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【CEO十河登壇EventReport】ASEANでの起業家、海外事業責任者等がセッションを行う”東南アジアNight vol.1”に登壇しました
こんにちは、Communications(広報・PR)のカザマです。
今回は2020年1月15日(水)にFreakout, Inc.にて行われました「東南アジア Night Vol.1」においてCEO十河が登壇しましたので、その様子をお届けします。
本イベントはジェネシア・ベンチャーズの鈴木隆宏氏が発起人として、東南アジアでスタートアップ起業、海外事業責任者、ベンチャーキャピタルなど、普段、海外で活動しているメンバーが偶然、一時帰国タイミングが被ったということで開催された稀有なイベントです。
ASEANを中心にグローバルなフィールドで活躍するトッププレイヤーが集まる会とあって、非常に刺激的なお話しが飛び交うセッションイベントでした。
後日、ジェネシア・ベンチャーズのWEBサイトにて、詳細のイベントレポートも公開予定ですので、掲載されましたら、本記事にも追記させていただきます。
ジェネシアベンチャーズ公式サイト
「東南アジアNight vol.1」概要
東南アジアNightは、東南アジアでスタートアップ起業、海外事業責任者、ベンチャーキャピタルなどで挑戦しているメンバーが集まって、東南アジアや新興国ビジネスの醍醐味やマネジメントの罠や苦労したことなどのTipsを共有し、日本から海外へ挑戦する人を増やしたいと想いを持ったメンバーで開催する会です。
現在、起業している、もしくはこれから起業を検討していて、東南アジア・新興国ビジネスに挑戦したい方や、まずは東南アジアスタートアップで働いてみる挑戦からスタートしてみたい方などに向いた会となります。
普段、海外で活動しているメンバーが偶然、一時帰国タイミングが被った奇跡的な会なので奮ってご応募ください。
登壇者
AnyMind Group Founder & CEO 十河宏輔
1987年生まれ32歳。AnyMind Group共同創業者兼CEOとして、現在に至るまで全拠点・各事業における成長拡大を牽引。 2016年、前身にあたるAdAsia Holdingsを創業、マーケティングテクノロジーを主軸とするビジネスを創業3年でアジア11市場に展開。 直近ではForbes JAPAN「日本の起業家ランキング2020」において、今年度、創業最短・最年少でTOP20に選出されている。
フリークアウトホールディングス取締役 安倉知弘
フリークアウトホールディングス広告事業管掌取締役。リクルート、ディー・エヌ・エーを経て、13年フリークアウト入社。1人目のHR責任者として人事部門を立ち上げ後、15年よりインドネシア事業責任者として現地法人代表就任。17年末よりホールディングス海外事業管掌取締役、18年末より日本事業含む広告事業全体管掌の取締役に就任。世界16ヶ国での展開、海外M&A 8社、19年4月以降広告事業海外売上比率は50%を超える。
GAOGAO Pte. Ltd. Founder & CEO 手島拓也
元IBM研究所・LINEのソフトウェアエンジニア。2015年に共同創業者兼CTOとして起業し、東南アジアに移住。事業譲渡を経験。 現在は2社目の起業としてGAOGAO Pte. Ltd.を創業し、シンガポール(HQ)・バンコク・ホーチミン・セブ・東京にて東南アジア発のスタートアップ・スタジオを運営。
Quipper Indonesia カントリーマネージャー 船瀬悠太
Quipperインドネシア拠点のカントリーマネージャー。中高生向けオンライン学習サービスのインドネシア事業展開の責任者。事業拡大に伴い、国内11拠点、500人の組織を束ねる。 Quipper日本オフィスでの大手教育企業との事業提携や、フィリピンでの新規事業立ち上げも経験。 新卒でマッキンゼーアンドカンパニーにてコンサルタント。京都大学卒業。
VIP Plaza International Founder & CEO キムテソン
インドネシアのファッションECサイト「VIP Plaza」を2013年に創業。急拡大するインドネシアの中間層をターゲットに、会員数100万人・1,000ブランドを取り扱うまでに成長したが、紆余曲折の末競合他社へ事業譲渡。現在、越境EC事業「want.jp」を立上げ中。
ジェネシア・ベンチャーズ ジェネラル・パートナー 鈴木隆宏
サイバーエージェントにてインフルエンサーマーケティングを行う子会社CyberBuzz、モバイルソーシャルアプリゲームを行うCyberXの立ち上げ及びマネジメント業務に従事。2011年6月よりサイバーエージェント・キャピタルへ入社し、日本におけるベンチャーキャピタリスト業務を経て、同年10月よりインドネシア事務所代表に就任すると共に、東南アジアにおける投資事業全般を管轄。東南アジアを代表するユニコーン企業Tokopedia(インドネシア)への投資など、多数の経営支援を実施。 2018年9月末に同社を退職し、株式会社ジェネシア・ベンチャーズに参画。
当日は登壇者も参加者もアルコールを片手にリラックスした空気の中、全編、パネルディスカッション形式で行われました。
まずは各自の東南アジアでの事業経験と自己紹介を行った後、テーマごとのセッションが行われ、質疑応答のセッション、そして交流会という流れで進行されました。
下記では当日、イベントの実況をTwitterで行われていたジェネシア・ベンチャーズの相良俊輔@Genesia Ventures(@snsk_sgr)氏のツイートを引用させていただき、当日の様子を一部お伝えさせていただきます。
パネルディスカッション「なぜ東南アジアでチャレンジを?」#東南アジアNight
Anymind 十河 @kosuke47 「マイクロアドで東南アジア統括を経験。肌感覚で市場のモメンタムを感じていた。どの領域も伸びているのに加え、平均年齢も若い。インターネットビジネスも確実に伸びる感覚を持っていた」
FreakOut 安倉さん @Yasu0131 「RTB/DSPの技術優位を持つプレイヤーが東南アジアに存在せず、FOのテクノロジーを優位に戦えるモメンタムがあった。生活拠点としては @takabos がいたことが大きい(笑)」
GAOGAO 手島さん @tejitak 「シード調達したがエンジニアがいないというスタートアップに対して、日本人のエンジニアを現地に派遣して開発協力するビジネスに可能性があり、参入を決めた」
Quipper 船瀬さん @y272 「リクルート買収後にインドネシアが最重要エリアとされ、立ち上げ担当として赴任。Quipperはスタディーサプリの基盤になっているEdTechのサービス」
VIP Plaza 金さん @tesongkim 「高校入学と同時に日本へ移住(早稲田大学附属高校へ入学)、大学時代に米国への留学を経験。新卒で入社した楽天で国際ビジネスの立ち上げを希望したところ2年目に希望が叶い2010年にインドネシアに赴任、楽天インドネシアの立ち上げを担当。2013年に独立してインドネシア版ZOZOTOWNのVIP Plazaを設立」
「転職希望者で東南アジアに向いているのはどんな人?」 #東南アジアNight
AnyMind 十河 @kosuke47 「強いパッションを持ってローカルコミュニティーに入っていけるかが大事。ローカルの情報を持っているかどうかでパフォーマンスが大きく左右される。ビビって情報を取りに行かないのはダメ」
AnyMind 十河 @kosuke47 「その土地で、その市場で活躍していて学ぶことが多い人とのコミュニケーション量を増やすことを意識してきた。外国語はそういった人たちとコミュニケーションをとるための手段」
GAOGAO 手島さん @tejitak 「言語の壁で遠慮することなく、グイグイ入っていける人がいい。」ジェネシア @takabos 「言語はツール。上手くなくても通じる。現地の大企業駐在員は日本人同士で群れる傾向にあるが、スタートアップは真逆。群れずに現地に溶け込まないといけない」#東南アジアNight
質疑応答 #東南アジアNight
Q.「AIビジネスで海外展開を検討している。競合もいる中で国内だけでは早晩飽和してくると考えており、リソース配分を含め海外に事業を広げる意思決定をする際のポイントは?」
FreakOut 安倉さん @Yasu0131 「経営陣との合意という観点で言うと、FOはIPOを目指すこと、グローバルを目指すことは創業時から一貫してトップが発信しており方針が浸透していた。安くて機動力高いから海外行ってこい、で成功する例は基本的にない」#東南アジアNight
Q.「東南アジアで働いていて、日本人としての強みを発揮できる場面はあるか?日本人の特徴を活かせる分野、領域があれば知りたい」#東南アジアNight
AnyMind 十河 @kosuke47 「ビジネスモデル、経済成長の先駆者として蓄積している小さな成功体験や成功の型はアドバンテージになる」
VIP Plaza 金さん @tesongkim 「ルールを忠実に守る細やかなオペレーションは明確なの強みだが、一転して弱みになる場面も。例えば事業投資において資本力が必要な際に日本人の控えめな感覚で額を決めていては勝てない。桁が一つ違う札束が飛び交うということを意識しないといけない」#東南アジアNight
Q.「次にチャレンジするとしたらどの地域?」 #東南アジアNight
ジェネシア @takabos 「主軸はあくまで東南アジアだが、新興国から生まれるイノベーションはある程度類型化できるため、5-10年後に成長を追体験する可能性のあるアフリカは一案」
AnyMind 十河 @kosuke47 「中東と東欧は可能性がある。マーケットポテンシャルに加え、競合環境として米国企業に強みがなくフラットに戦える点が魅力」#東南アジアNight
以上です。
当日の盛り上がりを少しでも感じていただき、少しでも読んでいただいた皆様に学びがあれば、非常にありがたく思います。
今後もAnyMind Groupはアジアから世界を盛り上げていきます!
今回の最後は、十河のツイートで締めさせていただきたいと思います。
AnyMind 十河 @kosuke47
とても楽しかったです!東南アジア、グローバル盛り上げていきたいですね!アジア各国で日本人はもっと活躍できると思います。グローバル市場に本気で勝負しかけているスタートアップで働きたい方お待ちしてます笑 #東南アジアNight
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。