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お客様に喜んでいただけるスペースの提供を目指し、「飲食」の力で貢献する。市場や事業の成長性も大きな魅力

私たちは、「当社にしかできない付加価値を加え、新たなライフスタイルを創造する」という理念のもと、「SPACE SHARING NO.1」をビジョンに掲げ、不動産事業を中心にサービスを展開する企業です。当社にしかできない「add value(付加価値)」を追求し、新たなライフスタイルを創造してまいります。

今回は、スペースマネジメント事業部 飲食グループの藤牧さんにインタビューを実施。仕事のやりがいやあどばるの魅力などをうかがいました。


【プロフィール】

藤牧 丈哉:長年にわたる飲食業界でのキャリアを活かし、2024年2月にあどばるへ入社。現在はケータリング事業における調理やサービスの提供業務に従事している。


会社や事業に成長可能性を感じて入社を決意

――藤牧さんがあどばるに転職した経緯を教えてください。

あどばるに入社したきっかけは、当社に勤める前職の知人に紹介してもらったことです。

私自身、飲食業界での経験が長く、キャリアをさかのぼると近所のレストランでアルバイトを始めた高校時代に行きつきます。お客様が喜ぶ姿に直接触れられる飲食の仕事がとても楽しく、大学入学後もホテルでウェディングや懇親会の配膳・サービスを行うアルバイトに従事しました。その後、ホテルケータリングの会社で10年ほど勤務したのち、当社に転職しました。


――あどばるのどのような点に惹かれて入社を決めましたか?

まず、会社や事業の成長可能性に魅力を感じました。当社は複数のスペースを運営し、利用者の方にケータリングを提供する事業を展開していますが、コロナの収束とともにお客様からのお問い合わせが大幅に増えました。私が入社後にも新たに大型のスペースがオープンしており、今後も需要の高まりが期待できる業態、仕事なのではと感じたことが、大きな入社の決め手となりました。


――入社後に感じたギャップはありますか?

思っていた以上に幅広い業務に携われる点が、いい意味でのギャップでした。組織化されていた前職の会社では、例えばサービス担当者はサービスだけを行うような状況でしたが、当社は組織を形成していくフェーズであり、これからあらゆる仕組みづくりを行うところです。必然的にマルチタスクが求められますが、私自身はプラスに捉えていますし、組織や事業の拡大に関われる面白さも感じています。





新規スペースのオープンに携われるやりがい

――現在の業務内容を教えてください。

ケータリングで提供する料理の調理や懇親会の運営、会場の備品発注、食材発注、開業店舗の備品準備などが主な仕事内容です。

具体的な1日のスケジュールは、出社後にまず当日の懇親会の最終チェックを行います。その後、2〜3時間かけて調理を行い、休憩を取ります。休憩後は翌日の案件の確認や備品チェックを行い、懇親会がある日は調理備品や飲食物を会場に運びます。

料理を並べ、ドリンクなどの準備をしたらいよいよ懇親会がスタートします。2〜3時間ほどの会の最中は、ドリンクの提供やお客様対応などを行います。そして懇親会終了後、片付けや掃除をして撤収するという流れです。

1日に複数会場を対応するケースもありますが、これらの一連の流れをチームで協力しながら進めており、必要な場面で互いに助け合うことができています。また、他部署のメンバーや派遣スタッフのみなさんとも協働しながら、お客様にご満足いただける懇親会の運営に努めています。




▼1日のスケジュール例


――入社後、業務に関する研修やOJTなどはありましたか?

私の場合は、これまでのキャリアで調理の経験がほとんどなかったため、最初のうちは上司や先輩にマンツーマンで丁寧に教えてもらいました。お客様によって盛り付け方やクオリティに差が出てはいけませんので、「これなら大丈夫」という上司のGOサインが出てから1人で調理を担当できるようになりました。盛り付け方の工夫などは、今でも動画を見たりしながら自主的に学ぶようにしています。

一方で、事務的な作業はマニュアルやフォーマットが存在しますので、初めてでも戸惑うことなく対応できました。


――どのようなときに仕事のやりがいを感じますか?

自分が作った料理をお客様に喜んでいただいたとき。また、懇親会がスムーズに進行し、幹事の方からお褒めの言葉をいただいたときに、すべての積み重ねが評価されたという喜びがあります。

ほかにも、スペースの新規オープンに携われる点も大きなやりがいです。私自身、スペースを自社で開業し、そこにケータリングが付随するビジネスは初めての経験でしたが、まるで自ら飲食店をオープンしたかのような感覚を得られます。キッチン用品なども飲食グループ全員で話し合いながら準備をしたりと、無事にオープンしたときの達成感は格別ですね。


――なるほど、それは特別な経験ですね!新規スペースのオープンに関して、特に印象に残っていることはありますか?

これまでは100〜150人規模のスペースが中心でしたが、2024年に渋谷にオープンしたスペースはその倍以上の収容人数があり、私自身も250名程度のお客様に対応する機会がありました。ドリンクや料理の提供方法を試行錯誤しながら、チームメンバー一丸となって大規模なパーティを運営したのですが、お客様から「ドリンクの提供がスムーズだった」とおっしゃっていただき、とても達成感がありました。

私が会場の運営時に意識しているのは、お客様の列を作らないようにすることです。ドリンクカウンターであれば、各お客様がオーダーされたドリンクの種類を覚え、素早く提供できる状態にしておきます。また、料理カウンターであれば、配置場所を工夫してお客様の導線をスムーズにするなどです。


――一方で、大変だと感じる事柄はありますか?

スペースごとの運営ルールを覚えることです。会場内では、プロジェクターの対応なども私たちが行いますので、20〜30店舗ごとに異なる音響設備や備品などをしっかりと把握しておく必要があります。そのために、特殊な店舗のみをピックアップしてメモにまとめるなど、自分なりの工夫をして覚えるようにしています。




風通しが良く、チャレンジしやすい風土が魅力

――今後の目標を教えてください。

今後は、当社が運営するスペースだけでなく、お客様のオフィスや会議室などにもケータリングの提供範囲を広げていけたら面白いなと思います。オフィス内ケータリングの実績もあるため、さらにノウハウを蓄積して拡大していくことで、事業の幅も広がるのではと考えています。

また、個人的に、現在財務諸表の勉強をしている最中です。今は責任者が対応しているものの、ゆくゆくは各店舗の経営にも関わる可能性があるからです。


――あどばるの社風についてはいかがですか?

風通しが良く、社員一人ひとりがチャレンジしやすい会社だと思います。お客様へのサービス内容についても、1スタッフの提案や意見をしっかりと聞いてもらえますし、実現に向けて後押ししてくれる環境があります。加えて、社長とフランクに会話できることにも驚きました。

また、業界未経験者でも、上司や先輩から1から教えてもらえる点も当社の魅力です。長く働きつづけたいと考える人にはぴったりの会社ですね。


――藤牧さんが働きやすさを感じるポイントは?

飲食業界は労働環境が厳しいイメージを持たれがちですが、当社の場合は7連勤が禁止されていますし、サービス残業も一切ありません。メンバー間でシフトを調整しながら、毎月土日+祝日分の休日を取ることができます。休日の希望も通りやすいですね。さらに、終業時間が遅い日の翌日は余裕のあるシフトを組んでもらったりと、体に負担がかからないような配慮をしてもらえる点も働きやすさを感じるポイントです。





――今後、どのような人と一緒に働きたいですか?

個で動くよりも、「和」を大切にしながらチームで働ける人が活躍できる職場だと感じます。お客様にご満足いただけるクオリティの高いサービスを提供するためには、全メンバーが連携しながら取り組む必要があるからです。

そして、私たちにとっては同じ料理でも、お客様には“その日1日の特別なもの”です。ですから、同じ仕事を続けることをやりがいに感じられる方や、コツコツ粘り強く取り組める方に向いているのではないでしょうか。


――最後に、求職者のみなさんへメッセージをお願いします!

ケータリング業界はコロナ禍を機に大きく市場が落ち込みましたが、今では周年パーティや忘年会・新年会、入社式などの交流が復活し、お客様からのニーズも高まっている状況です。また、今後は水蒸気を使った発熱材の開発などにより、より“温かいものを温かく”“冷たいものを冷たく”食べられる時代が来るのではないかと考えます。

市場全体の可能性もそうですし、当社としてもスペース関連の事業をどんどん拡大していく予定です。組織の成長をともに楽しんでいただける方と一緒に働けたら嬉しいですね。


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