「自分に向いている仕事は、体を動かしながら人と接する仕事ですからね」と語ってくれたのは、入社10年目を迎える徳広公平さん。入社当時23才の彼は専門学校を中退し、就職した会社も辞めた直後でした。
「具体的に何をしたいのか決まっていない」
「やりたい仕事が見つからない」
そんな方に向けた、彼の活躍におけるストーリーをインタビュー形式でご紹介します!
自分が得た感動の経験を今度は与える側になりたい
ーアシストへ入社された経緯を教えてください。
当時の私は、具体的に何がしたいとかなかったんですよ。ただ、体を動かすのが好きだったことと、接客も好きだったので人と関われる仕事がしたかったんです。就職した会社をやめた直後でもあったため、紹介されたのがアシストでした。「生協の配達」は自分の家でも取っていたこともあり、小さいながらに週に1度の配達がすごい楽しみだった記憶があります。美味しい食品を家族みんなで囲み、楽しかった思い出ですね。だからいい印象しかなかったので(笑)、今度は自分がそんな感動を与える「かっこいい生協のお兄さん」になれればとお思い入社しました。
自分のために逃げずにやり抜く!
ー入社してから苦しいことがあったと聞きますが、どう乗り越えたのですか?
入社してからは、先輩と組んで8週間をかけた引き継ぎを行います。荷物をトラックに積んだりなど、体力に自信があったのですが、すぐに指摘されました。「腕だけでなく腰を使いなさい」と。運び方にコツもわからない私はすぐに腕がパンパンになってしまって(笑)他にも、口の利き方も「馴れ馴れしい」と「親しい」は意味が違うなど的確に指導されましたね。運転に自信があった私も、気の緩みから事故を起こしそうになったことも。安全運転の意識の違い、まさに「プロの運転」を徹底されました。最初は心身共にボロボロでしたが、ここで諦めたらダサいなって思えたんです。あの時の「かっこいいお兄さん」になるんだって。そんな中、ご利用者様からもご期待の声を頂けてすごいやりがいを感じました。逃げなければ絶対に状況は変わるんだなって。
個性を生かした自分にしかできない仕事
ーこれまでの経験を生かした新たな取り組みをして喜ばれたと聞きました。具体的にどのようなことをしたのですか?
そんな大したことじゃないんですよ。社員の中で、転職組の前職の経験を活かして、生協の商品を使ったアレンジメニューとか提案できたら、もっと喜ばれるんじゃないかって思ったんです。たまたま、元コンビニ店長と、元料理人がいたので実現できたことです。中途採用が多いアシストの強みでもありますね。全ては「ご利用者様が喜んでいただけるのに、自分は何ができるか」を考え抜いた結果ですね。ご提供したアレンジメニューは大変喜ばれ、野菜が嫌いだったお子様が食べてくれたなど反響が大きかったです。
「一生うちの担当でいてくださいね!」と言われた時は、鳥肌が立つほど感動しました。
自分にしかできない仕事ができてるんだなって。
「大変」は「大きく変わる時」
ー入社して3年でリーダー職になったとのことですが、その後も大変だったとお聞きしましたが…そうですね。変に責任感ができてしまったので、部下を頼ることができなかったのが原因ですね。リーダー職になれば、10名程度の部下のマネジメントから、コース割や引継ぎ、スケジュール管理まで行うので、想像よりキツかったです。ここでも、「自分にしかできないリーダーシップを発揮しよう」と思って、メンバーよりも動き回ってました。そこで、また先輩にご指摘いただいたんですよ。
「リーダーにしかできない仕事は、人を動かすことなんだよ」と。
そこで気が付きましたね。「リーダーだけが頑張ってもダメなんだって」そこからは大変なことへの挑戦でしたよ。年上の社員もいる中で自らコミュニケーションを取りにいったり、恥ずかしながらチームのために気になることは伝えてほしいと発信したり。でも、それで良くなるならと思い行動しましたね。
そこから歯車が回ったといいますか、信頼関係が強くなりみんなのモチベーションが上がったんです。結果、チームとして業績を伸ばすことができました。そんな時に先輩に言われたんです。
「大変」という字は、「大きく変わる時」だからチャンスなんだよと。
これからも大変なことがあっても成長する時だと信じ、「自分にしかできない仕事」をアシストで実現していきます!