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【社長インタビュー】急成長中!事業開始1年目で年間3億円ペースに。ベンチャーコンサルティングファームとしての在り方と今後の展望


プロフィール

宇都宮高校、大阪大学にて野球と哲学に打ち込む学生時代を過ごし、KPMGコンサルティングに入社。独立後に広告代理店等の事業を経験し、コンサル領域で1期目年商2.9億円を達成。その経験を活かしてコンサルティングファームとしてAcrosstudio株式会社を立ち上げ。

Q. まず経歴を含めて自己紹介をお願いします

A. 私は大阪大学にて言語哲学を学んだ後に、就職活動を行う中でご縁のあったKPMGコンサルティング株式会社に新卒入社し、約4年間戦略/業務/ITコンサルティングに従事しました。新規事業立案/企画、ベンチャー支援(アクセラレーションプログラムの実行支援/協業案策定等)、市場調査、データ分析、PMO、システム導入支援、システムを活用したオペレーション改革等、様々な案件に参画しておりました。その後独立し、自身もコンサルティング稼働を継続しながら、Acrosstudio株式会社の経営を行っております。

Acrosstudioにてコンサルティング事業で組織化をする以前には、フリーコンサル案件仲介、SES、SEOライティング、ライブ配信事務所運営、SNSマーケティング、アドアフィリエイト、広告代理事業等の事業を行っていた経験があります。一通り経験して、現在はコンサルティングのみに集中して経営をしております。

Q. 独立しようと思ったきっかけは?

A. 幾つか理由はありますが、特に学生時代の友人(Y氏)の影響が大きいです。

彼は不器用ながらとにかく真っ直ぐ誠実で、とても大切な友人です。彼は高校時代から将来的に起業をしたいと話していましたが、私は当時は興味がなくただ話を聞くだけで漠然と応援のみしていました。そこから偶然、大学も彼と同じになり、就職活動を共に乗り越え、どちらかが昇進したら毎回2人で祝おう、いつか何か一緒に仕事をしよう、と話していたような関係でした。

詳細までここで語ることは避けますが、その約1年後に彼が急死し、それを契機に私自身人生について考え始め、起業するに至りました。


Q. Acrosstudioという会社名の由来は何ですか

A. Across(横断する、超越する)とStudio(”スタジオ”)を組み合わせた造語です。

会社として、クライアントの(既存の枠組みを超越した)事業成長を実現する組織でありたい、という想いがあります。また、当社に所属するメンバーにとっても自律的にAcrosstudioのプラットフォームを活用することで、スキル向上や社会課題解決、事業開発等の挑戦を可能とする組織としたいと考えております。

ただ実はこの社名は、私の大学の卒業旅行にてキャンピングカーでアメリカ大陸を横断したという経験が基になっています。

元々メンバーの1人がHIPHOP好きで何か(誰かが失恋したなど)あると仲間内で曲を作成していたのですが、この時も横断をしながら一緒に曲を作ろうという粋な提案がありました。HIPHOPでは録音をするスタジオに名前をつける文化があるため、我々もアメリカ大陸をAcross(横断)することからキャンピングカーをAcrosstudioを名付けることにしたんです。

これがAcrosstudioの誕生です。前述したY氏もこのアメリカ横断のメンバーであり、個人的に思い入れがあったためこれを社名として会社を立てたという経緯です。そこから会社経営していく中で生じた考えを基に、社名に込める意味を再定義しました。

Q. どういう組織にしたいのか

A. 独立した契機は個人的な事情でしたが、Acrosstudioをコンサルティングファームとして組織化するに当たっての想いは明確なものがあります。

昨今のファームの大企業化に伴い良くも悪くもコンサルタントの働き方やキャリアは制限されており、漠然とした不安や懸念を抱えながらとりあえずでスキルアップを目指している方が多いように思います。ただし、単純に独立をしたフリーコンサルタントとしての働き方では中長期的に限界があるとも思っており、何とかこうした両面の課題を上手く解決できないかと考えておりました。

そのため、社員への高還元体制を整備しつつ、プロフェッショナルとしての働き方やキャリアを自分で選択できる柔軟性は残すために若手中心のコンサルティング×事業開発を追及するインキュベーションファームとして、マーケットで個として事業推進できる環境/仲間が揃った組織を目指しております。

そういった背景から当社では、コンサルティング事業の他にコンサルティングとシナジーのある新規事業(メディアやプラットフォームサイト構築、イベント実施、その他)を推進しており、コンサルタントが案件稼働と並行して新規事業責任者/メンバーを兼任して、事業開発・マーケティング・営業活動等に挑戦できる文化を構築しております。また、社員のアイデアから事業やイベントが生まれることもあります。


Q. 行動指針に込めた想い、社員に求めることは何ですか

A. とにかく行動をする、誠実に生きる、感謝をする、挑戦をする、オーナシップを持つといった点を重視しております。経営をしていて特に感じることがベースになっており、

  • 行動をすることで良い出会いがあったり、物事が前に進む。失敗を前提に挑戦する
  • 人間として誠実である(クライアントにも社内にも周囲にも自分自身にも)
  • 周りに支えられていることを失念せず、環境や周囲の人間に感謝を忘れない
  • オーナシップ, ラストマンシップを持って仕事に取り組む

といったことが、コンサルタントとしても事業家としても最重要だと考えております。私自身も過去に失敗をしたり反省/勉強することが多いですが、継続して強く意識して意思決定していきます。

また、折角同じような志を持っているメンバーが集まっている組織なのでコミュニケーションを活発に取り、自身の成長や機械創出に繋げていただきたいです。(既にSlackでのコミュニケーションや各種部活動は結構活発ですが、、)

このような想いは、以下に定めた行動指針にも表現しております。

1. Act with Integrity  

- 自らを律して誰より誠実に行動する

2. Collaborate with Love  

- 仲間に常に感謝し、挑戦を支える

3. Lead Yourself   

- 各個人が組織の代表として考え、行動する

4. Speed matters 

- 実行のスピードを最重視する

Q. どのような人に来てほしいか

A. コンサルタントとしてより挑戦的な環境を求めている方に来てほしいです。給与や働き方、同僚等の条件・環境面でマッチする方であれば幅広く歓迎しておりますが、

特にマインド面において、大手ファームでの大型案件だけではなくベンチャー企業に対してのハンズオンでの経営企画/事業戦略策定/新規事業開発等の案件に挑戦したい、コンサルティングだけではなく自ら組織運営や事業開発にも挑戦したい、若手のうちからただデリバリーを行うだけでなく営業/提案の動きや決裁権のある方との関係構築含めて視座を上げて働きたい、といった想いのある方を求めております。

また、戦略コンサルタント職、エンジニア職の募集も動き始めているので、総合コンサルタント同様にこちらも募集しております。

Q. 代表として大変なことはありますか

A. 毎日様々なことが起こるため常に大変ですが、1つ挙げるとすると「ファームとしての存在意義の確立」があると思います。

「ファームとしての存在意義の確立」とは具体的に以下のように言い換えられます。

  • クライアントにとっての、コンサルファームを選択する上での差別化・競合優位性
  • 社員にとっての、特定のコンサルファームに所属する意義

良くも悪くも業界全体の規模が拡大してきた背景からも、クライアントにとってもコンサルタントにとってもファームが選ばれる必要性が高まっております。ビジネスモデル上、人が最重要であるからこそ、会社としては特にこの点を考え抜いていく必要があります。私は特に日々この点を考えており、様々な施策を持って存在意義の確立を目指しております。

逆に、この記事を読んでいる方の中で、現在のファームに所属している意義が明確でない方(そうでなくても当社に興味を持っていただける方)がもしいらっしゃれば是非一度お話しさせてください。転職等は検討段階でも問題ございません。参考までに当社の存在意義を説明させていただき、当社での活躍の機会を提示させていただきます。


Q. 今後の展望

A. 経営企画や新規事業推進、事業戦略立案等の上流部分のコンサルティングを拡大していきたいと考えており、事業計画を策定しております。クライアントのグロースインパクトに確かな手触り感を持って貢献できる体制で、大きな責任が伴いますが非常にやりがいがあります。事業立ち上げ経験等、実績のある戦略コンサルティングファーム出身のメンバーの参画も徐々に決まってきており、彼らと共に事業推進のスピードを上げていきます。

また、組織内の活動としても中長期的には社内新規事業から社内ベンチャーが生まれるような体制を考えております。今後も新規事業や事業提携、研究活動等を推進していき、コンサルティング事業以外の軸も構築していきます。

Acrosstudioとしての強みは、何より当社に集まっている人材です。この強みを最大限活かして、更により良い組織・会社として拡大していきます。最後まで読んでいただいた皆様、ありがとうございます。

Acrosstudio株式会社を引き続きよろしくお願いいたします。




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