「スポーツが好きだから、スポーツに関わる仕事がしたい」
AthReeboに興味を持ってくださる方の中にも、そんな人は多いと思います。
僕自身、ずっと野球をやってきました。
だから、その気持ちはよく分かります。
でも、実際にAthReeboで働いている今、強く思うことがあります。
「スポーツが好き」という気持ちだけでは、たぶんこの仕事は続かない。
なぜそう思うのか。
今回は、僕自身のこれまでの人生と、なぜ今AthReeboで働いているのかについて書いてみたいと思います。
僕がプロ野球選手になりたかった、本当の理由
僕は北海道で生まれ、小さい頃からずっと野球をやってきました。
学生時代も、社会人になってからも野球を続け、26歳まで本気でプロ野球選手を目指していました。
なぜ、そこまでプロになりたかったのか。
もちろん、野球が好きだったからです。
でも今振り返ると、それだけではなかったと思います。
僕が本当に憧れていたのは、
「人に影響を与えられる人間」
になることでした。
子どもの頃、プロ野球選手を見て勇気をもらった。
一つのプレーに興奮した。
一人の選手の姿を見て、
「自分も頑張ろう」
と思った。
僕もいつか、自分の姿を見た誰かが、
「明日からもう一度頑張ってみよう」
と思ってくれるような人間になりたかった。
そのための道が、僕にとってはプロ野球選手でした。
だから、本気で目指していました。
名前が呼ばれなかった日
社会人野球を続ける中で、プロ入りの可能性を感じられるところまで来た時期がありました。
複数のプロ球団から評価していただき、周囲からもドラフト指名の可能性があると言ってもらえるようになりました。
メディアの取材も入りました。
周囲から、
「いよいよだな」
と言われる。
僕自身も、当然期待していました。
そして迎えた、ドラフト当日。
最後まで、僕の名前が呼ばれることはありませんでした。
ずっと追いかけてきたものが、突然なくなったような感覚でした。
その後も野球を続けましたが、最終的に26歳で現役を引退しました。
プロ野球選手には、なれませんでした。
野球を辞めた瞬間、何をしたらいいのか分からなかった
引退して一番困ったのは、
「これから何をすればいいんだろう」
ということでした。
僕は、それまでの人生のほとんどを野球に使ってきました。
次に何をやりたいのか。
自分には何ができるのか。
どんな仕事が向いているのか。
正直、全然分かりませんでした。
就職活動はしたこともなく、周りの同世代より何年も遅れている感覚がありました。
華やかなセカンドキャリアのビジョンがあったわけでもありません。
ただ一つ決めていたのは、
目の前にあることを、一生懸命やること。
それだけでした。
目の前のことをやり続けたら、人との出会いが次の道をつくってくれた
野球を辞めてからのキャリアは、最初から計画していたものではありません。
目の前のことを必死にやっているうちに、人との出会いに恵まれました。
そのご縁から、人材業界の仕事を経験しました。
人や企業の課題に向き合う仕事をしました。
さらに新しい出会いがあり、IT企業でも仕事をする機会をいただきました。
野球しか知らなかった自分が、少しずつビジネスの世界を知っていきました。
もちろん、うまくいくことばかりではありませんでした。
むしろ、
「自分は何もできないな」
と思うことの方が多かったかもしれません。
野球では、長い時間をかけて積み上げてきたものがありました。
でもビジネスでは、完全に新人です。
それでも、
目の前の仕事をやる。
分からなければ聞く。
できなければ練習する。
失敗したら、次にどうするかを考える。
一つひとつ積み上げていきました。
振り返れば、野球をやっていた頃と同じでした。
そして、AthReebo代表の金沢に出会った
AthReebo代表の金沢と出会ったきっかけは、ゴルフコンペでした。
最初に会ったときの印象は、かなり強烈でした。
まず、見た目が派手でした。
それだけでも十分インパクトがありましたが、話を聞いてみると、それ以上に経歴がすごかった。
当時45歳。
それまで僕が会ってきた45歳の中で、一番と言っていいくらい圧倒的な経歴を持っていました。
京都大学からTBS、そしてプルデンシャル生命。
文字からも伝わる独特なキャリアです。
TBSも最年少で出世コースに乗り、保険業界でも日本一、伝説の記録を作っています。
「こんな人がいるんだ」
素直に、そう思いました。
その金沢から、AthReeboに来ないかと声をかけてもらいました。
これだけの経歴を持つ人と一緒に仕事ができる機会はなかなかないと思いました。
そして、AthReeboがやろうとしていること。
アスリートと企業をつなぐこと。
アスリートが競技人生で培ってきた経験や思考を、社会の価値に変えていくこと。
挑戦するアスリートを、企業や人が応援できる仕組みをつくること。
その話を聞いたとき、
僕は、
「これは、自分がやることに意味があるかもしれない」
と思いました。
僕自身、プロを目指して野球を続け、届かなかった経験があります。
野球を辞めたあと、何をすればいいのか分からなくなった経験もあります。
競技が終わった瞬間、
自分には何が残っているのか。
これまでやってきたことに、どんな価値があるのか。
分からなくなったことがある。
だからこそ、
アスリートが競技成績だけで評価されるのではなく、
その過程で培った経験や思考そのものを社会につなげていくことに、
自分が関わる意味があると思いました。
「これは、プロになれなかった自分を取り戻すチャンスかもしれない」
同時に、もう一つ強く感じたことがありました。
これは、プロになれなかった自分を、もう一度取り戻すチャンスかもしれない。
野球では、プロになれなかった。
自分なりに本気でやった。
でも、届かなかった。
それは今でも、自分の中に残っています。
だから、
ビジネスの世界でもう一度、本気で上を目指してみたい。
自分がどこまで行けるのか、もう一度試してみたい。
そう思いました。
そして、
このチャンスを逃したら、こんな機会はもう一生来ないかもしれない。
とも思いました。
金沢のような人の近くで、本気で会社をつくる経験ができる。
自分自身がこれまで経験してきたスポーツと、これから極めたいビジネスが重なる。
そんな機会が、また来る保証はありません。
大変になることは、分かっていました。
むしろ、
「たぶん相当大変だろうな」
と思っていました。
でも同時に、
ここを乗り越えた先で、自分の見える景色が変わるかもしれない。
と思いました。
どんなリスクを負ってでも挑戦する価値があった
もちろん、簡単な決断ではありませんでした。
当時、すでに子どもが一人いました。
そして、妻のお腹には二人目の子どもがいました。
家族がいる。
これからさらにお金もかかる。
そんな中での転職です。
普通に考えれば、リスクのある選択だったと思います。
安定だけを考えれば、選ばない方がいい決断だったかもしれません。
当然、不安もありました。
家族のことを考えれば、
「本当にこれでいいのか」
と思うこともありました。
それでも僕は、
挑戦する方を選びました。
今までと同じ選択をしていたら、
今までと同じ人生の延長線上にしか行けない。
だったら、
一度くらい、自分の人生を賭けて挑戦してみよう。
そう思いました。
圧倒的な代表のもと、求められる基準やスピード感も早く、決して楽な環境ではないです。
合わない人は合わない。
だからこそ価値がある。
あの決断から、人生が大きく動き始めた
AthReeboに入ってから、本当にいろいろな経験をしました。
企業への営業。
アスリートとの仕事。
新しい事業づくり。
研修。
イベント。
採用。
企画。
資料づくり。
時には、会社に必要なことなら何でもやります。
もちろん、順調なことばかりではありません。
断られることもあります。
失敗することもあります。
自分の力不足に落ち込むこともあります。
「もっとできるはずなのに」
と思うことも何度もあります。
それでも、
振り返ると、
AthReeboに入るという決断をしてから、人生が大きく動いた
と感じています。
出会う人が変わりました。
考えることが変わりました。
自分に求める基準も変わりました。
昔なら想像していなかった経験をするようになりました。
そして何より、
自分の人生に対して、もう一度本気になれたと思っています。
まだまだ道半ばです。
何かを成し遂げたと言える段階でもありません。
でも、
僕は今、
挑戦することそのものに、大きな価値がある
と感じています。
結果が出てから、初めて意味が生まれるわけではない。
本気で自分の人生を変えようと決めて、一歩踏み出す。
その瞬間から、
見える景色も、
出会う人も、
自分自身も、
少しずつ変わっていく。
それを、自分の人生で実感しています。圧倒的な代表のもと、求められる基準やスピード感も早く、決して楽な環境ではないです。
ビジネスで、もう一度「プロ」を目指す
僕は、プロ野球選手にはなれませんでした。
でも今、
ビジネスの世界で、もう一度「プロ」を目指しています。
もちろん、
プロ野球選手とビジネスパーソンは全く違います。
でも、自分の中ではつながっています。
野球をしていた頃、
誰よりもうまくなりたい。
結果を出したい。
もっと上に行きたい。
そう思っていました。
今はその対象が、野球からビジネスに変わっただけです。
営業でも、
事業づくりでも、
人との関わりでも、
もっと高いレベルに行きたい。
「この人と仕事をしたい」
と思われる人間になりたい。
そして、
ビジネスを通じて、人に影響を与えられる存在になりたい。
そう思い日々頑張っています。
考えてみれば、目指しているものは昔から変わっていなかった
最近になって、気づいたことがあります。
僕がプロ野球選手を目指していた本当の理由は、
「プロ野球選手」という肩書が欲しかったからではありません。
人に影響を与えられる人間になりたかったからです。
誰かが自分の姿を見て、
「自分も頑張ろう」
と思える。
関わった人が、
少し前向きになる。
もう一歩、挑戦してみようと思える。
そんな存在になりたかった。
プロ野球選手になるという夢は叶いませんでした。
でも、
人に影響を与えられる人間になるという夢まで終わったわけではありません。
今は、
野球ではない方法で、その続きをやっています。
僕のゴールは、「すべての人の心を燃やす」こと
今、僕が人生で掲げているゴールがあります。
「すべての人の心を燃やす」
ということです。
もちろん、世界中のすべての人と直接会えるわけではありません。
でも、
僕が関わった人の心が燃える。
その人が会社に戻って、周りの人にエネルギーを与える。
その人から、また別の誰かに伝わっていく。
そんなふうに、
人から人へエネルギーが伝播していくような存在になりたい。
僕が子どもの頃、
プロ野球選手を見て、
「自分も頑張ろう」
と思ったように。
今度は自分が、
誰かにとってそういう存在になりたい。
だから僕は、
このゴールに生きるためにAthReeboで働いています。
AthReeboの仕事は、決して華やかなことばかりではない
AthReeboの仕事を外から見ると、
アスリートと仕事ができる。
スポーツイベントに関われる。
有名な選手と会える。
華やかな仕事に見えるかもしれません。
もちろん、そういう瞬間もあります。
でも、日々の仕事の多くは、とても泥臭いです。
企業に営業する。
断られる。
提案を何度も考え直す。
資料をつくる。
メールを送る。
電話をする。
イベントの準備をする。
新しい企画を考える。
問題が起きれば、自分たちで解決する。
少人数の会社なので、
「これは営業の仕事」
「これは企画の仕事」
「ここから先は自分の担当ではありません」
という感覚では、なかなか働けません。
必要なら、みんなでやる。
まだできていないものがあれば、自分たちでつくる。
会社も、事業も、仕組みも、完成していません。
だからこそ、大変です。
そして、
だからこそ、面白いとも思っています。
僕たちが一緒に働きたいのは、「スポーツが好きな人」だけではない
スポーツ経験は、必須ではありません。
競技実績も必要ありません。
僕たちが一緒に働きたいのは、
誰かの可能性に、本気になれる人です。
何かに本気で挑戦した経験がある。
悔しい思いをしたことがある。
今の自分のままで終わりたくないと思っている。
もっと成長したい。
誰かの挑戦を、自分のことのように応援できる。
決められた仕事を待つのではなく、自分で仕事をつくれる。
そんな人と働きたいと思っています。
逆に、
指示されたことだけをやりたい。
仕事内容をきっちり分けたい。
失敗しないことを最優先にしたい。
完成された組織の中で働きたい。
という人にとっては、
AthReeboは少し大変な環境かもしれません。
それを隠して採用しても、
お互いに幸せにならないと思っています。
まだ何者でもない。だから、挑戦している。
僕自身、
まだ何者かになれたとは思っていません。
ビジネスの世界でプロになれたわけでもありません。
「すべての人の心を燃やす」というゴールも、
まだまだ遠いです。
でも、
だからこそ面白いと思っています。
まだ途中だから、
もっと成長できる。
まだ足りないから、
挑戦できる。
26歳で野球を辞めたとき、
自分が何をすればいいのか分かりませんでした。
でも、
目の前のことを一生懸命やって、
人に出会い、
仕事に出会い、
AthReeboに出会いました。
そして今、
昔とは違う形で、もう一度同じ夢を追いかけています。
人に影響を与えられる人間になる。
関わった人の心を燃やす。
そのために、
僕はAthReeboで挑戦しています。
もし、
「スポーツに関わる仕事がしたい」
だけではなく、
「自分自身も、もっと挑戦したい」
「誰かの人生を動かすような仕事がしたい」
「まだ何者でもないけれど、自分がどこまで行けるのか試してみたい」
そんな思いがあるなら、
一度、僕たちと話してみてほしいです。
AthReeboも、僕自身も、まだ完成していません。
だからこそ、
これから一緒につくれるものがあります。
まだ何者でもない。
だから、一緒に挑戦しませんか。