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【Beer and Tech Interview #12】「このメンバーとなら花き業界を変えていける」花き業界での再チャレンジを彼女が決意した理由とは?

2021年5月にBeer and Techへジョイン。過去の経験を存分に活かし、仕入れ担当として活躍、現場を支えている水野明日香。幼少の頃からお花が大好きで、園芸の専門学校を卒業し、花き業界で社会人をスタートするものの一度は異なる業界へ転職。Beer and Techと出会ったことによって、再びお花の仕事に携わることになった。そこにはどんなきっかけや想い、これからのビジョンがあったのか聞いてみた。

花き業界だけではなく、異業界にも挑戦。目まるぐしく過ぎる日々の中で見つけた大きな財産

「Beer and Techにジョインしたのは、お花屋さんが一年で最も忙しい「母の日」の直後でしたね」(水野)

高校時代は華道部に所属し、高校卒業後は園芸専門学校に通い、花について一から学んだ。専門学校に通いながら、週末は都内一流ホテルのフラワースタジオでアルバイトをし、お花のメンテナンスや納品に明け暮れていた。「思い返してみると、花を見る目を養うことはもちろんのこと、社会人としてもとても良い経験でした」と水野は言う。

専門学校卒業後は新卒で大手花屋に入社し、ブライダルフラワーコーディネーターとして勤務。日々新郎新婦と打ち合わせを行い、花材の発注から制作、納品までの全ての工程を担当。制作は主にブライダルブーケやブートニア、花冠、他にもメインテーブルやゲストテーブルの装花なども担当し、ブライダルブーケの制作数は、なんと1,500個(!)に及ぶというから驚きである。

その後、什器や建築金物・雑貨などを扱うメーカーへ転職。営業アシスタント兼資材購買アシスタントとして、顧客と仕入れ先双方との関りを大切に日々業務に励んだ。

「受電やメール処理をはじめ見積書や提案書の作成、仕入れ商品の選定や見積り依頼、仕入れ先の開拓など、当時は本当に色々な業務を担当させてもらいました」(水野)

花き業界から一変、全く異なる業界での事務経験は、水野にとって大きな財産となった。

同じビジョンを持った仲間たちとの出会い、花き業界での再チャレンジを決意

そして、2021年5月Beer and Techに転職をしたことで、再びお花の業界へ戻ることになる。

「私自身、花き業界での仕事は手作業が中心で、非効率なことが多いと感じていました。自分だけでは業界を変えられる力はないから、花き業界に戻るのであれば、その部分が解消されないと難しいと感じていたときにBeer and Techの掲げるビジョン「ビジネスとテクノロジーの力で、古い産業の非効率を解消し、人と向き合う時間がもっと増えれば、きっと人生は豊かになる」に深く共感し、魅力を感じました。ここでなら、今まで経験してきた現場作業と事務作業の両方を活かして、仲間と一緒に少しずつ変えていくことが出来るのではないか?自分一人だけでなく、周りのみんなが同じビジョンに向かって仕事をしていることがとても心強いと感じジョインを決めました。(水野)

市場・メーカー・仲卸との信頼関係、現場フローリスト、力強いチームメンバーとの絆が繋いでいくお花のバトン

普段は、主に生花やドライフラワーの発注を担当。最近は、原価率の分析などにも少しずつ取り組んでいるという。花材の発注先は、市場・メーカー・仲卸などで、綿密に連絡を取りながら発注作業を行っているが、市場や仲卸とは一ヶ月に一度程度の打ち合わせを行うなど、何よりもその信頼関係を大切にしている。

フレックスタイムを利用し、自宅で時間を調整しながら勤務することが多いが、自分が仕入れた花材の確認にも余念がない。「花材の状態を定期的に見るために1~2週間に一回は現場へ出勤し、フローリストのメンバーにも細やかにヒアリングを行っています。」と水野は言う。

所属するオペレーション部門のPD(仕入れ担当)は、普段から全員がリモートワーク。コミュニケーションは主にオンラインで取り合っている。「先輩メンバーは経験も知識も豊富で、判断に迷った時にはすぐに相談してしまいますが、いつも丁寧に答えてくださるので、本当に頼りにしています」(水野)

個々での作業が多いものの、それぞれが休みを取りながら連携して発注業務にあたり、それらの仕事がすべて一つに繋がっている感覚がある。そして、PDの「チーム力」を事あるごとに実感しているのだ。

入社後、次々とやってくるチャレンジを解決するたびに感じる「最高のチーム」と自分自身の成長

お花も大好きですが、浜辺で波の音を聞きながら、綺麗なシーグラスや貝を探して拾うのも好きです!お休みの日や旅行へ行った時の私の楽しみです♪

入社前は「仕入れだけを淡々とこなしていくのかな」と思っていたが、実際はそうではなく驚いたそう。ピボットテーブルや関数を習得し、作業効率を上げたり、分析を行う日々。「考えてみれば、自分がスキルを身に付けないと『非効率の解消』は出来ないので当たり前なのですが、失念していました(笑)」(水野)

まだまだ整っていない部分も徐々に見えてきたが、その解決とともに自分自身の成長も感じている。そんな水野には入社後、特に印象に残っている出来事が2つある。

敬老の日に花材が足りなくなってしまい、必死に集めたこと

チームメンバーと走りまわってお花を探すことになった敬老の日。足りていない花材の商品制作は待ってもらい、その間に現場では他の制作を進めてもらったため、結果的には滞りなく出荷が出来た。現場のその柔軟性とフォロー力の高さに圧倒されたと同時に、現場メンバーには感謝の気持ちが溢れた。

産地から花材の仕入れを初めて「直接」行えるようになったこと

もともとオリーブの枝を使用している商品があり、ただ入荷が不安定なため販売開始に不安があったことがきっかけとなった。それならば「直接仕入れてしまおう!」僅かではあったが、原価の削減にも繋がった。自ら産地に直接交渉して結果に繋がった出来事であるため、印象に残っていると同時に自信にも繋がった。

いただいた注文のひとつひとつに、お客様の思いがこもっているということを忘れない

発注作業中、お客様からのコメントを読んで、心がじんわりと温かくなったり、時には悲しくなったりするという水野。コメントによって、発注内容を変えることもある。お客様の顔が見えずに、ついつい忘れてしまいそうになることもあるが、ひとつひとつの注文にお客様の思いがこもっていることを覚えていたい。そんな気持ちで日々の業務に取り組んでいる。

そして、同じくらい大切にしたいのが、日々一緒に働くメンバーへの感謝の気持ちだ。

「Beer and Techの環境を一言で表すと、スバリ『周りの人たちのバックアップが厚い』分からないことがあるとき、困ったとき、ミスをしてしまったとき、必ず誰かが助けてくれます」(水野)

自身も振り返ってみると、日々メンバーにフォローしてもらうことだらけだ。Beer and Techには、そうやって誰かが困っている時には喜んでフォローするだけでなく、自分がフォローされる側になった時も、その助けを素直に受け入れて、感謝できる人がとても多い。

そんな水野には今後「産地への訪問や産地からの直接仕入れを増やしていく」という展望がある。自信を持っておすすめできる花材で、産地が分かるような商品企画が出来たら面白いと密かに思っていると笑顔で話す姿を見るとわくわくする。

「花き業界を変えたい、と思っている人とぜひ一緒に働きたいです。色々なことに挑戦したい方には、ぴったりの環境だと思います。ご応募をお待ちしています!」(水野)

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