。

ー3人はかなり古くからの付き合いだったんですね!

よくよく振り返るとそうですね。当時から人の繋がりは大事にしてきました。それ以外にも、大学時代はIT企業でインターンもしていたことから、自分の中でITやベンチャーという領域はけっこう身近なものでしたね。

ー大学卒業後は新卒でGREEに入社されていますよね。

はい。当時のGREEはまだ100名程度の規模で、僕も社員番号168番で入社しました。非常にテックドリブンな会社という印象を持っていたのが入社理由です。代表の田中さんもエンジニアでしたし、面接でお会いした社員の方もとても話しやすかったです。あとは、学生時代にインターネットビジネス研究会という学生団体に入っていたんですが、当時GREEの副社長だった山岸さんが学生時代に立ち上げたサービスを僕らがそこで引き継いでいたりと繋がりを感じていたことも大きく影響し入社を決めました。

入社後は、ちょうど当時はガラケーからスマホへと切り替わっていくタイミングだったこともあり、スマホサービスの開発や新規事業に携わりました。

ーそしてその後、ラクスルへ転職されていますね。

実はラクスルも大学時代の時からの繋がりで立ち上げを手伝っていたんです。学生時代、慶應カメラクラブというサークルにも入っていて、当時の部長がラクスルCo-Founderの利根川さんだったんです。そこからCEOの松本さんとも話すようになり入社を決めました。

人との繋がりや、そこから生まれるやりやすさって、事業が刻々と変わっていっても変化しないものだと思うんですよね。なので、転職する時にはその繋がりを重視するようにしていました。ラクスルではサービスの立ち上げから社内システムのオペレーション効率化など、色々な経験をさせてもらいました。

ーそこからBitStarへ転職されたきっかけはなんだったんですか?

BitStarも入社する前からよく遊びに行ったり、技術的な相談には乗っていたんです。ちょうどラクスルの事業成長と自身のエンジニアとしての成長のバランスが合わなくなってきて転職を考えた時に、BitStar代表の渡邉に「もしかしたらもしかするかも」って連絡をしたら転職することになりました。

当時は「Bizcast」というサービス運営をしていたのですが、ちょうどそこからYouTubeビジネスへと潮目が変わっていくタイミングで、成長性を感じたと同時に面白そうだなと。世の中におけるコンテンツとIT、メディアとITの関係性が変わっていくタイミングでこの事業に関われたら楽しそうだなと純粋にワクワクしましたし、学生時代から知っている渡邉や原田と働けるという安心感もあり、特に不安もなく入社しました。

ーそうだったんですね。当時と今では、マーケットも会社も大きく変わっていると思いますが、山下さんから見たBitStarの魅力はどんなところですか?

BitStarは創業メンバーが理系揃いなこともあり、データや数値にはこだわりが強い会社です。当時からデータの重要性を感じ、IPRというサービスを作ってデータ収集・分析をしていました。その心構えがあったことが、現在の会社としての最大の強みに繋がっているんだと思います。

また、エンジニア・営業・クリエイターマネージャー・動画クリエイターなど、様々な職種の人が同時に社内に在籍していることも魅力です。多種多様な人が働ける環境ってなかなかないと思うので、意外と貴重なんじゃないかなって。

社員同士がお互いを認め尊重し合い頑張っていけるのはBitStarの魅力だし、だからこそいろんな業界の人が入社してくれて、各事業をそれぞれバランスよく伸ばしていけて、会社として良い方向に進めている。これこそが会社としての大きな魅力です。

ーそんな中で、山下さんはこれからBitStarのエンジニア組織をどうしていきたいと考えているか教えていただけますか?

BitStarのエンジニア達は、技術者として伸びしろがあり、学習意欲が高い人が多いですし、会社としてもまだまだ伸びしろが大きくやれることが山ほどあります。BitStarが保有している161億フォロワーといった億単位の分析材料があるのは面白いと思いますし、未知の領域にみんなで取り組んでいきたいですね。

また、僕が入社した当時のBitStarのビジネス領域はYouTube周辺だったのですが、そこからTwitter、InstagramやTikTokといったマルチSNSプラットフォームへとどんどん広げていっていますし、今後も新しいソーシャルメディアやプラットフォームが世に出てくると思います。会社として、拡張性があるシステムを目指してつくっていきたいと考えています。

わからない領域がたくさんある中で、ひとつひとつ紐解きながら機械学習やAIの仕組みを応用しながら業務効率化をしていくスタンスでみんなと働いていきたいです。BitStarのエンジニア達は技術のみでなく非エンジニアの経験・能力があるメンバーが多く、DX化のためにはそういった非エンジニア領域への理解や適応が重要なポイントだと考えています。

ーちなみにこの記事を読んでいるのはエンジニアの方が多いと思いますが、エンジニアとして成長するためにはどんなことをしたらいいんでしょうか?

まずはいろんなことに好奇心を持つこと。ITに限らずですが、好奇心を持てるかどうかはとても大事で、それをどう良くするか、解決するかのツールとしてプログラミングがあって、プログラミングだけをやるのはエンジニアじゃない。

物事に対してどれだけやるか、の深さを持って取り組めるかどうか、も大事ですね。好奇心の方向によって学ぶ領域も変わってくるので、広さと深さを持って取り組む姿勢が重要だと思っています。

ー山下さんは、普段どうやって技術や知識のアップデートをしているんですか?

セミナーや勉強会などのイベントにも参加しますし、あとは自分の周りの知り合いにはよくサービスの話を聞くようにしています。普段の業務だけだと知識の範囲が狭まってしまうし、かといってセミナーや勉強会ばかりだと、自分の興味があるテーマだけになってしまう。そこで、他のエンジニアとコミュニケーションをとることで、知識を広げていっています。

また、エンジニアのみならず、サービスの根幹・上流を知るという観点で周りの起業家と話したりもします。もちろん代表の渡邉ともそのあたりはよく議論しますね。技術だけに囚われず幅広く知識を吸収をしていくことを大切にしていて、まったく違う分野のサービスの話を見聞きしたりして自分の領域を広げるようにしています。

さらに、メディアなどで最新の潮流のキャッチアップなども欠かさないようにしています。その時は全然関係ないと思っていた技術が、BitStarでも活かせるタイミングはいつか必ず出てくると思うんです。自分の限界を超えるためにも幅広くアンテナを張っておくことを大切にしていますし、みんなにも是非そうしてみてほしいですね。

ー本日はどうもありがとうございました!

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