こんにちは。Ascent Business Consulting(以下ABC)の採用担当です。
ABCは『日本の”はたらき方”をもっと自由にアップデート』を掲げITコンサル事業、コワーキングスペース事業、エンジニアリング事業等を展開中。また、より事業を拡大するためにエンジニアの採用を強化中です。
そこで今回はエンジニアである田中さんに業務内容や部署の展望を聞いてみました。また、システム以上に作ってみたいあるものについても語ってもらったので、ぜひご覧ください。
まずは簡単な自己紹介をお願いします
名前は田中英司、今年で36歳になります。ABCへは2018年に中途入社し、現在はDXソリューション事業部のマネージャーとして働いています。趣味は特にないのですが、休日は子供と公園に出かけたり、一緒にスーパーに買い物に行くことが多いです。
前職ではどのようなことをしていたのですか?
インフラエンジニアとして働いていました。
そもそもインフラエンジニアの仕事は、自宅や会社からインターネットを経由してAmazonショッピングやYouTubeを閲覧できるように企業側のデータセンター(※)を構築することなどです。具体的な業務としてはシステム設計や機器設定、LANケーブルの接続などシステムの土台作りをしていました。
※データセンターとは、コンピューターやデータ通信などの装置を設置・運用することに特化した施設の総称。
転職理由は何だったのでしょうか?
シンプルに言うと仕事に飽きてしまったからです。
前の会社には13年間在籍しました。社歴を重ねる毎にできることが増え、成長している実感はあったのですが、自ずとルーティンワークが増えてしまい物足りなさを感じ始めてしまいました。また会社としても新しいことに挑戦する社風ではありませんでした。
現場で多くの知識を吸収できたことには感謝していますが、自分としては身に着けたスキルを使って様々な提案をしながら仕事をしたかった。それで転職を決意しました。
転職活動の軸は何でしたか?
転職の軸としては”どれだけ裁量が持てるか”を重視していました。
具体的に言うと、自分でクライアントに対して提案ができたり、サービス設計が行える仕事ですね。転職を決意した直後は、前職の繋がりで大手SIerや事業会社の情報システム部門等に行くことを検討していました。でも、どこもピンとこなかったんです。
というのも大企業は社内ルールが固定化していて、自分で何かを提案しながら仕事を進めるというよりは決まったルールに従いながら仕事を進める環境。私としては、せっかく転職するならイチから作り出せる環境に行きたかった。それでベンチャー企業も視野に入れ、最終的にエンジニアリング事業が立ち上がったばかりのABCに入社を決めました。
事業が立ち上がって1年も経っていないタイミングだったのでメンバーもたったの5人。裁量があるとかないとかの次元ではなく、全部自分たちで生み出していかねばならないフェーズでした。良い意味で期待を上回る職場環境でしたね(笑)
現在の仕事内容を教えてください
前職同様インフラエンジニアとして働いています。
業務内容としてはクライアントから「ネットワークを構築したいがやり方がわからない」だったり「システム導入を進めているがチームマネジメントができていない」といった課題を伺って、それに対してソリューションを提案するというものです。
提案が通れば自社のエンジニアでチームを組み、マネジメントしながらプロジェクトを進めていきます。前職と違い、エンジニアとコンサルタントが混ざったような働き方をしているとも言えるかもしれません。
仕事のやりがいは何でしょうか?
やはり、クライアントの期待を超えられたときはやりがいを感じます。
そもそもシステム開発って一筋縄では行かないんですよ。クライアントはITのプロではないので「こんなシステムを作って欲しい」というフワッとした希望をフワッと伝えてきます。私たちはそのフワッとした部分に対して様々な提案を繰り返しながら、クライアントが本当に望んでいるものを見つけ出していく。ただ、期待通りのモノすら作るのが難しいのが正直なところです。
そんな中でしっかりと相手のニーズを読み取って、さらにそのニーズの裏にある根本部分を解消できるシステムを作れた時はクライアントに喜んでいただけます。私自身、クライアントから感謝を伝えられると作って良かったと感じます。これからもそんなシステムを作っていきたいですし、それ以上にそういうアウトプットを生み出し続けられる組織作りをしていきたいですね。
事業部としての今後の展望を教えてください
「自社でのシステム開発」「DX化業務改善」「クラウド化導入支援」の3つはぜひとも実現したいです。
「自社でのシステム開発」というのは自社プロダクトの開発のことで、自分たちでシステムを作る能力があるからこそ、自社でサービス設計からシステム開発までを行ってみたいという願望があります。
「DX化業務改善」については、クライアントの生産性向上の為のシステム導入支援です。既存の業務に対してどんなシステムを導入すべきか考えるのは大変ですが、ABCにはコンサルタント事業部もあり、様々な企業へ業務改善を行ってきた実績から実現できるんじゃないかと思っています。
「クラウド化導入支援」はAWSやAzureといったクラウドシステムの導入支援のことです。クラウドの導入を検討しているがやり方がわからない企業はまだまだ多い。その部分をABCが培ってきた技術で解決できればと思っています。ちなみに「クラウド化導入支援」については、サービス設計を始めており、メンバーも募集中です。1年以内にはサービスとして提供できるんじゃないかと思います。
ABCの特徴はなんでしょうか?
会社全体で良いものを作り出して行こう、という風土だと思います。
新人研修が良い例なんですが、ABCではエンジニアの方もコンサルティング事業部で使用している研修を受け、教育事業部が作成したIT研修を受け、最終的にエンジニアリング事業部で実機を使った実践向けの研修も受けてもらいます。こんな風に事業部に関係なく全員で良いものを作り上げていこうという文化がありますね。
あと、エンジニアを含め全社員ともコミュニケーションを大切にする人が多い印象です。先ほども言った通りエンジニアの仕事はフワッとした要求に形を付けること。だからクライアントとしっかりコミュニケーションを取って、正しいインプットと正しいアウトプットができる社員が多いのは自社の特徴であり、強みだと思います。
求める人物像を教えてください
カルチャーフィットできる人に来てほしいです。ABCでは人としての道義を優先していれば、利益は後から付いてくるという「先義後利」という理念があります。このような理念に共感できる人と働きたいですね。
エンジニアとして言うなら、失敗を恐れずにチャレンジできる人。ABCでは手厚く研修を行いますが、本質的なスキルは実践を通してでしか身に付きません。さらに言うなら何度も失敗しながら学んでいかないと身につかないものだとも思います。だからこそ、失敗を恐れないでむしろそこから何かを学んでやるという意気込みを持った方に入って欲しいです。
逆にNGな人は、なんとなくエンジニアを目指している人です。なんとなく流行っているからという理由でエンジニアを目指している人は、研修や実務での覚えることの多さに圧倒されてなんとなく辞めちゃいそうなので…。
就職活動中の方にアドバイスをお願いします。
自分自身、転職活動を通して一番大切にしていたのは「自分のやりたいことができるかどうか」です。人に言われたことを黙々とやる仕事ほどつまらないものはないので、自分がこうあるべきだと思ったことを自分で考えて、行動できる環境が最終的には一番楽しいんじゃないかと思います。
また、エンジニアリング事業はこれからますます規模を大きくしていく段階で年150%で成長中です。事業の成長を内側から見る経験はなかなかできないと思うので、興味のある方はぜひ受けに来てください。私自身がそうだったように、ABCの風土ならあなたがやりたいと思ったことは大抵できると思います。