こんにちわ、カイチョー石森です。
アドイノベーションは昨日、MBOしてから初の自社プロダクトをリリースしました。
創業期の2011年に「AdStore Tracking」という広告効果測定ツールをリリース(画像がエモいw)して以来ですから実に15年ぶりです。AdStore Trackingは日本ではそこそこ普及しましたが、グローバル展開を失敗し、最終的には株式会社イルグルム(当時ロックオン)に売却しました。
今回新たな自社プロダクトをリリースした思考や背景は、池田さんが書いてくれた記事を読んでいただければと思いますが、一言で言えば「AIの進化に興奮して出したくなった」、、以上でございます。
”自身の仮説を、世の中にぶつけてみたくなった”という事です。
とはいえ、若かりし頃のようにガンガン目立って露出するやり方ではなく、今回は静かに粛々に淡々と進めていこうと考えています。
ということで、今回ラクアドAIが目指すところについての記事を書きます。ベタ打ちで文章は拙いですが、ご興味ある方がいればお読みください。
時代の転換点に立って
2025年は「AIエージェント元年」と呼ばれた年でした。
単なるデータ分析にとどまらずAIが自律的に判断し行動する時代が幕を開け、2026年はそのAIエージェントを実務で信頼し、本格運用する年として認識されています。
この大きな機会と面白いタイミングに興味を持たない起業家なんているのでしょうか?笑
アドイノベーションの戦場である広告の世界は特にその変化が激しいです。
MetaはAIによる広告運用の完全自動化計画を公表し、GoogleはAI Modeや自律エージェント機能を矢継ぎ早にリリースしています。
そして、業界は当然のごとく伸びていて、AIマーケティングへの世界的な投資額は2025年時点で473億ドル(7兆円以上)を超え、2028年には1,070億ドル(16兆円以上)に達する見通しです。
■世界のAIマーケティング支出:473億$(2025年時点)
→2028年予測:1,070億$(約2.3倍の成長)
■生成AI本格展開予定の世界企業比率:80%+
Gartner予測
一方で日本の広告代理店業界は再編が急速に進んでおり業界地図そのものが書き換えられつつあります。データ活用が鍵になるわけですが、そんな中でAIへの適応は企業の生存戦略でもあります。
人が運用する時代の終焉、そして何が残るか
広告運用の定型業務である入札調整、レポーティング、キーワードの選定、パフォーマンスの監視などは確実にAIに置き換わります。GoogleのP-MAXはそれを証明したし、AmazonのAds Agentは、自然言語で管理画面を操作し、複雑なクエリを即座に実行しています。
では、人間に残るものは何でしょうか。
私は、戦略、KPI設計、予算の哲学、ブランド、、等の文脈と考えています。数字では測れない判断の領域です。AIがいかに効率よく届けるかを担う一方、人間は「なぜ届けるか」を問い続ける存在になるのではないか、と。
ラクアドAIは、この役割分担を実装するために設計されました。AIに任せるではなく、AIと協働するための設計思想があります。
ラクアドAIが解こうとしている問い
私たちがアドイノベーションとして1,000件超のアプリ広告キャンペーンに向き合ってきた経験から見えたことがあります。広告運用の現場が抱える本質的な課題は、「情報の遅延」と「判断の孤立」です。
ラクアドAIはそれを解決したい。
以下に”従来の広告運用”と”人とラクアドAIの協業”の違いをまとめておきました
ラクアドAIは、Slackをインターフェースとして選びました。既に会社のオペレーションに入り込んでいるツールだからです。今後はLINEやChatWorkなども対応していくつもりです。ツールを開く行動を排除し、日常の業務フローの中にインテリジェンスを埋め込む。この設計思想がラクアドAIの根幹にあります。
自動化ツールではなく運用の哲学
市場には広告の自動化ツールが溢れています。入札を自動で調整するもの、レポートを自動で生成するもの、クリエイティブを自動で量産するもの。それらは確かに便利です。しかし多くは既存の運用フローを速くすることを目的としています。
私たちが問いたいのは、そのフロー自体がそもそも正しいのか、ということです。
”効率を上げる”だけでは間違った方向へ速く進むかもしれない
ラクアドAIは何を最適化すべきかを考えたい
私たちが目指しているのは、運用担当者がAIを使っているという感覚を忘れ、ただ最善の判断に集中できている状態です。ツールの存在を意識させないほど自然に、しかし確実に運用の質を底上げする。それがラクアドAIの理想形となります。
広告代理店として1,000件超の現場経験を持つ私たちが作るからこそ、机上の空論ではなく、実戦から生まれた設計になると思ってます。プラットフォーム側の理屈よりクライアントの事業成長を優先する視点をAIに組み込みたいのです。
広告代理店が作るAIツールの意味
広告にはアルゴリズムだけでは捉えられない文脈があると考えています。クライアントのブランドの文化、競合との関係性、業界特有のタブー、そして今この時期に何を伝えるかという時代感覚。
私たちは広告代理店として、それらの文脈の中で何百というキャンペーンを走らせてきました。Meta・Google・Apple Search Ads・TikTokと向き合い、プラットフォームの設計思想の変化を肌で感じてきました。ラクアドAIにはその経験が埋め込まれています。
データが言っていることだけでなく、データが言っていないことに気づく感覚。それをAIとの協働によって実現することが、私たちだからこそできるプロダクト開発だと信じています。
これからのラクアドAI
2026年、私たちは100社のラクアドAI導入を目指しています。これは単なるビジネス目標ではありません。100社の広告運用現場でAIと人間が協働する実践知を積み上げて、それをプロダクトに還元するサイクルを回すことで、ラクアドAIはより賢くなり、より現場に馴染んでいきます。
私たちは「広告の自動化が完成した世界」を目指しているわけではありません。むしろその先の自動化が当然になった世界で、人間の思考と判断がより際立つ世界を描いています。AIが単純な処理を引き受けることで、人間は本当に重要な問いに向き合えます。
ラクアドAIが、その世界への橋渡しなれると嬉しいです。
一緒に「未来の広告運用」を創る10社を募集します
現在、ラクアドAIではクローズドβ版の先行導入パートナーを募集しています。
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先着10社限定: 初期費用および月額費用を3か月間無料で提供
私たちは、単なる顧客ではなく、フィードバックを通じてプロダクトを共に育てていくパートナーを求めています。管理画面から解放され、マーケティングの本質を取り戻したい企業の皆様、ぜひ一緒に新しい景色を創りませんか?
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