こんにちは。Alpaca社員インタビュー始めました。第1弾はHead of Japan R&D 北山朝也(きたやまともや)さんです。初回を飾るにふさわしい、熱い話、聞けました!
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まずAlpacaで働くことになった経緯を教えてください。
惹かれたのは「人工知能」と「エンジニアの技術力」です。最初のきっかけは創業者の一人だった原田から人工知能を使った画像認識のサービス*を作るという話を聞いたことでした。昔はWeb2.0だったりスマートフォンを使ったスタートアップがブームになっていたのですが、その次に来るのは人工知能なんじゃないかと思ったんです。あとはAIのスタートアップにおいて最も重要と考えている技術力に関して、原田と林(現Alpaca Japan CTO)は卓越した技術力を持ったエンジニアだったので彼らと一緒だったら伸びるんじゃないかと思ってAlpacaにジョインすることを決めました。実は二人とも大学の後輩で、仲が良かったというのもあります。
*現在は金融にフォーカスしていますが、初期の頃は画像認識のサービスに取り組んでいました。
その前はソニーで働いていらっしゃったそうですが、大企業を辞めて当時売り上げゼロだったAlpacaに入ることに抵抗はなかったですか?
僕自身にはどうしてもやりたいという思いがあったので10年勤めたソニーを辞めることに躊躇いはなかったのですが、嫁ブロック**にあいました。しかも大企業を辞めようとしていることに対してではなく、Alpacaのビジネスモデルについての反対でした。笑
**既婚の男性がスタートアップなどへの転職や独立を妻に反対、阻止されること
嫁ブロック...!それで結局は許してもらえたんですね?
当時のビジネスモデルについてのOKは結局でなかったのですが最終的にそこまで言うのなら、と許してくれました。今ではすごく応援してくれています。
良かったですね。では現在はどんな仕事を担当されているんですか?
AIのアイデアをそもそも練るところから、AIのプロジェクトの提案、研究開発の方向性決め、プロジェクトマネジメント等。本当に何でもやってますが、わかりやすく言えばプロジェクトマネージャーですね。
Alpacaには超優秀なエンジニアが揃っているかと思いますが、そんなチームをまとめる上で大切にしていることってありますか?
「お互いをプロフェッショナルとして信じるべき時は信じる。でも常に第三者として誰よりも厳しい目を持つ。」ということを心がけています。というのは、人間って時間をかけ、作業を繰り返して出た結果を正しいと思い込みたくなるんです。でもAIの世界というのは自分がかけた労力と結果が比例しないことも多々ある。ラッキーでいい結果がでることもあるし、何度も設定を試してやっと結果が出ることもあるけれど、大事なのはその後ろにある理論を紐解くことなんです。だから時には厳しいこと言ってますが、それが結果としていいサイクルになると信じて毎日やってます。
なるほど。素晴らしいです。では、Alpacaの好きなところを一つ教えてください。
あくまで技術のスタートアップなのだけど、その背後にはお客様との関係性があって、お客様の成果に対するコミットメントがまた技術に対する姿勢に繋がっていて毎日正面向いて議論を交わせる。好きなのはそんなカルチャーでしょうか。
最後にもう一つだけ。北山さんの夢を教えてください。
・・・僕の夢ってアルパカなんだよなあ〜。
うん、アルパカが大きくなることが僕の夢です!!