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AnyMindプロダクト開発の裏側と今を伝える「Tech Blog」はじめます。〜4年で6つのプロダクト開発を実現したProduct Developmentチームとは〜
AnyMind Groupは2016年4月の創業し、現在、世界13マーケット、17拠点に事業を展開しています。また、創業時はマーケティングテック事業のみだった事業も、翌年にはインフルエンサーマーケティング事業、クリエイターサポート・マネジメント事業に展開を拡大。 そして、現在はブランドの商品企画・生産、EC構築・運用、マーケティング、物流までを一括で支援できるプラットフォームを開発、提供しています。
その加速度的事業成長の裏側を支えているのは、各プロダクトの開発・運用を担う「Product Development」チームです。
この度、そんなAnyMindの軸であり、大きな強みであるテクノロジーの側面について、より深く知っていただくために、「Tech Blog」を開始する運びとなりました。
「Tech Blog」は基本的には当社のCorporate Webサイトでの公開となりますが、良き記事になって不定期でWantedlyにもアップしていきたいと思います!
記念すべき初回となる本記事では、Product Developmentチームを統括するManaging Director 竹本に、AnyMindのチームやメンバー、プロダクト、開発体制、そして今後の課題について聞いてみました。
ー はじめにProduct Development事業部のメンバーや構成について教えてください。
AnyMindのProduct Developmentチームには現在、約50名ほどのメンバーがいて、プロダクトマネージャー(以下、PM)・エンジニア・データサイエンティスト・デザイナーなどが所属しています。
ユニークな点としては非常にグローバルなチームであるということですかね。
今考えてみると、台湾・マレーシア・ベトナム・フィリピン・タイ・エジプト・パキスタン・イタリア・オランダ・中国・スペイン・インド・日本など、世界中からメンバーが集まっています。
それから、2020年子会社になったPOKKTにもインド人を中心とした20人強のTechチームのメンバーが在籍しているので、合計すると70名を超えるProduct Developmentのメンバーがいることになります。
ー AnyMindの中でも随一のグローバルチームかもしれませんね。(笑)
そうですね、でも働く中では誰もお互いの国籍は気にしていないです。 というのも、コミュニケーションやドキュメントのやりとりは全て英語ですし、そもそも第一言語が英語だという人は逆にシンガポール人のメンバーだけかもしれません。
ー では、続いてAnyMindが展開しているプロダクトについて教えてください。
今、僕たちが開発・運用しているプロダクトは大きく言うと、下記の6つ。
- クラウドものづくりプラットフォーム「AnyFactory」
- インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag」
- クリエイターグロースプラットフォーム「AnyCreator」
- デジタルマーケティングプラットフォーム「AnyDigital」
- メディア・ECグロースプラットフォーム「AnyManager」
- 人材管理プラットフォーム「TalentMind」
そして近日中の公開を予定している、物流管理プラットフォーム「AnyLogi」を合わせると7つになります。
ー 改めて数えてみるとやはり多いですね!プロダクトの開発はどのような体制で行っているんですか?
はい、確かに多いですよね。 なかなか、このスピード感でこれだけのプロダクト数を展開している会社はないんじゃないかなと自負しています。
基本的な体制としてはPM・テックリードを軸として、エンジニアたちが紐づいてチームを構成しています。そして、そのチームが各プロダクトごとに存在している形です。
主にPMは顧客・ビジネス・開発者、それぞれを健全に機能させるよう、プロダクト全体の方向性を決定。
テックリードはエンジニアメンバーのリーダーとして、技術スタッフの割り振り、機能ごとの開発体制を決定。
エンジニアはフロントエンド・バックエンド・QAなどが含まれていて、チームプロジェクト時はテックリードに紐づいてチームを構成しています。
例えば、新規プロダクトの開発で考えると、PMとテックリードがそれぞれ1名、そこにエンジニアが2~3名いて、4~5名程度で1チームということになります。
それに加えて、各プロダクトを横断する形でデータの分析・機械学習などを扱うデータサイエンティストチーム、UI/UXの設計やデザインをするデザイナーチームがいます。
チームの構成人数も明確に決まっているわけではなくて、プロダクトの機能や発生するタスクによって体制は変わります。 例えば、ブランド企業や広告主向けに提供しているインフルエンサーマーケティングプラットフォーム 「AnyTag」や媒体社・アプリ事業者向けに提供しているメディア・ECグロースプラットフォーム「AnyManager」に関しては、機能ごとにチームを編成しているので、それぞれ10数名ずつの体制になっています。
ー ありがとうございます。次はプロジェクトの進め方について聞きたいのですが、どのようなペースで開発は進めているのですか?
基本的に各チーム、1週間に1つは新機能をローンチしています。 というのも、本当にこの会社はビジネススピードが早いんですよね。その成長に合わせた価値提供をしていくためには、このペースで各プロダクトに機能実装をしていかないと間に合わないんです。
具体的な進め方の話をすると、3種類のミーティングでPDCAを回しています。
1つ目は「意思決定ミーティング」 1週間に1回チームミーティングを行って、次週の実装機能を全体周知・プロジェクトがスタート。 ここでエンジニアチームから何か意見や質問などがあれば出し切ってもらい、意思決定を行います。 基本的にはタスク管理はチケットベースでやっていて、ツールは「Jira」を使っています。
そのためにはPMのプランニングが非常に重要になってきます。 1週間ごとの機能ローンチ実現に向けては、エンジニアの工数やデザイナー工数のバッファも含めて、常にPMが2~3週間後の実装をイメージしておかなくてはいけないので、責任重大です。 一方でPMの意思決定がプロダクトに大きく反映されることになり、結果的に良し悪しを分けることになるので、特にAnyMindではやりがいのある重要なポジションだと言えます。
2つ目は「朝会」 メンテナンスの意味も込めて毎日、始業時に10分の朝会で進捗を細かく追っています。
3つ目は「レビューミーティング」 その開発状況の結果をシェアするレビューミーティングを意思決定のミーティングとは1週間ごとにやっています。 そこで問題なく実装できそうであればローンチ。NGなら次週までにFixしてローンチに備える。という形でPDCAを回して、進捗管理をしています。
ー 1週間でここまで大きく動くんですね!かなりのスピード感で驚きました。
そうですね、この開発のスプリントの早さはAnyMindのユニークな点かもしれません。 通常他社だと、2週間や1ヶ月が1つのスプリントのところが多いイメージです。
実は過去にはこういったスパンも試してはみたんです。 でも、結果としてそれでも”ずれ”が発生していた。 ビジネススピードに追いつかせるためには”一週間”が適切だという判断になりました。
ー 通常のペースより早い”一週間のスプリント”。メンバーからの反発はなかったんですか?
先ほどお話ししたようにPMも先のプランを明確に持っていないといけないですし、何よりもエンジニアサイドへの負担はスプリントが短ければ短いほど大きくはなります。
簡単なことではなかったですが、それが会社のカルチャーとして浸透しました。
「AnyMindはこのスピードで開発をするんだ。」というマインドセットをみんなが持つことができるようになっていったのは良かったですね。
ただ、ビジネスサイドのスピードが早いので、そこにキャッチアップをするために全てを動かしている結果なので、最終的にチームのみんなも納得してくれています。
一方で、負担が重いだけではなく、一週間でスプリントすることのメリットはあります。 PMを中心に、仕様の決定やAPIでデータが取れるかどうかなどの調査、デザイナーのリソースを含めて、動かないといけないんですが、
- 速度が出る
- 優先順位の変更がしやすい
- 変化に対応しやすい
というのは大きなメリットだと思いますね。
ー 確かにスピードと変化への強さというのはAnyMindでは必要不可欠な要素ですよね。他に気をつけている点などはありますか?
そうですね。開発というのは、ただスピード感を持って進めればいいというものではないので、短期的な目線での機能開発によって”つぎはぎ”状態になってしまうことだけは避けられるように体制を整えています。
基本的にはPMの意思決定が強く反映されるので、エンジニアが主導で動ける”リファクタリング”の期間を年に数回ですが、集中的に設けて、トータルで見たときにしっかり完成度の高いものができているように作り込みをしています。
ー ありがとうございます。そろそろまとめに入っていきますが、今の課題感を教えてください。
今、ありがたいことにProduct Developmentチームでは、それぞれしっかり経験を積むことができているので、何か新しいソリューションやサービスを作りたいとなったときに、グローバルで横にスケールさせる体制の”型・仕組み”はできてきています。
つまり、新しいプロジェクトがはじまる時に、どうすればそのプロダクトが立ち上がって、継続的な価値提供ができるかという点に関しては成功パターンやノウハウが貯まってきている。
あとは”人材”だけですね。 そこさえ揃えばプロダクト・ソフトウェアのスケールは実現できる自信があります。
ー イメージとしてはどんな人が求められているんですか?
基本的なPM・エンジニアリングのスキルは持っておいていただけるとありがたいのですが、AnyMindのPMの大きな特徴として、”ビジネス理解度”という観点は圧倒的に必要だと考えています。
この会社では、セールスとプロダクト開発が並列にいるので、事業部長レベルのオーナーシップを持って、開発・プロジェクトを推進することが求められます。
そのため、採用面においてもPMが強い権限を持てるという体制にしています。 プロジェクト推進のために必要であるというロジックがしっかりとあれば、採用計画も自身で進めていくことができます。だからこそ、プロダクトも早く立ち上がるし、このスピード感で持ってAnyMindの事業成長を支える基盤になることができているのだと思っています。
間違いなくエキサイティングな環境だとは思いますし、やったらやった分しっかり事業に貢献できるというのは、AnyMindで働く醍醐味だと思っています。
(聞き手・文 Motohiro Kazama|JP Comm team)