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アバナードのビジネスの最前線に立つという責任と挑戦。アカウント・リーダーシップ対談・後編

2022年に創業から17年を迎え、直近の5年では組織規模を約2倍にまで拡大しているアバナード。そんなアバナードのビジネス最前線で活動するメンバーたちは、アバナードの現在の姿をどのように認識し、どのような意識で現場に立っているのでしょうか。

重要クライアントとの強固な信頼関係の構築とその継続を支えるチーム、アカウント・リーダーシップ メンバー4名の対談インタビューの後半では、現在のポジションで活動する醍醐味と、今後のアバナード拡大を見据えた彼らの強い意思が見えてきました。

※このインタビューは2022年8月4日に実施されました。

業界の最先端で戦う面白さ

——前回のお話では、アカウント・リーダーシップの仕事には「お客様とのビジネスすべてに深く関われる面白さがある」とおっしゃっていましたが、他にはどんな魅力があるのでしょうか。

谷井:各業界の最先端で、それをリードする立場で関われるというのは、個人的に非常に面白いと思っています。

現在、塚原さんと一緒に携わっている自動車業界は、100年に一度の変革期に突入していて、業界再編成や、生き残りをかけた熾烈なビジネス競争が行われています。

CASE(Connected:コネクテッド、Autonomous:自動運転、Shared & Service:シェアリング・サービス、Electric:電動化、これらの頭文字をもとにした造語)やMaaS、UI/UXを起点とした新規サービス創出、環境に配慮したサーキュラーエコノミーなど、次世代の自動車産業は、IT企業を含めた異種格闘技戦さながらの巨大な産業構造に発展しています。

この変革期を勝ち抜くため、アバナードとして何ができるのか、どうやってお客様の役に立てるのか、どう業界全体に貢献していくかを考えられるのは、このポジジョンの醍醐味だと思っています。


谷井 知則(たにい とものり)/アカウント・リーダーシップ グループマネジャー
外資系IT企業にてサービスデリバリーやIT戦略の立案・実行、外資系コンサルティング企業にて様々なコンサルティング業務に従事したのち、2017年アバナードのアドバイザリー部門に参画。アカウント・リーダーシップ組織強化に伴い現部門へ。

——米満さんと西畑さんが関わるのもそうしたプロジェクトでしょうか?

西畑:そうですね。僕が米満さんと関わる製造業も、デジタル技術の革新によって大きく変化している業界です。世界でナンバーワンの技術を持つ日本のグローバル企業が、ファクトリーオートメーション(工場における生産工程の自動化)によって大きく進化し、世界での競争力を一段と高めようとしています。

アバナードが取り組むプロジェクトはどれも時流そのものですが、その中でも、企業変革・業界変革の「核」となるプロジェクトへの関わりは多いです。

アカウント・リーダーシップのポジションは、その関わる領域を自分次第でいかようにも拡げられる可能性があります。


西畑 祐二(にしはた ゆうじ)/アカウント・リーダーシップ グループマネジャー
日系SIerにてエンジニアとしてのキャリアをスタートし、2009年に第二新卒としてアバナードに入社。約3年間在籍した後、インドの大手IT会社、日本の大手通信会社など複数社でキャリアを積み、2020年アバナードに再入社し現職。

——業界の最先端で仕事をつくっていくのがアカウント・リーダーシップの役割でもあるんですね。

塚原:そうですね。ここにいるメンバーは、与えられた仕事にアサインされるのではなく、むしろ自分で仕事を探すくらいの感覚でいると思います。

言われたものを作るだけなら単なるSIerです。そういう仕事も必要な面はありますが、アバナードとしてはもう一歩踏み込んでいきたい。

ビジネスを生み出すフェーズから関わって、どのようにしたら仕事になるか、そこにアバナードの強味をどう生かすか。

それを仕立てていくような創造的な仕事ができるのが楽しくて、僕はアカウント・リーダーシップを務めています。


塚原 考二(つかはら こうじ)/アカウント・リーダーシップ ディレクター
独立系Slerを経て、2010年にアバナードに参画。製造流通業を中心に、業務コンサルタントとして、開発者として、アーキテクトとして、プロジェクトマネジャーとして、多くのロールに従事。現在は自動車業界クライアントのデリバリーリードを務める。

米満:そうそう。お客様と一緒にそうした仕事がしたくて、僕もアカウント・リーダーシップに戻ってきました。

今担当するお客様とのお付き合いはもう10年以上になるのですが、どうしてもそのお客様の仕事がしたくて前部署から異動し、さらにはお客様の拠点がある九州まで行っちゃいましたから(笑)

そうして長いこと一緒に仕事をしていると、担当者の方がキャリアアップしていくのを支援できることも、嬉しく思いますね。実際に、昔からお付き合いのある担当者の方が課長になって、その次は部長になって…なんて話を聞くと、自分のことのように嬉しいです。

どちらか一方だけではなくて、お互いに成長できるというのも楽しさの一つだと感じています。


米満 卓二郎(よねみつ たくじろう)/アカウント・リーダーシップ シニアディレクター
日系SIerにて、Microsoft技術を軸にエンジニアとしてキャリアを積み、2007年アバナードへ。セールス活動から開発、デリバリーマネジメントまで幅広く経験。ソフトウェアエンジニアリング組織を統括したのち現職。

アカウント・リーダーシップを突き動かす、“ミニ” アバナードであるという自覚

米満:僕、アカウント・リーダーシップのチームって、“ミニ” アバナードみたいなものだと思うんです。

——“ミニ”アバナードとはどういう意味でしょうか。

米満:日本のアバナードをグッと凝縮したようなチームだということです。

それだけ頼もしく優秀なメンバーが集まっているし、長く一緒にやってきたファミリーみたいなメンバーでやっています。だからこそ、アバナードがやるべきあらゆることを、このチームでまずはやらなきゃいけないって思っています。

——アバナードがこれから直面するであろう課題や挑戦に、真っ先に立ち向かっていきたい、と。

西畑:そうですね。僕たちはお客様と密に連携しているチームですが、そこで課題として上がってくるものは、単純にチームだけの課題、担当クライアントだけの課題ではないんですよね。そのほとんどが、アバナード全体や、すべてのお客様に共通する重要な課題だと思います。

また、社内においても代表をはじめとするリーダーシップ層との距離が近いです。定期的に対話する機会があり、自分たちが見つけた課題感を伝え、会社として次の一手につなげてもらう、何らかの施策を講じてもらうという動きを起こしやすいポジションでもあります。

課題感をスピーディに察知して吸収しやすく、会社全体に影響をもたらすような動きも実行できるという意味で、“ミニ”アバナードという捉え方はすごくしっくりきますね。


——普段から“ミニ”アバナード的な意識を持ちながら仕事されているんですね。

塚原:僕が強く意識しているのは、アバナードが提供するソリューションがきちんと案件化されているかということ。

例えば今のアバナードには、データ&AI、クラウド、ビジネスアプリケーション、ERP…などさまざまなソリューション領域がありますが、「この領域はあのプロジェクトから拡げていこう」とか、「この領域が足りないからどう案件化しようか」とか、全方位的にアプローチするために自分たちがすべきことを常に考えています。

アバナードが持つすべてのソリューションを、現場でアカウント・リーダーシップが指揮していきたいという意味でも、このチームはアバナードを代表する組織だという意識でいます。

“ミニ”アバナードとして、会社の課題を発見し、それを解決していく ——。

そういう存在でありたいですよね。

谷井:そうした存在でいるためにも、やっぱり僕たちが「面白そうな取り組み」をどんどん創出しないといけないなと思います。

僕ら4名が関わっているのは全世界の製造、自動車業界を牽引するようなグローバル企業のプロジェクトですが、こうした魅力的な仕事を増やすことで、対社外では、もっとアバナードという会社を知ってもらったり興味を持ってもらったりするきっかけを作りたいですし、対社内でも、アカウント・リーダーシップの関わるプロジェクトは面白いって思ってもらうことが必要かな、と。

そうすることによって、人が自然と集まってきてくれるんじゃないかと思うんです。


アバナードを代表し、ビジネスの最前線に立つ覚悟

——この“ミニ”アバナードを拡大していきたいということですね。

米満:もちろんです。ビジネスにはタイミングがあるので、ここぞという時に動けるチームにしておきたいなと思うんです。

現在は、各メンバーのスケジュール状況をみながら、必要なメンバーをそのタイミングでアサインしていっているのですが、例えば、アカウント・リーダーシップ組織内で若手を育てることや、「このお客様の仕事を継続してやりたい」という意思があるメンバーには、同一クライアントにフォーカスして仕事し続けられるような体制も取れるように、組織変革に向けて少しずつ動き出しています。

もちろん新たにアバナードに加わりたいという方も大歓迎です。


——どんな意識のある方をアカウント・リーダーシップのチームに迎えたいですか?

塚原:やっぱり自ら物事を動かしたいと思っていて、お客様の方を見て仕事をしたいと思っている人にはすごくマッチするポジションですよね。

自分の「やりたい」という意思を、目的と具体的なアクションに紐付けて、それを実行できる人には、すごく面白いと思います。

西畑:あと、個人的には、若手にも加わってほしいという思いもあります。

ポジションに対する要求水準が高く、どうしても経験値が必要とされる難しさがあるのですが、組織としての活きの良さみたいなのは持っておきたいなと。

アバナードのいいところって、パフォーマンスをしっかりと発揮すれば、かなり早く昇進できるんですよ。

僕自身、日本の大手企業に勤めたことがあるのでわかるのですが、企業によっては昇進するのに順番待ちの見えない壁があることもあります。でもアバナードにはそれがありません。

現職でそういったもどかしさを感じていて、なおかつ積極的にチャレンジしていきたいと考えている人には、アバナードのカルチャーはよくフィットするはずです。

谷井:自分でやりたいことがある時は、自分でプランを作って掛け合えばいいので、本当に順番待ちリレーみたいなものはないですよね。

先ほどリーダーシップ層とも話しやすいポジションだという話がありましたが、同じくアバナードのグローバルに対しても意思を伝えやすいポジションでもありますからね。

——若手であってもチャレンジは可能なのですね。

谷井:現在、自動車業や製造業をはじめとする各業界は、今後の未来を左右する重要な再編期にあります。

そこに対してアバナードがうまく入り込んでいけると、今後のビジネス展開も見えやすくなってくるはずです。今はその土壌を作ってきちんと固めていきたいと思っているので、お客様企業に向き合いながら一緒に新しいことを考えてくれる方は、ぜひ仲間に加わってほしいです。

米満:これまでも、アバナードという会社をより面白い会社にしていくために、チーム内で最善のアクションを実践し、会社全体に広げていこうという思いでやってきました。また、現場で課題が生まれれば、リーダーシップ層に積極的に伝えてきました。

そうした動きは今後も継続しながら、着実に拡大させていきたいなと思います。

塚原:我々アカウント・リーダーシップがどう動くかで、アバナードの業界における立ち位置も、存在感もきっと変わってくる。強い意思を持って、今後もビジネスの最前線で戦っていきたいですね。


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