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マネジメントを学ぶなら絶好の職種。人・モノ・お金をどう動かすかはアナタ次第です。

初めまして。エイム株式会社の林と申します。

私はこの業界に入って20年。

施工管理という仕事を任されてからは早10年です。エイムには去年の6月に入社しました。

施工管理をやるまでは現場に立ち、下地補修やシーリング、防水工事を3年、その後塗装工事を7年ほど担当しました。

塗装工事の現場では職長として、現場の段取りをしていました。そこで「人をまとめるのが上手いから」という理由で施工管理をする流れになり、今に至ります。

本日は施工管理という仕事をしている中で感じた「難しさ」「やりがい」について、それと「どういった人が施工管理という仕事に向いているのか」についてお話します。

そもそも、施工管理とはどういった仕事なのでしょうか?

ざっくり言うと、工期のスケジュールを守りながら安全に質の高い作業をするためにはどうすればいいかを考え、指揮を執る仕事です。

例えば、屋上で作業をする職人の転落事故を最大限防ぐために「安全帯」をきちんと装着しているかチェックしたり、塗装面で塗りムラがないか確認するなど、ただ指摘するだけでなく協力会社の職人さんたちと進行の仕方を話し合いながら進めていきます。

雨や人員不足でスケジュールが伸びたり、逆に天気の良い日が続き工程が早まる場合もあります。そこをいかにうまく調整していけるかが大切です。

多くの専門職種の会社さんと一緒に進めていくわけですから、予定より早まったので明日から来てくれと言ってすぐに来てもらえるわけではありません。

どの工事が今どんな状況で、そして次どういう段取りを組んでおけばいいか、常に頭の中で考えています。

そういう意味では、組織のマネジメント力がとても身につく仕事であることは間違いありません。

そして職人さんと施工管理の仕事の違いは、「自分が動くか」「他人が動くか」という点にあります。施工管理は、人にやってもらわなければならない。

「どうすれば職人さんたちが気持ちよく働くことができるか」

会社も一緒ですよね。

そこを意識して人間関係を作っていくことが、施工管理の仕事の醍醐味だと思います。

私の場合、職人から施工管理に入ったこともあったので、相手目線に立って現場を管理することを心がけています。



一人で仕事はできません。特に建設業は完成まで現場全員で試行錯誤しながら協力し合って進める必要があるのです。

チームで工事を進めることには楽しみを感じます。今、私が受け持っている現場などは、自分が昔から付き合ってきた仲間(協力会社)で進めています。何も言わなくても「ああしたほうがいいね」「こうしたほうがいいね」と自然に意見が出て、その流れで動いて行く。すごく楽しいですね。

仕事は安全第一で真剣勝負ですが、人間関係はここまで来ると気楽に付き合えるし、暖かい。

20年近くもやっていると、互いのことを分かっている職人さんが増えるんです。その人達と遊びに行ったり飲みに行ったりゴルフに行ったり。そうすると現場に行くのが楽しみになるんです。

それから、改修工事というのは、マンションに住む住人の方々とのお付き合いも出てきます。そこにまた人間模様があるんですよね。

マンションなどはたいていの場合管理組合がありますから、その理事の方々と日々顔お合わせるうちに、最初は素っ気なかったところから打ち解けていく。

そして最後、工事が完了したら「キレイになった」「これでまた安心して住める」と言ってもらえるとやっぱり心がスカッと晴れます。

お客様、エンドユーザーさんとも直接関われるのが施工管理の仕事であり、やりがいを感いる場面が多いんじゃないかと思います。

最後に、この仕事に向いている人ですが、私が思うには「ざっくばらんで人見知りしないタイプ」かと思います。

現場では会社間のやりとり、というよりは個人との付き合いが必要になります。

職人さんともそうですし、元請け企業の担当者の方ともそう。そしてさっき言ったような建物の住人の方。

1対1でちゃんと関係を作れたら、仕事は格段にやりやすくなります。

元請けさんに「おかげで工事が上手く行った!またお願いね」と言ってもらえたら次の仕事をまた頼まれることもある。

それが僕たちの営業であって、それでまた同じメンバーで仕事をしてよりチームワークが強くなっていく。

いかに人間関係を作るか、それがこの施工管理の仕事のキーポイントですね。

全くの未経験の人でも、チャレンジしたいという人は大歓迎です。

色んな人のやり方があっていいと思っているし、それぞれのやりやすい方法、自分に合った方法を見つけるサポートは全力でしていきますよ。

この仕事がこんなに楽しいんだって、それを伝えていくことが私のこれからの役目です。

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