こんにちは。ベルフェイスで人事の責任者をしている西島です。
今回はカナダ出身で入社1年のエンジニア、チャールズに話を聞きました。IT企業を経営していた父の影響で高校時代から開発を行い、そのキャリアは10年以上。5年前から日本でエンジニアとして活躍しています。
ベルフェイスでは、フルリモートでバックエンドエンジニア(※注1)として働くチャールズ。日本人より細やかな仕事に対する姿勢とは?フルリモートで働くことのメリットについても語ってもらいました。28歳でエンジニア歴10年のチャールズが語る。ベルフェイスの良さとはずばり…!?
――これまでの経歴を教えてください
カナダのモントリオール出身で、日本に住んで5年になります。元々音楽が好きで、影響されたアーティストの方がほとんど日本の方だったんです。そのため日本でバンドをやりたいと思い、来日しました。 しかし、日本語はアニメ言葉以外全く喋れなかったんです(笑)なので最初はワーキングホリデーで1年間レストランでアルバイトをしていました。その後半年間日本語学校に通い、友人の紹介で開発の仕事を見つけました。
元々、父がIT系の会社をしていたので、その影響もあって、高校生の頃からJavaScript、HTML、PHPを趣味で行い、卒業後はWeb開発の仕事に就こうと思っていました。そのため今28歳ですがもう10年目になりますね。カナダでも一般の方からしたら珍しいと思います。
最初は半分外国人、半分日本人の会社で約1年半働きました。開発向けの日本語はその会社で学びましたね。その後改めて音楽がしたいと思い、週3日勤務で1年働きましたが、彼女が出来たのを機にフルタイムの仕事を探しました。これまでの会社ではお客様から依頼されたものを作っていて、どれだけ良いものを作っても自社の事業が大きくなる実感はありませんでした。なので次は自社サービスやアプリの開発を行える会社が良いと思っていました。
――ベルフェイスとの出会いと決めた理由はなんですか?
リモートで仕事がしたかったんですが、出来る会社が少なかったんですよね。そんな中友人に紹介されたのがベルフェイスです。今はフルリモートで仕事をしていますが、自宅はオフィスとしても、音楽スタジオとしても使っています。
エンジニアじゃない人からすれば、プログラミングって何に何時間かかるか、そもそもほんとに仕事してるか分からないですよね。ですがベルフェイスは信頼してくれてリモートで仕事をさせてくれているのでとても感謝しています。ちなみにベルフェイスを紹介してくれた友人…今岡と言いますが、実は彼も僕が入った後にベルフェイスに入っています(笑)
――ベルフェイスでの仕事内容を教えてください
バックエンドの開発をしています。チームの中で担当が分かれていますが、自分はリファクタリング(※注2)や新機能の開発など幅広い業務を任せてもらっています。
また最近はLaravel、Vuejs、Kubernetesなどの最新技術を取り入れ、技術基盤のリニューアルに取り組んでいます。ベルフェイスでは新しい技術のキャッチアップが推奨されますし、業務として取り組める環境があるのが良いですね。
他にも仕事ではないんですが、週に1回代表の中島とベルフェイスを通して英会話レッスンをしていて。その中で相手から気軽にリアクションをもらうスタンプ機能のようなものがあったら面白いんじゃないかと思いつき、提案してみました。その結果、プロトタイプを作成して自らテスト運用をやってみることになりました。ベルフェイスの良いところは、発案者は誰であっても良いアイディアはプロダクトに採用されるし、手をあげると任せてもらえる環境があるところだと思っています。
――開発の楽しさってなんですか?
例えば、何かを作りたいという依頼があったときに、どうすれば作れるかを想像して、プロセスを組み立てて、作り続けたら動くっていう一連の流れが楽しいですね。 あ、でもスムーズにいくと楽しいですが、途中でだめだなと思ったときはまた1からやったり…たまに地獄にいくこともありますが(笑)
――日本とカナダの働き方で違うところを教えてください
一番は時間ですね。ベルフェイスの場合は違いますが、日本は長時間働きます。特に1社目は遅くまで働いていましたね。しかも長時間働くから、みんな疲れて生産性が悪い。 そのループなんです。短い時間で集中して帰ってからリラックスすればいいのにと、常に思っていましたね。カナダではそこまでの長時間労働は法律的にダメです。
またカナダではリラックスルームやダイニングがあるようなオフィスでも家のように感じて欲しいという企業で働いていました。そこでは疲れたら帰るというよりリラックスルームに行っていましたね。
あとは敬語や名刺のマナーも違いますね。海外でもお客様の前では丁寧に話しますが、日本ではもっと丁寧(笑)理解はしていますが、まだ敬語や尊敬語は混乱します。
――今後ベルフェイスでやりたいことを教えて下さい。このままずっと日本ですか?
今はずっと日本でいいと思っていますが、両親の健康や子供が生まれたりなどがあればカナダに戻る可能性もあります。ベストはカナダにも日本にも家を持って、夏はカナダ、冬は日本の生活ですね(笑) でもベルフェイスであればそれも可能だと思っています。今入社1年経って信用もされてきました。海外にいても、大事なミーティングさえ戻って来れば良くなるんじゃないでしょうか。
また、将来的にグローバル展開をしたら即戦力になりたいですね。外国人社員1号として日本の会社の文化を伝えられると思いますから。
――最後にメッセージをお願いします!
開発は、一歩ずつベイビーステップでも進められれば誰でも楽しんで出来ます。
ベルフェイスの環境はこれまでの10年間の中でベストです。仕事内容も面白いし、チームのサイズ的にもみんなの意見を大切にしてくれます。例えば開発者が5000人とかいれば、何か変えようと思っても半年くらいかかりますよね(笑) 僕が入ってこの1年でだいぶベルフェイスブームが来ていると思いますし、社員数だけでも4倍になりました。今の頑張りが続けば大きくなる会社だと思いますよ。もちろん海外の方にも働きやすいです。ぜひ一緒にベルフェイスを作っていきましょう!
※注1 バックエンドエンジニア:サーバーサイドやデータベースのシステムの要件定義/設計/開発業務などを手掛けるポジション。
※注2 リファクタリング:コンピュータプログラミングにおいて、プログラムの外部から見た動作を変えずにソースコードの内部構造を整理すること
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