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じっくり、コツコツ、堅実に―。精度の高いサイクルを生み出す、ベテラン女性2人の極意とは。

こんにちは!auコマース&ライフ採用広報担当です。
今回は、システムの開発から価格設定、改修まで、すべてを管理しているプロダクトマネジメントを行う2人の女性にお話しを伺ってきました!決して華やかとは言えないけれど、当社サービスにとってまさに必要不可欠な存在。どのようなマインドで日々業務に当たっているのか、詳しく教えていただきたいと思います!

左:植田 祐子 (Yuko Ueda)
DeNAでフロント開発のディレクターを務め、育休後旧KCF(=KDDIコマースフォワード株式会社。以下:KCFと表記)に転籍。復帰後は店舗様向け機能開発のディレクションを行い、現在はグループリーダーとして活躍している。
右:松坂 真紀(Maki Matsuzaka)
旧KCFの設立と同時にジョイン。検索エンジンや広告システムのリプレイスを担当してからは、広告領域のプロダクトマネジメントをメインミッションとし、副部長として採用活動にも携わっている。

当社と共に歩み、共に成長していった。

ーまずはご入社の経緯を教えてください。

植田:
2012年にDeNAへ入社し、企画や制作のディレクターをしていました。育休中に旧KCFへ転籍し、復帰した際に店舗様向け管理画面のリプレイスプロジェクトにクリエイティブとして加わり、規模の拡大に伴って現部署であるWow! manager(店舗様向けの管理システム)の開発専任となりました。

松坂:
私は丁度旧KCFの立ち上げのタイミングで入社しました。当時採用されたサービス企画は未経験でしたが、DeNAからシステムの方はほぼいなくて…。元々SIer(システムインテグレーター)だった私はシステムについては理解していたので、検索エンジンのリプレイスや広告の案件を任された後、販促系に携わるようになって今に至ります。

ー現在の業務は具体的にどのような内容でしょうか。

植田:
今はWow! managerの企画開発や保守運用、改善等を行っています。基本的にシステムの組み立ては外部のベンダーさん(開発会社)にお願いしているので、どう組み立てるべきなのかを設計し、要件をまとめて開発会社に依頼する進行管理を担当しています。あとは、システムの保守をしているチームとも連携して課題を解決していったり、営業側からの要望を聞きながらすり合わせを行ったりしています。

松坂:
メインで行っている広告プロダクトのミッションは、広告を通して売上に貢献することなので、予算目標に対してどの程度プロダクト開発で数字を作れるのか、予算の策定段階から関わっています。予算策定の段階でサービスの構想は出来るので、そこからどうサービスに落としKPI(重要経営指標)を設計し、機能をどう作りどうリリースするか、そしてその機能がどうKPIを達成しているかまで追うのが一連の流れ。ビジネス企画チームと密に連携しながら、営業部から広告に対する要望を聞いたりもしています。

ーそれぞれ、現在の課題があれば教えてください。

植田:
今期の戦略を踏まえつつ、店舗様のご要望いただくので、そのバランスが難しいですね。組織的には、現状1人で担当する業務の幅が広いので、もう少しメンバーが増えると嬉しいです(笑)。プロジェクトを回したり、戦略を考えたり、それぞれのフェーズを各々が担当できたら、店舗様からのご要望に対してよりスピーディーに応えられると思うので。

松坂:
売上アップという同じ目標を掲げている営業部とは、お互いの協力が必要不可欠。モール事業では競合他社も多い中、市場観も踏まえつつ、どうすればお客様に使っていただけるかを考えて、作るモノを選択していくことが難しいと感じます。また、広告の効果を店舗様にうまく開示できていない点も現在の課題として、戦略を考えているところです。

道は整ってきた。更なる高みを目指して新たなステージへ。

ー今後に寄せる期待はどういうところでしょう?

植田:
現在も対応中の機能リプレイスに終わりが見えてきて、以前に比べるとだいぶ使いやすくなったと思います。これまでは競合他社との差分を埋めるのに注力していましたが、今後au PAY マーケットならではの機能を作っていくという期待もあります。店舗様のご要望をお聞きし、よりスピード感を持って反映できるようにしていきたいです。

松坂:
広告も機能の差分はまだ埋め切れてはいないのですが、新たな事業領域も立ち上がり、そこへのエンハンス(製品やシステムの機能追加や性能向上)を計画していくところですね。これまでの知見を活かして新しいモノを生み出していくこと、そしてどうマーケティングをしていくのか、という点に期待を持っています。

ーどちらも状況が変わってきたみたいですね。

植田:
そうですね、元々3年程前は社員も数人しかいなかったので、1つのプロダクトに1人以上の担当ができることはとても嬉しいです(笑)。限られた人数では対応できなかった部分もあったので、これからさらに仲間が増えたらいいなと思っています。

松坂:
求める人材も変わってきましたよね。以前はとにかく経験豊富なプロフェッショナルなメンバーを募集していたのですが、今では多少の経験不足があってもプロダクトのマネージメントを管理できるまでに育成できる環境になってきたので、間口が広がったことは組織にとってもいいのかなと思います。

ー当社で働く面白さとは何だと思いますか?

松坂さん:
先述したように、今までの地道な基盤づくりが一段落して新しいことができるようになったので、今のタイミングでジョインするのは面白いと思います。それと同時にまだ整っていないところがあるので、どんどん挑戦していける環境にあるのも魅力。経験を重ねて実績ができればさらに幅も広がるので、バタバタさえも楽しめてキャリアを積みたい人にはピッタリだと思います!

植田:
これからも開発が進んでいく中、“課題に対しての答えがひとつではない”というところに面白味を感じています。ルール化されていないからこそ誰でも提案でき、挑戦し続けられる環境なんですよね。また、上司との距離も近いのも当社の特徴だと思います。本部長と同じミーティングに入る機会も多く、役職ではなく1メンバーとして会話ができたり、上層部の思考を知れたりするのは、他社からすると珍しいのかも。

松坂:
たしかに。組織規模の要因もあると思いますが、前職で本部長と直接お話しする機会はほとんどなかったように思います。今ではメンバーのコンディションも連携するほど、気軽に相談できる時間を作っていただいています。

必要なのは、愚直に向き合う姿勢と、円滑なコミュニケーション。

ーお二人はどのような方と働きたいですか?

松坂:
やっぱり、物事を素直に受け入れてコツコツと努力ができる方に来ていただきたいですね。まだ整っていない道を歩んで行くので、近道かと思ったら泥沼だったというケースもしばしば(笑)。コミュニケーションを取って協力し合いながら、目標に向かって取り組んでいける方がいいなと思います。

植田:
同意です!私たちの業務は店舗様向けのシステム改修等、なかなか表には出ない部分になるるので、地道な作業でも一つずつ積み上げていけるかがとても大事。あとは各所へ連携することが多く横の繋がりが大切なので、きちんと言語化しながらコミュニケーションを取れる力も必要になってきます。さまざまな要望に対してどこまで掘り下げて考えられるか、ベンダーさんに分かりやすく伝えるにはどうしたら良いか。相手の立場になって考えることができたら、より良いモノができると思っています。

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