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転がりながらたどり着いた境地=サービスに全意識を集中させる

オンライン英会話株式会社ベストティーチャーに入る前

順を追ってお話します。

大学時代

大学時代はだめな大学生でした。変に背伸びしていて、ちゃんと仕事としてなにかをするわけでもないのに、気取っていました。それがたたって、大学を卒業した後ニートになりました。

そんなとき、サイバーの藤田さんの自叙伝に出会いました。通称「渋告」ですね。衝撃を受けました。大学生のときは、ミュージシャンや映画監督だけがクリエイターだと思っていました。ビジネスマンに興味がなかったです。でも、その本を読んで、会社作りやサービス作りもクリエイティブな仕事だと気付きました(ちょっと遅いですね。。)

とはいえ、就活もしていなかったので、就職先もない。

TAC時代

そこで、ビジネス系の資格をまずは取ろうと思い、どうせならと最難関の会計士試験を目指すことにしました。そこからはきつかった。。 2年半、1日も誰とも遊ばず、ひたすら勉強しました。TACに行ったのですが、心が入れ替わりました。不良少年が更生させられました。今まで半端に何事もやっていましたが、初めて何かに夢中になりました。

PwC to GCA

そして、会計士に受かり、世界最大の会計事務所PwCに入り、もっと戦略・財務寄りのことをしたいとM&AファームのGCA Savvianに入りました。

上司にも恵まれ、私的には順調な社会人生活でした。

起業へ

そんなとき、自分がやりたかったことはコンサルなのか?と思いました。藤田さんの本を読んで、会社作りと事業作りをしたいと思った気持ちを思い出したんです。

事業プランはいくつも考えました。でも、どれもしっくりこない。どれも心の底からやりたいと思えなかったのです。

そして、29歳から30歳になるとき。20代でやり残したことを時間をかけて考えました。

そのとき、「結婚」「起業」「英語」の3つをやってないと思ったのです。1つ目のものはどうでもいいとして、英語がなぜそれだけ自分にとって大切かというと、社会人になったときに、英語だけはやっとけといろんな方に言われたのです。世界中にファームがある会社だったので、外国人と働く機会が多かったです。でも自分は話せない。周りは話せる。悔しかったですね。

そこから猛勉強しました。でも、まずまずぐらいの英語力でした。もっと英語を上達させたい、という気持ちと、あと、ベストティーチャーの原型を思いついていたのですね。

いろんな英語学習方法をためしたのですが、わかったことは「受け身の姿勢で勉強していてもまったく身につかない、自分がこれを話せるようになりたいということを明確にする必要がある」ということ。

詳しくは日本にいながら英語が話せるようになった人がみんなやっている3つのことに書きました。

この勉強方法であれば、英語が話せるようになるという確信があったので、これをWebサービスとして提供したいと思いました。

それで、「起業」と「英語」を同時にやることにしました。

現在

起業してからは紆余曲折ありました。悶絶して転がりながら、なんだかんだで集客の仕組みも、オペレーションの仕組みも出来上がりました。

そして2016年になったときに、今年は「サービスに全意識を注ぐ」と決めました。

元々ビジネス系なので、マーケティングとかPRとか好きで言ってみれば得意分野なので、ついついそこに時間を使ってしまうのですね。

でも、そんな意識で、サービスを劇的によくすることはできない。よって、2016年はもうマーケティングとかPRとかやらない、と。そんなのは仕組みがあるので心配しなくていい。そうじゃなくて、今のお客様に提供しているサービスの1つ1つに狂気のようにこだわりたいと思いました。

そのための準備を行い、私はほとんどの時間をサービス改善に使えるようになりました。

今後どういうことをしていきたいか

4年ぶりの新作、英語学習アプリを作りたいiOSエンジニアを募集 に求人を掲載していますが、これに尽きます。

先日読んだサイバーの藤田さんのインタビューに、

これまで長くネットビジネスをやってきましたが、ネットビジネスって「惰性」で開いてもらったり、使ってもらわなくちゃ終わりなんですよ。「なんとなく開く」という人々の行動様式に合うサービスでないと、死を意味します。

とありましたが、スマホアプリではまさにこれをやりたい。

超能動的にライティングとスピーキングをやる今のWeb版のベストティーチャーと、超受動的にリーディングとリスニングをやるスマホアプリ版のベストティーチャー、これを組み合わせると死ぬほど上達感を味わえる、そんなイメージです。

iOSエンジニアの方と、どんなサービスがいいか議論したいですね。それ自体が至福の時間。サイバーの藤田さんの本を読んでビジネスを作りたいと思った時、あの頃の未来に僕らは立っているわけですね。

そんな感じですので、是非会社に遊びにきてください。

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