アルパカ証券 技術ノート|
こんにちは。shirou(@r_rudi) と申します。アーキテクトという名の雑用係をしています。 Alpaca Japanでは、2021年8月に「アルパカ証券」という証券サービスをはじめました。 ...
https://alpacadb.github.io/alpacasec_notes/
こんにちは、AlpacaJapan採用担当です。
AlpacaJapanのSREチームには、他社で金融システムの運用・開発を経験したメンバーが在籍しています。今回はチームリーダーの比企さんとメンバーの御子柴さんにインタビュー。AlpacaJapanにジョインした理由は?入社してみてギャップはあった?組織の雰囲気は?お話を伺いました。
比企:前職ではGMOクリック証券で、FXチームのリーダーを担当していました。新商品立ち上げプロジェクトなどにも関わりました。仕事が一段落して、次にどんなチャレンジをしようか考えたとき、同じ会社に居続けてもこれ以上の経験はできないと感じて。新たなチャレンジをしようと、転職活動を始めました。AlpacaJapanは、エージェントから紹介していただきました。
証券業という意味では同じものの、株とFXではシステムや知識も異なる部分が多いです。新しいことにどんどんチャレンジできるのではと考えました。
御子柴:前職では、メンバーが100人近くいるプロジェクトの内部チームのリーダーとして、金融機関のシステムの運用開発を担当していました。しかし異動になってしまって。今後のキャリアについて悩み、転職活動を始めました。ちょうどコロナ禍だったのもあり、常駐・出勤ベースではなく、リモートで働ける会社を探しました。
AlpacaJapanについては、以前の職場でAlpacaのアルゴリズムを利用しており、印象に残っていました。同僚の1人もAlpacaJapanに転職しており、話を聞くとすごく雰囲気がよさそうだったので、私も応募しました。
比企:SREチームの役割としては主に2つあります。1つ目はシステム運用。システムからエラーが発生したときの対応です。2つ目はテスト管理。名前の通り、テスト実施を担当しています。
特徴的なのは、先月から自動テストを導入したこと。一度自動テストを組んでしまえば、同じテストを毎日できます。すべての環境において勝手にテストするため、会社としても端末を管理する必要はありません。
ほかにも、エラーが発生したときのアラートも自動化しています。交代制のシフトを組んだ監視チームを設けてエラーを監視し、担当者に電話をかけるような仕組みの会社も多いと思います。しかし、AlpacaJapanでは監視チームはゼロ。システムがエラーを感知すると、自動で担当メンバーに電話をかける仕組みです。AlpacaJapanが掲げている「人が人らしく」の部分が、SREの仕事にも生きていると感じます。
御子柴:SREチームの一員として、本番運用や問合せ対応、テスト環境管理、テスト実施などを担当しています。
サービスの自動化はSREチームだけでは実現できません。ユーザー部門も含めて、無駄な作業を発生させないようにするカルチャーが根付いているからできているのだと思います。私たちはSREとして、開発環境のメンテナンスを一手に引き受けることで、開発をしやすい環境を整えています。
比企:入社前から、外資系出身者の方が多いことは知っていました。実際、全社ミーティングが英語だったり、英語に触れる機会が非常に多いですね。私自身、英語をもっと勉強したいと考えていたので、非常に嬉しいギャップでした。
御子柴:入社前、正直不安な点として、金融系システムの運用経験はあるものの、まとまった技術的な研鑽を積んだ機会がなかったことがあります。期待された働きをできるか、周りに置いていかれないかと心配でしたが、入社後はそういった職務経験もエンジニアリングの一環として受け止められたことで安心しましたし、働きやすさにつながっていると感じます。また、分からないことがあっても、聞いたら丁寧に教えてくれます。フルリモートではあるものの、Slack上ですぐに質問して答えてもらえるので、本当にありがたいですね。
これまで経験してきた職場では、顧客が比較的大手の金融機関だったことが多く、システム側・ユーザー側にも関係者が多く、連絡手段にも制約があったためコミュニケーションにコストがかかり、結果としてスケジュールに影響することもありました。Alpaca Japanの場合、外資出身者が多いこともあるのか、部署間やチーム間のやりとりが極めてスムーズだと感じます。意思決定もかなり速いのではないでしょうか。開発中に疑問が生じてもすぐに質問できる雰囲気があり、すごく働きやすいですね。
比企:自由な風土があるんだろうなと考えていましたが、ここも期待以上でしたね。スピード感が速いんです。たとえば社員から福利厚生が充実しているITS健保の導入の要望を出すと、すぐに実現しました。手続きは非常に大変だったと思うのですが、やろうと思ったらすぐに対応するのがすごいですね。
比企:会社として、DXや効率化を促進している面は大きいですね。業務効率を上げるための機能だったら喜んで作るような文化があります。どうしても、ユーザーに見えがちな機能部分の開発を優先してしまう会社は多いと思います。AlpacaJapanでは、経営層が効率化への理解があるため、優先度をしっかり見極めた開発ができる環境があります。
御子柴:開発の優先順位決定の面では、最近ICE分析を導入し始めました。ICEとは「影響力、インパクト(Impact)」、「信頼度(Confidence)」、「容易性(Ease)」を指します。業務改善や技術的負債の解消、新技術の導入について、どれだけ少ない労力で、どれだけの効果を得られるかを考えた上で、優先度を決めています。効率性を重視する人が多いエンジニアには刺さる部分だなと感じます。
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比企:意見は誰でも言いやすい雰囲気ですね。
御子柴:そうですね。週に2回、開発メンバー全員で打ち合わせがあります。なにか懸念があれば気軽にシェアして、誰がどんな対応するのかその場で決めるスピード感もあります。
比企:Slackには複数チャンネルがあり、自分の興味がある技術をキャッチアップしてお互いに学び合えるような体制があります。仕事だけでなく、雑談チャンネルもあります。オンライン上に雑談の場を作っても形骸化してしまう会社は多いと思うのですが、皆さん趣味の話をしたりなど、非常に活発ですね。それに、飲み会も多いですね(笑)
御子柴:先日は女子会もありました。すごく楽しかったです(笑)
比企:仕事もプライベートも両立できる環境があります。興味を持った方、ぜひ一度お話ししましょう!