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【メンバー紹介】障害は乗り越えるものではなく、プラスに変換するもの

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こんにちは、ハッピーテラス・広報の大見です。

今回は、2017年9月に中途入社し、現在就労移行支援事業所であるディーキャリアで支援員をしている岩崎 淳(イワサキ ジュン)さんにインタビューしました。

人懐こくて優しい人柄ゆえ、どこにいても社員や利用者に話しかけられ、あたたかい空気感をまとっている岩崎さん。

どのような想いで支援に取り組まれているのか、伺いました。

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華やかな大学生時代を送りつつも、将来への不安も

昔から華やかな世界に憧れがあり、大学はテレビ番組制作の手法やマーケティング・マスコミ関係の学部でした。しかし実際はほとんど大学には行かず、音楽活動に打ち込んでいました。当時は音楽事務所に所属していて、全国ツアーやフランスで開かれるJAPAN EXPOに参加したこともあります。教授が課外活動に寛大だったこともあり、音楽活動を中心に生きていました。

ただ3年生になり、就職活動をする段階で「このまま社会人になった際、心のどこかに未練はあったものの、音楽の道に進むのは難しいだろう、もっと人が生きていく上で必要なインフラに関係する就職先を探そう」と安定した道を模索しました。

安定企業へ就職。しかし捨てきれなかった音楽への想い

新卒で、望み通りに大手ガス会社の子会社に就職しました。一般家庭に行ってガスの点検をする仕事をしながら、趣味で音楽活動の裏方の仕事も手伝っていました。

ガス会社の仕事を8年ほど続ける中で「手堅い職業は魅力的だしもちろんニーズもある。でももっと自分がワクワクして、面白いと感じられる人生にしたい」と思うことが増えてきたのです。大学時代の音楽仲間が輝いて見え、うらやましく感じたこともありました。

そして31歳の時、思い切ってガス会社を退職して、それまで趣味として手伝っていた音楽活動の裏方作業を、個人事業主として本格的に始めました。

新人アーティストの発掘や、売り出す方針を考えて売り込んだり、そのために必要なミュージックビデオや宣材写真を撮影したり。それだけでは収入が足りなかったので、他にアルバイトもして、忙しいながらも夢を追い、充実した日々を過ごしていました。


▲30歳ごろ、自分でもライブハウスで演奏していました


「やはりそうだったのか」…ADHDの診断

そういった生活を1年ほど続けていたのですが、業務上のミスやスケジュールの管理がうまく回らないことに対して周りからの指摘や叱咤が増え、次第にふさぎ込むようになってしまいました。せっかく安定した生活を捨ててまで自分がやりたかった仕事を選択したのに、何をしていても楽しくない、興味がわかない…。

そんな時に電車の中で倒れて、そのまま入院することに。診断名は鬱病で、同時にいくつかの検査をして、発達障害のひとつであるADHD(注意欠如・多動症)の診断もつきました。ショックというよりは、「やはりそうだったのか…」「これまで自分が背負ってきたものはこれが原因だったのか」という腑に落ちたような感情で、割とすんなり受け入れることができました。


痛みを取り除くのではなく、別の視点から捉える方法を一緒に考えたい

退院後、「これまでと同じように働くのではなく、自分に合った働き方を見つけよう」と2年ほどかけてそれまでやっていた音楽関係の仕事に整理をつけ、自分なりに調べていた就労移行支援事業所に通うことにしました。

そこではありのままの自分が肯定され、1年ほど通ううちに「自分自身と同じ悩みを抱える人たちを救いたい」という考えを持ちはじめ、支援員という仕事に興味が湧きました。

Wantedlyを通じて「ディーキャリア」を知り、後に上司となる事業部長と話しましたが、実際のケースを想定した中身の濃い訓練内容が強みであり、充実している点に惹かれました。利用者と深く向き合う姿勢にも心を打たれましたし、当事者という立場から見ても強く魅力を感じました。「ディーキャリア」が全国に広まっていけば、自分のように悩んだり立ち止まったりして悩んでいる発達障害の当事者が、活躍できる社会になっていくと信じられましたし、それを広める手伝いをしたいと転職を決意しました。

そして2017年9月、35歳の時にハッピーテラスに入社しました。入社からこれまでずっと、就労移行支援事業所・ディーキャリアの支援員として利用者と接していますが、自分がまだまだ成長中であると感じています。

初めはつい、自分のスタンスで経験に基づいたアドバイスをしていましたが、支援をしていく中で「傾聴をする」ということが本当に大切だと実感するようになりました。

話を聴き、相手の立場を想定して、いくつかの提案をしてみると、利用者は「自分で自分の答えを出せた」と感じることができるのです。まだまだ勉強中ではありますが、私自身も当事者として、利用者の気持ちに共感できる部分が大きいからこそ、話す方も真剣に打ち明けてくれるのだと思います。

当事者が感じている心の痛みを取り除くことや、不安を軽減することも大切だとは思いますが、本当の「支援」とは、その人が自分の不安や痛みに対しての対処法を知り、自分で立て直していく方法を学ぶための提案や助言などのサポートをすることだと思います。「障害を乗り越える」というよりも「いかにして自分自身をプラスに捉え、どのようにしたら自分のなりたい姿で生きていけるか」を本質的に考えられるのが「ディーキャリア」という場所だと思っています。


▲「傾聴」し、考えを一緒に整理することで「自己決定」のサポートをします


今は、大好きな音楽業界の仕事は趣味として活動しています。ハッピーテラスは「パラレルキャリア制度」という複業制度もあるので、将来的にもし活動が増えてきたらうまく制度を使って、人とのご縁を大切にしながら好きなことも楽しみたいですね。

これまで、人に寄り添うことはできても、自分の足で立つことは自分にしかできないと、身を持って体験してきました。今後も支援員の仕事を通じて、当事者の人たちと「自分の足で立つ方法」を一緒に考えながら、人と人とをつなぐ存在でありたいと思っています。

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将来のこと、仕事のこと、お話ししましょう!

web面談も可能ですのでご連絡ください。

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