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リクルートを1年でやめたプロダクトマネージャー小田は、「ドライブシェア」で日本の移動を変える【Azit CEO対談 vol.5】

対談企画:“AZITER INTERVIEW BY CEO”

株式会社Azit 代表取締役CEOの吉兼周優が自ら、Aziterの「意志―WILL」「エネルギー―SPARK」「人間性―PEOPLE」にフォーカスしていく対談企画。第5回目は”おだっち”こと、小田 啓です。

2016年新卒でリクルートホールディングスに入社し、住まいカンパニーに出向。SUUMOの企画開発を担当後、1年で退職。2017年7月からドライブシェアアプリ「CREW」のプロダクトマネージャーとして開発全般を担っている小田。「CREWを”電車”や”バス”のように、移動時に想起される一つの選択肢にしたい」と語る彼はどのような思いでCREWのプロダクト開発を進めているのか。Azit開発チームの代表として、開発環境の理念と実態について語ります。

<過去の記事>

・第2回:【Azit CEO対談】ドストエフスキー好きから、プログラミング漬けへ転身。十亀が目指す「味のある開発チーム」づくり

・第3回:【Azit CEO対談 vol.3】「自分の事業と呼べるものが欲しい。」 電通を辞め、スタートアップにジョインした鈴木が見るのは"次の1万日”

・第4回:【Azit CEO対談 vol.4】「会話が生まれる仕事がしたい」元スタバ青山はCREWで、温かいコミュニティをつくる

■ 登場人物プロフィール

吉兼 周優|HIROMASA YOSHIKANE

Azit CEO。1993年埼玉県生まれ。慶應義塾大学理工学部管理工学科卒。
2013年11月に株式会社Azitを創業。その後は同社にて、「“Be natural anytime”―自然体でいられる日々を」というミッションの元、CEOとしてモビリティ領域での事業を推進。自身もWEBデザイナー、開発者としてプロダクトやコーポレートデザインを手がけることも。現在は主にサービス開発領域全般を担う。

小田 啓|KEI ODA

Azitが運営する「CREW」のプロダクトマネージャー 兼 UI/UXデザイナー。
大学生の頃にNagisaでアプリディレクターを経験。ゲームアプリ「お金を愛しすぎた少女」はAppStore無料総合ランキング3位を獲得するなど活躍後、UIデザイン、プログラミング、ディレクションなどのスキルを活かし、受託開発、プロダクト開発などに従事。卒業後はリクルートに入社しSUUMOの開発に関わる。2017年7月から現職。

Azitは「技術と企画」でリアルな乗車体験を快適にする

── 本日は「CREW」のプロダクトマネージャーとアプリのUXデザインを担当しているおだっち。はじめに、今やっている業務を教えてください。

仕事の内容は肩書き通り、CREWの開発ディレクションをしながら、UXデザインを担当しています。これまでアプリディレクター、WEBエンジニア、デザイナーと幅広くやって来たのですが、最終的に「ユーザー体験にダイレクトに関われる企画・デザインの仕事に携わりたい」と思ってUXデザイナー兼プロダクトマネージャーとして入社しました。


── 「ディレクターとしてのキャリアを積みたい」というより「CREW」や、運営するAzitに関わりたいという思いで入社してくれたんだよね。

そうですね。決め手は周優さん(吉兼)からきたメッセージでした。「プロダクトを全部任せようと思っている」と伝えてくれて、ここまで任せてくれるなら、20代後悔しないでやりきれるなと。

リクルートの次の会社は、20代の時間のほとんどを費やすと思っていました。「成長したい」というよりも「人生のかけがえのない時間を、大切に、濃く過ごせるキャリアを選びたい」という思いが強かったんです。Azitの優秀なチームとともに、まだ日本にはない領域で、「当たり前に使われるプロダクトを生み出す」という挑戦は魅力的でした。


── プロダクトづくりが好きだもんね。実際に入ってみて、ギャップはあった?

いいギャップですが、思っていたよりテッキーな会社でした。周優さんはプログラミングもデザインもできて、須藤さん(CCO)も元iOSエンジニア。ビジネスサイドの人たちもSQLを普通に叩くような、エンジニアリングができる人たちばかりで、開発サイドにいる自分としては、とてもいい環境だなと。


── たしかにエンジニアにリスペクトがある会社だと思うよ。そんな環境でプロダクトマネージャーとして意識していることはある?

エンジニアフレンドリーな開発を意識しています。企画のMTGにもエンジニアが参加して、システム面の制約を聞きながら一緒に進めていますし、企画側が一方的に仕様を決めてあとはいついつまでに頼むよ!と乱暴に投げるようなことはカルチャーとしてないですね。

その他に「CREW」のプロダクト開発で意識していることは「CREWのユーザー体験がオンラインで完結しない」ということ。CREWのUXを改善するには「オンラインのサービス体験」だけでなく「オフラインの乗車体験」についても考えながら進める必要があるんです。


── アプリの中だけではなくて、CREWを使った乗車体験や、ドライバー体験も良くする必要があるってことだね。しかも、オフラインの体験もアナログのオペレーションで解決するのではなく、エンジニアリングで解決していくことができるのも面白いよね。

そうですね。CREWはスマートフォンのアプリを通してユーザー同士がマッチしているので、人と人が出会うまでには多くのデータが集まってきます。リアルタイム処理で発生した多くのデータを用いて、最適なマッチングアルゴリズムを考えたり、プロダクト体験の改善を行なっています。

昨年末から「CREW Supply Demand Lab」という研究開発機関を立ち上げました。それは過去の乗車データを用いてリアルタイムで配車の最適化をするチャレンジの一貫なのですが、他のプロダクトでは体験できない技術戦だなと思って、わくわくしています。


── 「人の移動データ」を保管し続けているサービスをテックスタートアップが開発しているからこそできる、技術的な挑戦だし、エンジニアリングがただの開発量を担保するものではなくて「ユーザー体験の強化」に効いてくるのは楽しいし、珍しい気がするね。

社員も業務委託も関係ない。全員が一丸となって進めるサービスづくりの秘訣

── 次は、開発チームや業務フロー、働き方についてだけど、まずは働き方について、おだっちから見てどんな感じ? 正直な話をしてください(笑)

開発以外にも言えることですが、働き方は社員に裁量が委ねられてますよね。スタートアップだからだと思いますが、平均してハードワークで、のぶさんがインタビューで言ってましたが、僕もプライベートと仕事の境目はなくなりました(笑)


── リモートで仕事することもあれば、夜遅くまでやったから午前はゆっくりしてますっていう人もいるよね。ちゃんとプロダクトにコミットしていればいいから、その人それぞれの裁量っていう感じだね。

あとは開発チームや業務フローについて、意識していることがあれば教えてもらえるかな?

開発チームは、フルコミットの社員もいますが、リモートで業務委託として働いてくれている人もたくさんいます。依頼内容を明確にして伝えることは意識していますが、そこを守ってコミットしてくれる方が多いので、出社の有無はあまり気にならないですね。

とはいえ人間関係的に必要だと思うので、週に2回のプロダクト定例MTGや月1回のランチなど、コミュニケーション量は担保しています。


── 普段の業務はGitHubやSlack、Zeplinなど、オンライン上ですべての情報が載るように意識しているから、そこを見れば業務は進められるからね。オフラインは人間関係のためって感じだね。

あとは、プロダクト開発チームとして、大切にしていることはある?

正社員、業務委託、インターン関わらず、みんなで一つの目標に向かっていく開発づくりを心がけているので、そのために開発に関わる人全員に毎Q(クオーター・四半期)で変わる経営目標を共有しています。例えば「今Qは●●にフォーカスします」「今Qはこの課題を一旦寝かせましょう」などの大きな目標も、役職や形態関係なく伝えるようにしているんです。

3つの指針で支える「ユーザーを幸せにするものづくり」

── いいものをつくる「開発姿勢」は聞いたけれど、ユーザー視点でいいものづくりをするために、大切にしていることはあるかな?

そうですね。開発で悩んだ時、大切な軸に立ち帰れるようにプロダクト設計の指針になる3つの「プロダクトベクトル」ーー『Easy』『Reliable』『Peaceful』ーーを定めています。

『Easy』は「やさしい設計にしようよ」ということです。CREWは一般の人たちに使ってもらうサービスなので、誰がみてもわかりやすい、伝わりやすいEasyな仕様を心がけています。とにかくシンプルに考えることを大切にしています。


── 次は『Reliable』だね。

信頼性があるっていう意味ですが、オンライン完結じゃなくて「人と人がオフラインで会って、車で移動する」という体験なので、信頼性がないと利用してもらえません。

ユーザーの皆さんに安心してサービスを使ってもらえるようサービスのクリエイティブにはこだわりを持って創っています。


── その指針に合わせて、おだっちが入ってからはUI全体のリニューアルも実施して、安心感を高めるためにデザインの統一性を持たせるアップデートをしたね。実際にユーザーから「アプリが綺麗だったから安心だと思って」という声も聞いているから、効果はあったんじゃないかな。

信頼性の面ではまさに、プロダクトサイドもビジネスサイドも連携しながら、ひと紡ぎのサービスをつくっている感じがするよね。

本当にそうですね。みんなでつくっている実感あります。

最後は『Peaceful』です。CREWには、ライダーさんとドライバーさんの二種類のユーザーさんがいますが、どちらも平等に、公平に幸せになってもらえるサービスでないといけません。意思決定をするときも「どちらにとってもいい選択か?」というのを常に意識しています。


── いいよね。C2Cプラットフォームとして両方のユーザーから愛されなくてはいけないから、誰も傷つけないように設計するというのは大切だよね。

CREWを「新しい移動手段」じゃなくて、「当たり前」にしたい

── では最後なんだけど、プロダクトマネージャーとしてプロダクトを担うおだっちの今後の目標について教えてください。

僕が一番やりたいことは、色々な移動手段、例えば「徒歩」「バス」「電車」など、たくさんの「移動の手段」がある中で「CREW」がすぐに想起される存在になること。今日は電車にしようか、CREWにしようか、そんな会話が生まれる未来を作りたいですね。

僕自身CREWを使って思うのは、非日常な体験だけど、生活に密着したサービスになるポテンシャルがあると思っているんです。

その実現の一歩として、2018年は会社として、より多くのユーザーへ価値を提供するための組織体制とプロダクトづくりを進めていきますが、僕もプロダクトマネージャーとしてそれを実現させていきたいですね。


── 体制という話では、おだっちはAzitのどこが魅力だと思う?

プロダクトづくりに関していうと、ありえないくらい幸せな環境にいると思っています。投資家陣もここでは名前は出せませんが、めちゃくちゃ実績のある方たちがいて。


── 外部の投資家やアドバイザーは本当に優秀だよね。その人たちから直接アドバイスを受ける機会があるのは、普通の会社に就職したら絶対に与えられない学習環境だし、僕らは普通に享受しているけど、異常というか(笑)

いやあ…本当に恵まれていると思っていて。それって今従業員が10名もいないタイミングだからこそ受けられる恩恵であり、学習機会だと思います。

それに、今のタイミングは「自分の責任でプロダクトをつくりたい」という人には魅力的だと思います。開発チームでいうと、iOSとAndroidは専任の開発者がいないので、今ならかなり挑戦的に、技術やプロダクトへの意志決定も含めて自由と責任を持ってできると思います。


── アプリ開発でも日本の中でトップクラスにモダンな設計になっている自信もあるしね。iOSは初期からSwift、AndroidもKotlin、最近はFluxのアーキテクチャを採用したり。「AndroidやってたけどiOSやサーバーサイドに挑戦したい」っていう人も大歓迎。

学習する姿勢があって、自分の技術やキャリアにレバレッジをかけてもらいながら、いいプロダクトを一緒につくっていければいいなと思っています。ということで、本日はおだっちありがとうございました!

CREWを一緒につくる開発メンバーを募集中

CREWでプロダクトマネージャーを務める小田は、現在新卒2年目。CREWに関わるメンバーはビジネスサイドも含め、BCG、電通、リクルート、中部電力、スターバックスなど出身の20代・30代社員が一丸となり事業を行なっていますが、そこには年齢という要素は関係なく、Azitが目指している「CREWが当たり前の移動手段になる世界」を実現する信念が重要なのです。

小田はAzitでの開発について「エンジニア主導で開発するのはもちろん、プロダクトのユーザー体験の向上や課題解決に直接的に関われて、しかもこれから日本を代表する”移動のシェアリングサービス"をつくることができるのはとってもチャレンジングだなと思います」と言います。

一方で、開発組織にはまだまだ課題も多く存在しています。もし開発者としてCREWに興味があるという方は、ぜひ一度オフィスに遊びにきてください。「Azitの挑戦の大きさ」、そして「開発チームの課題」など、せきららにお話しします。

・小田と1on1しませんか?

「スタートアップの開発に関心がある方へ。CREWのPMと1on1しませんか?」

https://www.wantedly.com/projects/183626

・オフィス見学&CEO or リードエンジニア面談はこちらから。

「エンジニア向けオープン求人です。CREW運営のAzitに遊びにきませんか?」

https://www.wantedly.com/projects/183072

[編集:大沢]

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