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社員の方々の技術力や経験、知識量には圧倒されてしまいましたが、刺激の多いインターンを経験できました

プロフィール
AIメディカルサービス 研究開発室 インターン 下川さん

こんにちは、AIメディカルサービス(以下AIM)の採用広報チームです。
今回は、リモートでインターンシップに参加した下川さんについてのインタビューを紹介させて頂きます。AIMのインターンシップについて知りたい方はぜひご覧下さい!

<内容>

  • 簡単に自己紹介をお願いします
  • インターンを始めたきっかけについて教えて下さい
  • インターンの内容について
  • 約4ヶ月ほどのインターンを振り返ってどうでしたか
  • 応募を検討している方へのメッセージ
  • 編集後記

医療AI企業ではどんな人がどんな想いで働いているか知ってみたかった

━━簡単に自己紹介をお願いします

 私は現在、東北大学大学院 医学系研究科 医科学専攻の博士課程の2年生となります。

 研究テーマは、深層学習を用いた乳癌における臨床画像診断支援システムの開発です。医学系出身で放射線技師のバックグラウンドがあるため、医療用画像の撮影‧取得から前処理、AI開発までを自身で行うことで臨床情報を組み込んだ深層学習モデルの開発を推進しています。

 これまでの成果として、病理学的知見を反映させた新しい深層学習モデルを開発し、これまで困難だった乳癌の遠隔転移リスクの予測を可能にしました。

 その他、学術論文6報執筆(主著2報, 共著4報)、国際学会発表1件、国内学会発表11件、外部研究費の獲得2件などがあります。

━━インターンを始めたきっかけについて教えて下さい

 元々、東北大学の医学部放射線科出身で、診療放射線技師の免許を持っている医療系の人間なのですが、将来は現在大学院で取り組んでいるAI開発や研究方面に進みたいと考えていたので、そのような経験ができそうなインターンに参加してみたいと思いスカウトサイトに登録してみました。

 いくつかお声がけのあった企業の中で、AIメディカルサービス(以下、AIM)からもお話をいただき、インターンの内容を確認させて頂いたところ、自分の現在やっている研究や将来やってみたいことと近いことから、ぜひお世話になりたいと思い応募をさせていただきました。

 もう少し具体的に話をすると、私は医療系出身なので、多田先生(AIM代表取締役)については知っていましたし、医療AI企業ではどんな人がどんな想いで働いているか知ってみたかったことがあります。

 また、放射線技師の免許を持っているので、非常勤の担当として胃のバリウム検査もやっていたことから胃の検査については馴染みがあり、今まで学んできた医療の知識や経験を使えそうだと思ったことも大きかったです。

 ちなみに、今まで単発的なインターンはいくつかやったことはあったのですが、AIMのような長期インターン(約4か月)は初めてで、腰を据えて研究に取り組めることも魅力的でした。

医療系の経験がなくでも画像認識に関する知識や技術に関心があればやりがいのあるインターン

━━インターンの内容について

 AIMのインターンは、短期インターンと違って限られた部分だけを取り組むのではなく、長期のインターンだけあって、研究開発という位置付けで、設計の部分からCTOの加藤さんと直接相談しながら取り組むことができ、とてもやりがいを感じました。

 自分で立案して、試してみて、成果報告するという一連のサイクルを回すのですが、CTOの加藤さんがまるで大学の教授のようでした。実際、加藤さんの技術力や経験、知識量には圧倒されてしまいましたし、自分のようなインターンであっても真摯に向き合っていただきとても感謝しています。

 取り組んだ内容としては、自分が医学系出身だったことから、今までの工学的アプローチではなく、医学的アプローチでどうAIを実装していくかを考える課題を選択しました。

 具体的には、医師が胃の検査ではこのように診断しているというデータをまとめてAIに学習させる方向で研究を進め、加藤さんと毎週1on1で進捗報告や課題の相談などをさせて頂いていました。

 私はフルリモートでのインターンだったのですが、基本的には打ち合わせはZoomで行い、その他のコミュニケーションはSlackで常時相談ができたので、業務進行はほとんど支障がなく進めることができました。

 特にSlackは活発に利用されていて、好奇心や探究心の高い社員の方も多く、最新技術や論文の共有、またそれを実際に試した結果の共有など、フレンドリーでスピード感のあるコミュニケーションがある会社で雰囲気もよく働きやすかったです。

━━約4ヶ月ほどのインターンを振り返ってどうでしたか

 AI研究開発エンジニアの方々にはどんな人たちがいて、どんなスピード感で仕事しているのかを体験できたのは大きかったです。また、自分の今後の研究における方向性やスキルの不足部分が見つけられたことから、もっと頑張りたいという思いを強く感じることができました。

 また、加藤さんから、AIモデルから出てきたアウトプットに対する解釈の仕方や課題の見つけ方、改善点などの解説をもらう中で、仕事に取り組む方法についても非常に勉強になりました。

 個人的にこのインターンでアウトプットできたことで言えば、一つは、医療系バックグラウンドのあるAIリサーチャーはAIMでは私が初めてだったので、医師が見ている視点や実際の医療現場で行われている視点によるAIモデルの研究開発と、もう一つは、工学的なアプローチで最新技術(画像による胃がんの3Dモデルを作成する技術)の適用研究について担当させていただいたことかなと思います。

━━応募を検討している方へのメッセージ

 修士課程や博士課程の方にはとても良いと思っています。特に、修士では自分で研究課題の立案の機会はあまりないので、立案の最初から最後のまとめまで経験できることは良い機会ですし、加藤さんのような優秀な方に直接指導してもらえることは非常に勉強になると思います。

 また、最新技術の好きな方にはそれらに触れられる機会がありますし、医療系の経験がなくでも画像に関する知識や技術に関心があればやりがいがあるはずです。加えて、スタートアップの中でもグローバルに展開できている企業でもあることから、貴重な経験ができる機会が多くあると思います。

━━編集後記

 いかがでしたでしょうか?AIMのインターンは原則出社でのインターンとなりますが、弊社研究開発のテーマに近い研究成果や実績がある方に限り、リモートでのインターンシップの受け入れも行っています。

 下川さんは仙台に住みながらリモートでのインターンを経験され、AIMとしても今後の学業における研究成果に期待したいと思います。

 読者の方も、少しでも興味のある方は、ぜひAIMのインターンにトライしてみてはいかがでしょうか?

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