Kanako Matsumoto Profile - Wantedly
Business (Finance, HR etc.)
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はじめましての方も、いくつかwantedlyの記事を読んでここまで辿り着いた方も、お読みいただきありがとうございます。
アペルザで採用広報やコミュニティマネージャーをしています、松本賀奈子(ニックネームは、まつも)です。
いつもは「中の人のまつも」として色々な記事を書いているのですが、今回は私自身のこと、そして、なぜ今アペルザで働いているのかについて書きたいと思い、wantedlyの投稿画面を立ち上げました。
(ここまでくるのに約2年半かかりました)
時は遡り、約2年半前。アペルザに入社した頃のことから振り返ってお話させてください。
当時の私は、全く違う業界で人事として働いており、
「製造業!」とか「製販分離!」やら「生産年齢人口減少!」などの言葉に
危機感も思い入れもありませんでした。
アペルザを知ったキッカケも、友人から「まつもみたいな性格の人がちょうど活躍できそうなポジションがあるよ」と紹介されたから。私にとって製造業はそれくらい遠くの場所で営まれている産業だったのです。
しかし、そこまで「the 無関係」を自認していた私を衝撃が襲います。
ふーん、アペルザ(製造業)かぁ。自分にはよくわからない世界だなぁー。
と思いながら、ホームページを見ていたときに、ふと思い出したのです、
「そういえば、うちの父は製造業で働いてたっけ」
毎日真っ黒の作業着で家に帰ってきた父
自分の工場に毎朝早く車で出かけていた父
働く姿を毎日見ていたはずなのに身近な存在すぎて、全く気がついていなかったのです。父とは仲も悪くありませんし、よく顔も合わせていました。ですが、思い返してみるとこれまで仕事の話をすることは数えるほどしかなかったと思います。
「せっかく製造業に従事している人が身近にいるんだからその人に色々聞いてみよう。」そう思って実家に帰り、父に仕事の話を聞きました。
父がどんな仕事をしているのか(鉄やステンレスの工業用加工製品を扱うメーカーでした)だけでなく、
工場ラインを滞りなく稼働させることが大切なんだということ、
視察に中国に行った時に中国の工場を見て危機感を感じたこと、
アナログが主流な仕入れの方法や採用の課題……いろいろなことを話しました。
工場にも連れていってもらい、中を見学させてもらったりもしました。
工場を見学したときの写真。生まれて初めて父の職場に足を踏み入れました。
これまで全く知らなかった父の仕事を知り、日本の未来を背負って汗を流して働く(若かりし)父の姿が鮮明に浮かぶと同時に、父にとって、この仕事は誇りなのだと感じました。
そして、これまで遠くに感じられていた製造業という存在が一気に近くなりました。
いまでも、日本の人口のうち、1063万もの人が製造業に従事しています。
これは日本にある産業の中で最も多い人数です。
総務省統計局「労働力調査(基本集計)2019年(令和元年)平均(速報)結果の要約」より
私自身は製造業で勤めた事は無いけれども、もっとも身近な存在である父が製造業に深く関わっていたように、身近な人が製造業に関わっている方は多いはずです。
多くの人が働くだけでなく、その市場規模も大きな製造業。
製造業の扱う品目のうち、主要輸出品目のランキング1位は「自動車」ですが、2位は「一般機械」。
これはアペルザが支援するメイン領域である「生産財」である産業用ロボットなどが含まれます。
そして、この産業用ロボットの領域では、なんと世界のTOP10のうち6社を日本企業が占めているのです。
「製造業はオワコンだ!」と主張する記事を目にすることもありますが、そうじゃない。
数字が示すように、日本と言う国の産業を支える砦であると同時に海外への突破口が製造業にある。と、私たちは考えています。
私がアペルザを知ったきっかけはこれらと全く無関係でしたが、アペルザとの出会いをきっかけに身近な人(父)と改めて対話し、新たな一面を知ることができ、「父のような人たちが作ってきた製造業を再び盛り上げたい」という想いを持つことができました。
アペルザは、父のような製造業に関わる人たちが、モノを売りやすくなったり、仕入れやすくなったり、届けやすくなったり、見つけやすくなったりするお手伝いをしています。
売り手と買い手をつなぐプラットフォームとしての「アペルザクラウド(営業効率化サービス)」
製造業特化型メディアとしてトップクラスの利用者数を誇る「アペルザ カタログ(ポータルサイト)」
従来の売り方にとらわれず、インターネットを介して直接顧客に販売することができる生産財通販サイト 「アペルザ eコマース」これら3つのサービスを提供することで、こうした企業や製品が国内外に広く知られ、使われるようになるお手伝いをしています。
▼先日は、日経新聞にもアペルザの取り組みとサービスを取り上げていただきました。
こんな経緯からアペルザに入社した私が、いまは主に採用と社内コミュニケーションを担当しています。
実は、入社時の担当業務は「総務」でした。様々なメンバーと関わる総務の仕事をしていくうちに、皆の興味・関心や困りごとなどを耳にすることが増え、実は部署が違っても興味関心や指向性がとても近いメンバーがいたりすることに気づきはじめ、「この人のお困りごとは、○○さんが詳しいジャンルかも」とか、「同じ趣味や関心を持った人がもっと交流する場が作れたらいいな」と思い始めるようになりました。
そこで、「コミュニティマネージャー」を自称して、(そう、この時は勝手に名乗っていた!今は皆が「コミュマネのまつも」と呼んでくれるようになりました)集まってきた思いや考えを共有したり、メンバー同士が興味をもつきっかけ作りのために、社内ブログを書いてメンバー同士の思考を繋ぐことに挑戦し始めたことが今の仕事につながっています。
例えば、
「オフィスをより快適にしたくて他社のオフィス見学にきてます!」と自分の考えや行動を発信する。
「slackがもっと使いやすくなればいいな~」という声に答えて、秀逸な使用事例やTipsをまとめてみる。
「●●さんの勧めているプロジェクトがわからなくて質問したら丁寧に教えてくれた!そのポイントは...」
と誰かのやっている仕事に密着して記事にする。などなど。
「まつもの部屋」というwantedlyフィード記事カテゴリの名前もこのブログからきています
また、お花見やBBQといったオフラインでの交流行事や、社内の周年プロジェクト、YEARENDPARTYなどの企画や運営も担当するようになりました。
いくつかのイベントはwantedlyでもレポートしていますのでよかったら読んでみてください♪
採用では、日々アペルザのことを発信したり、候補者さんとのフロントでのやりとりを担当しています。
(これからエントリーする方には、私からメッセージが届くかもしれません!)
昨年に約12億円の資金調達を実施し、まさに「これからの成長を担うコアメンバー」を求めているアペルザでの採用は超重要なお仕事。そんなプレッシャーはありますが、等身大のアペルザの姿。そして、日々社内で起きていることや魅力的なメンバーのエピソードをお届けすることで、アペルザと皆さんを繋ぐことができたらいいなぁと考えています。
選考を受ける前、受けたあと、内定をもらってどこに行こうか悩んだとき 「知りたい!」と思うのはどんな情報だろう… ?その「知りたい情報」が、わかりやすく伝わる方法ってなんだろう… ?対面や、セミナー、そして今まさに皆さんが見ているこのwantedly記事、どんな方法でお伝えするのがいいだろう…?
などと毎日ぶつぶつと呟きながら、試行錯誤しています。
これまでにも多くのメンバーを紹介してきました
VerticalSaaSをテーマにしたイベントレポート。ここでも沢山のご縁がありました。
いろいろな業務をフィールドを決めずにやらせてもらっているので、その分、前例のないチャレンジも沢山ありますが、全ての業務において、アドバイスをくださったり、助けてくださったり、バカな話をして息抜きさせてくれる人たちが本当に沢山いて、その方々に沢山お力を借りつつ、楽しい毎日を送っています。
実は今また、新しいコミュニケーション企画を運営している真っ最中。
この取り組みについても、また記事にしてお伝えしたいと考えています!そして今後も定期的にアペルザの「中のこと」を発信していきます!
【最後に宣伝・・・】
アペルザでは幅広いポジションで積極的に採用中! 現在募集中の職種は以下から確認できます。