インドネシア出身のレィディさんは、アニメをきっかけに日本語を学び、エンジニアとして来日。入社から約1カ月が経った今、生活や仕事のこと、これからのことを率直に話してもらいました。
REYDI VIERI SATRIO エンジニア|インドネシア出身/2026年入社
Q1どうして日本で働こうと思ったんですか?
子どものころからアニメをよく見ていて、日本という国に自然と興味を持つようになりました。言語も、教室で習ったわけではなく、アニメを繰り返し見ているうちに少しずつ覚えていきました。
成長するにつれて、「観光でただ行くのはもったいない、どうせなら長く住みたい」という気持ちが強くなって。働きながらじっくり日本を知りたい、そう思うようになりました。
日本に惹かれた理由のひとつは、ルールがきちんと守られているところです。例えば、世界的に見ても、日本は時間をきちんと守る国です。私自身は時間を守ることが大事だという感覚があるので、そういうところが自分の性格に合うかなと思っていました。
それ以外にも、交通インフラがすごく整っているのも魅力に感じていました。ICカード1枚で電車もバスも使えるのはもちろん、エンジニアとしてはFeliCaとNFCの技術的な違いも気になっていて(笑)。※1 日本が独自の規格を持ちながら、あれだけスムーズに社会に普及させているのは、技術的にも面白いなと思っていました。
※1FeliCaはソニーが開発した非接触IC通信規格で、Suicaや交通系ICカード、電子マネーなど日本の社会インフラに広く使われている。一方、NFCは国際標準規格(ISO/IEC 18092)であり、スマートフォンの非接触決済(Apple PayやGoogle Payなど)に採用されている。FeliCaはNFCの規格ファミリーのひとつ(NFC-F)として包含されているが、通信速度や用途設計の面で違いがある。日本ではFeliCaベースのインフラが先行して整備されたため、NFCが普及した海外とは異なる独自のエコシステムが形成されている。
Q2この会社に入ろうと思った理由を教えてください。
SNSでこの会社を知りました。求人情報を見て、大学でコンピューターエンジニアリングを学んできた自分の経験が活かせそうだと感じて、応募しました。
面接の印象はすごく覚えています。私が日本のアニメが好きだという話を聞いて、近藤社長が日本のアニメの歴史について話してくれたんです。葛飾北斎など浮世絵の時代までさかのぼって、「これが日本のアニメのルーツだよ」と説明してくれて。まさかそこまで話が広がるとは思っていなかったので、とても印象に残りました。インドネシアでそういう話をしてくれる社長さんはなかなかいないんじゃないかな、面白い会社だなと思いました。
Q3日本に来て1カ月がたちました。仕事はどうですか?
仕事については、入社前から約1年間オンラインで関わっていたこともあり、大きなギャップは感じていません。チームのメンバーや仕事の進め方も、ある程度把握した状態で来日できたのはよかったと思っています。
タスクの管理がしっかりされているのも、自分には合っていると感じています。何をやればいいかが明確なので、迷わず動けます。インドネシアでインターンをしていたときは、もう少し曖昧な感じで進むこともあったので、こういう環境はやりやすいです。
Q4日本での生活で、苦労や大変だったことはありますか?反対に、来てよかったと感じたことや、驚いたエピソードも教えてください。
一番大変なのは食事です。私はムスリムなのでハラール対応の食事が必要なのですが、近所のスーパーではなかなか手に入らなくて。今は野菜や豆腐を中心に自炊しています。鶏肉も食べられるのですが、日本のスーパーで売っているものは処理の方法が違うことが多くて、なかなか難しいんです。新大久保にハラールの食材を扱うお店があると聞いたので、月に一度くらいまとめて買いに行こうかと考えています。
よかったことはいろいろあります。交通インフラの便利さは来る前から聞いていましたが、実際に使ってみると本当にすごくて。ICカード1枚でどこでも乗れる快適さは、慣れると手放せないです。
あと、これは来る前から噂には聞いていたんですが -トイレです(笑)。ウォシュレットを初めて使ったとき、本当に感動しました。どこに行っても清潔で、ボタンひとつでいろんな機能が使えて。「日本のトイレはすごい」という評判は本当だったんだと実感しました。
それから、1人暮らしを始めたこと自体もよかったです。インドネシアにいたときは家族と一緒に住んでいたので、自分のペースで生活できるのが新鮮で。自由になったな、という感覚があります。
Q5会社の人たちはどんな人だと思いますか?チームで働いてみて、どう感じていますか?
みなさん、すごく優しいです。それが一番の印象です。外国から来た自分に対しても、丁寧に接してくれていると感じています。
オフィスの雰囲気もリラックスできる感じで、働きやすいと思っています。「ゆるい」というとちょっと語弊があるかもしれませんが、肩の力を抜いて仕事できる環境です。プレッシャーをかけられるというよりは、自分で考えて動ける感じがあって、それが自分には合っていると思います。
Q6これから、どんな人になりたいですか?仕事でチャレンジしたいことはありますか?
まず日本語をもっとうまくなりたいです。仕事でもプライベートでも、言葉の壁を感じずにコミュニケーションできるようになりたい。今は会話しながら「うまく伝わったかな」と気になることもあるので、もっと自信を持って話せるようになりたいと思っています。
エンジニアとしても、プログラミングのスキルをどんどん高めていきたいです。日本語とエンジニアリング、この両方を伸ばしながら、チームにしっかり貢献できる人になっていきたい。焦らず、でも着実に。そんなイメージです。
プライベートでは、日本で友達を作りたいです。インドネシアにいたときは1人の時間が好きで、あまり外に出ないタイプだったんですが、日本に来て1人暮らしをしてみて、人とのつながりが大事だなと改めて感じています。いろんな人と交流して、日本での生活をもっと楽しんでいきたいです。
Q7最後に、この会社に興味を持っている方へメッセージをお願いします。
いい会社だと思います。環境もよく、人も優しくて、働きやすいです。私自身、来る前は不安なこともいろいろありましたが、実際に来てみると想像以上に居心地よく過ごせています。
私のように海外から来る方にとっても、受け入れてもらえる環境だと感じています。興味があるなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。