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セーブ・ザ・チルドレン!!


思わず胸の内でこう叫んでしまう。いたいけな小学生たちが刃物で襲われ、小6の女児が命を断たれた無差別殺人事件。見送りの若い父親も犠牲者の一人だった。事件の詳細を知るにつれ遺族の思いを想うと胸がつぶれる。2001年、大阪の小学校で児童を無差別に殺傷する凄惨な事件を思い出した。しかし再発防止をいくら唱えても、登校中の児童を暴漢から完璧に守るのは当事者(学校、保護者)だけではとうていムリな相談だ。


それにしても最近、子供への“殺戮”(とあえて言う)事件が多くないだろうか?


4月には池袋でクルマの暴走に巻き込まれ歩道を横断中の母子が死亡。子どもは3歳だった。令和に入ったばかりの五月には、大津の保育園児の列に軽自動車が突っ込み8人の子供の命を奪われた。二件とも加害者が高齢者だったことで高齢者の免許証返還が激増したのはけっこうなことだ。


まてまて“子供への殺戮”は交通事故だけじゃない。モノ言えぬ幼児への親の虐待だ。理由なく殴る蹴る、果ては食事も与えずエスカレートしていく親の無慈悲な暴力。昨年、目黒で起きた児童虐待事件では、「おねがいゆるして」とノートに助けを求めても届かず、亡くなった結愛(ゆあ)ちゃん(5歳)。死亡時の体重は同年代の平均20キロをはるかに下回る12キロ だったという。まさに鬼畜の親たちだ。


いま、国連が提唱するSDGs17項目の目標の中に“子供の命を守る”ための明確なゴール設定は見当たらない。国や世界の未来の礎はなんといっても子供たちだ。子供の命を守る視点でいえば不平等(ゴール10)とか公正(ゴール16)とか、生ぬるい。


もはや子供にとって安全な場所はないのか―――。


テレビに目をやると、トランプ大統領が屈強なボディガードたちに守られている姿が映る。なんとも恨めしく思えてならない。



アズ・ワールドコムジャパン 廣瀬修二

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