アルファで実際に講師をしている先生方のブログをご紹介いたします。
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英語が苦手、出来ないという生徒さんと出会うと、まず教科書や単語を読んでもらいます。
『まず、音読ができること』これが英語学習(言葉の学習)では大切だと考えているからです。
国語の場合を考えてみても漢字、文章が読めないでは、何も進めないのはお気づきでしょう。
しかし英語の場合は、驚くべきことに、読めないことを放っておいて、ひたすら単語や文を書く練習をして勉強した気になってしまっている人を見かけることが少なくありません。
仮に国語で読めない漢字を練習してどこで使うのでしょうか?
私たちが日本語を身につける場合も大抵はお母さんの話す言葉を真似て言っているうちに言えるようになり、次第に言葉と意味も結びついてきます。
残念ながら、この『言えるようになること(音読できること)』を無視した書く練習はほとんど身につかないと思ってください。
そこでまず、この言葉を身につける上で大切な『音読』から始めてみましょう。
メリットとしては
1 どこでも出来て楽!
(勉強部屋でなくても、リビングでも、歩きながらでも、寝転びながらでも)
2 準備が楽!
(教科書 や単語帳 、問題集など1冊 よく見ながら読むのがポイント)
3 効果絶大!
(注意すると発音も良くなる。英語の語順が身につく。単語もある程度は書かなくても目が覚えちゃう。みんなが苦手な前置詞 in,on,at等が感覚的に身につく。日本語の助詞て,に,を,は も何度も声に出して言っているので感覚的に使っているのですよ。 などなど)
そして、やり方です。
1 読み方(読み仮名)を知りましょう。
(ほぼ読めている人は次の2へ)
単語など読み仮名が書いてあるもの例えば辞書を参考に。
手っ取り早く友達、家族に読み方を教えてもらうと良いでしょう。
忘れてしまうのでノートや教科書コピーに読み仮名を書きましょう。
教科書本文には読み仮名は書かないで下さい。
いつまでも読み仮名ばかり見てしまいますので。
2 英語(単語、熟語、文)を見ながら声を出しましょう。
必ず英語を見ながらです。
目が単語を覚えてくれます。
間違った漢字を書いた時、「あれ?変だな」と思うことがあります。
目が字の形を覚えてくれているのです。
また、上手な発音でなくても構いません。
棒読みになっても大丈夫。
とにかくつかえないでスラスラ言えるようになるまで。
発音も日本語発音と違うのは強調すると良いでしょう。home(ホーム→ホウム)
3 とにかく繰り返しましょう。
教科書を読む場合、1日に多くても2、3ページ(最初は1ページで充分)にして、同じ単語、文を繰り返し繰り返し目に焼き付ける、声にする、耳にするようにしましょう。
暗記しようとしてはいけません。
脳が抵抗します。
ただただ繰り返します。
深い記憶として染み込んでいきます。
長々となりましたが、実はこれ私の中学時代の勉強法??です。
あまり丁寧な勉強をしていませんでしたが、ほとんどで困ることはありませんでした。
また自分だけでなく、皆さんを指導するようになってからも、この方法を勧めて効果を出した人もいます。
繰り返しの音読を継続することは大変かもしれませんが、やってみる価値はあると思います。
是非お試しを…