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【社員紹介 #7】昔の夢は考古学者、今の仕事はデザインとクラウドの二刀流

デザインアーキテクト 松本典子

デザインもクラウドもやらせてくれた懐の深い会社

オルターブースは一芸に秀でたエキスパートが集まる技術者集団ですが、その中で私は「Microsoft Azureも分かるデザイナー」という立ち位置で仕事をしています。ウェブサイトや広告物といったビジュアルデザイン全般を担当しつつ、Microsoft AzureのPaaSサービスを使ってウェブサイト構築を経験していたので、エンジニアと技術ベースのコミュニケーションを取りながら、システム設計の初期段階から関わっています。早い段階で技術要件とデザイン要件のすり合わせを行って、無駄な手間を省き、品質を向上できるようお手伝いをしています。

もともとデザインの仕事をずっとやってきて、たまたま参加した勉強会でMicrosoft Azureに触れる機会があったんですね。「クラウド、面白そう!」と思って、それから猛烈にのめり込んでいきました。当時Microsoft Azureを使っていたデザイナーはあまりいなかったかもしれませんが、後にオルターブース社長の小島さんから入社を打診された際に「デザイナーという職責でうちに入っても、Microsoft Azureで色々やりたいのならやっていいよ」と言われ、この会社ならデザインもAzureも、チャレンジしたいことはやらせてもらえそうだと思って、入社を決めました。

プログラミングと就職で挫折した20代

古代エジプト文明の考古学者になる夢を抱いていましたが、さすがに仕事になりづらそうだったのでそれは一旦横に置いて、大学と専門学校両方の卒業資格が取れる情報系の専門学校に通っていました。ただ、プログラミングのセンスが壊滅的でした。国家資格試験も片っ端から落ちて、学校側からもサジを投げられてしまう。このままでは就職できないかもしれないと、かなり焦りましたね。

そこでふと思い出したのが小中学生の時に絵の教室に通っていたことでした。「IllustratorやPhotoshopもちょっと面白いし、デザインの仕事ならやれるかも?」と思い、方向転換してなんとか印刷会社に滑り込み就職を果たします。しかし仕事環境は想像以上に過酷で、早期に退職します。思い通りにならないことが多かった20代でした。

「言いたい放題」が徹底している

小島さんとは技術系の勉強会で知り合いました。最初はコミュニティ仲間としての付き合いでしたが、オルターブース創業時にコーポレートロゴのデザイン制作依頼を頂いたのがきっかけで一緒に仕事するようになります。創業当初からデザインの外部顧問という位置付けで携わり、1年後に正式にオルターブースの一員になりました。

入社を打診された時、小島さんはオルターブースのメリットもデメリットも包み隠さず話してくれました。採用する側もされる側も、普通互いに自分のいい所しか見せないものじゃないですか。でも小島さんは悪い所も正直に伝えてくれ、それでもぜひうちに来て欲しいと。ありのままを見せてくれた姿勢が逆に安心に繋がりましたね。納得ずくで入社を決められたのだと思います。

社長がこのようなマインドなので、オルターブースでは役職や年齢に関係なく「言いたい放題」が当たり前です。ただ、それは決して人を傷つけたり、嫌がらせしたり、ましてや自分のわがままを通すためではありません。相手に対する気遣いと敬意を踏まえたうえで、言うべきことを我慢せずきちっと言う風通しの良さなのです。

実績に裏打ちされた一騎当千の技術者でありながら、相手のことも大切にできるバランス感覚のある人を、オルターブースは創業時から厳選してメンバーに入れてきたように思います。オルターブースらしさがあるとすれば、このようにして培ってきた責任と信頼の文化です。中途半端な気持ちでここに入ると辛いですが、本気を発揮したくてくすぶっている人なら、オルターブースは輝ける場所になるのではないでしょうか。

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