【SEシェアの社風紹介】「2次会は当たり前!?」仲の良さ&社員想いが自慢の当社をSHARE! | 株式会社SEシェア
こんにちは!SEシェアの採用広報です!「SESの社会的地位を確立する」という想いで日々活動しているSEシェア。ちょっとドライで人間関係が薄いイメージがあるSES業界ですが、私たちは一味違います!...
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こんにちは!SEシェアの採用広報です。
2022年に設立し、設立2年目には成長率200%を超えるなど事業拡大中のSEシェア。“第2フェーズ”と位置づける2024年中には、総勢50名以上の体制に組織を拡大する方針です。
そんな当社を率いる代表の川島は、これまでの人生においてさまざまな挫折を経験したと言います。挫折を力に変え、ホワイトでクリーンな会社を築いた川島の思いや価値観とは?半生を振り返ったインタビューをぜひ、ご覧ください。
川島 亮一 / 株式会社SEシェア CEO
小学生時代に裕福な生活から一変した家庭のもとで育ち、人生を大きく左右するさまざまな“どん底”を味わいながらも、持ち前のポジティブシンキングで乗り越える。転職したIT会社では長年トップセールスを達成し、ビジネス書も出版。2014年に独立し営業コンサルを担う傍ら、エステサロンを運営。2022年に『人材を“人財”と考えるIT社会の確立』を目指して、株式会社SEシェアを起業。
経営者の家庭に生まれた父と資産家の親をもつ母の元に生まれたので、もともとは裕福な家庭で育ちました。ですが、私が小学校5年生の頃に父親が独立して以来、生活が一変して。バブル崩壊や株式投資の失敗により事業が立ち行かなくなり、母親が夜中から朝まで工場で働くようになりました。
生活苦のなかで苦労した母の姿を見て、一家の大黒柱が倒れると家族が不幸になることを心から痛感しました。子どもながら「将来、自分の奥さんは働かせない」と、決意したことを思い出します。
僕はもともと勉強が苦手で、中学時代は偏差値40以下の学年最下位でした。高校受験は見事に失敗して、専修学校に進学後はプロボクサーを目指して帝拳ジムに入門したんです。
ですが、矢先に交通事故に遭ってしまい…夢は閉ざされました。その後は人生の道しるべを失ったまま、祖父のコネで大手企業に就職することになります。ただ、その頃の僕は学生気分が抜けず、遅刻・欠勤・業務ミスを繰り返すダメ社員で。わずか半年間でクビを告げられました。
1年間無職で過ごした後、22歳の頃にパチンコ店に就職しました。この頃に中学時代の同級生と結婚して、子どもが生まれて。
24歳の頃には子ども2人、中古物件ですがマイホームを全額ローンで購入して暮らしていました。この頃は「家族のために」と働き続けて。180連勤は当たり前、店に泊まることもよくありましたね。
結局家族との時間もとれず、いま思えば壮絶な経験でしたね。その経験があるからこそ、SEシェアを極力ホワイトで働きやすい環境にしたいと思えます。
その後、30歳を迎える頃には将来を真剣に考えるようになり、転職を決意しました。心機一転、営業として新たなスタートを切ります。社会人として再デビューしたような思いでした。ただ…。
いえ、実はかなり苦戦して。パチンコ店で働いていた時よりも辛い思いを味わいました。パチンコ店という異質な業界で通じた常識が一般社会ではまったく通じず、当時の上司には「お前には常識がない」と何度も言われていましたね。
結局、パチンコ店の退職後は不動産営業、健康器具販売と職を転々とする日々を1年ほど送りました。この時期の収入は年収で150万円程度。貯金を切り崩して何とか暮らしていましたが、まるで奈落の底に落ちたような感覚で、お金の不安から夜中に飛び起きることもあって。家族に申し訳ない気持ちで、精神的にも厳しかったですね。何度も涙を流しました。
SEシェアのメンバーが高い年収を得られるようにこだわっている理由は、この頃の経験が大きく影響していますね。実際、SESとしては珍しく年収1500万円を稼ぐメンバーもいます。
ありがとうございます(笑)。転機が訪れたきっかけは、パチンコ店から数えて3社目となるコピー機販売会社の社長から「ビジネス書籍を読むことを習慣にしなさい」と教えられたこと。本当にこの教えがあって、いまの自分があると思っています。
学生時代は勉強していても、社会人になると大半の人は忙しさに追われ勉強をしなくなります。だからこそ、ビジネスパーソンとして成功したいなら学び続けること。スキマ時間などをやりくりすれば1日数時間は勉強できるはず。成功者は必ず勉強しています。
本一冊の値段は大体1,500円程度です。ビジネスでの成功ノウハウを1,500円程度で手に入れられるとしたら、それは自分にとって大きな強みになる。当時の私にとっては金銭的な痛手ではありましたが、読書という“自己投資”を通じて将来成功するイメージを描き、読書を習慣化しました。
仕事の仕方や物事の捉え方が一変しました。ホームページ販売の営業会社では転職して早々『初月予算400万円』という営業目標を与えられて。私は中途入社で、営業をスタートするタイミングは月の半分が過ぎた15日からでした。直属の上司ですら「今月の達成は難しいから来月から頑張って」と言っていたほどです。
結果的に実質半月で売上396万円(達成率99%)と実績を挙げ、業績低迷の起爆剤として立ち上げた福岡支店の新規開拓営業を任されました。
営業目標は「14日間で営業目標1300万円の達成」でした。「新人にそこまで大きな責任を背負わせるのは止めたほうがいい」と当時の社長は心配してましたが、僕にとっては「達成できれば全社員に認められるチャンス」です。結果的に目標を達成し、200名近くの全社員が『新人・川島』の名を知ることになりました。
その後は東京本社に戻り、北海道・東北・関西・九州など日本各地を一人で訪問し多くの契約をいただきました。営業の秘訣は、契約獲得までのロジックを自ら組んだこと。ビジネス書を読み込む習慣が大いに役立ちました。
上記のような経験もあり、「ノルマ250%を達成するストレスゼロテレアポ成功術」という本も出版しました。
その後、出版を機にパチンコ店勤務時代から夢だった起業を決意し2013年11月に退職。個人事業主として営業・集客コンサルとして起業後、渋谷区表参道にはエステサロンも開業しました。
実は、SEシェアを共同経営する中村の存在がきっかけです。中村は、個人の夢やキャリアよりも企業の利益が重視され、人間同士のつながりを感じづらいIT業界を変えたいと願っていました。特にSES業界は“長時間労働”“低収入”“不透明なキャリアパス”と、働き手にとって未来を描きづらい現状があります。
僕は中村の想いに強く共感して「利益追求よりもエンジニアやその家族を幸せにする。そして、社会に大きく貢献できるように経営しよう」と決め、この会社を立ち上げました。
設立の経緯とつながりますが、不合理なSES業界の問題を改善し、「SESの社会的地位を確立する」ことで、人を"人財"として大切にするIT業界への変革にを起こしたいと考え、このミッションにしました。
また、「伴走型キャリアファースト」には、エンジニア一人ひとりの夢やキャリアに寄り添っていく想いが込められています。僕は20代の頃、正解がわからずにもがき続け、いまやっと夢を叶えつつあります。ただ、僕と同じような苦労は皆に必要ありません。僕は、思い描いた夢を叶える人をより多く増やしたいと思っています。
その一環が、2週に1回SEシェアの全メンバーと行う1on1でのミーティングです。それぞれのメンバーが思い描く夢をどう叶えていくかを話し合い、夢に近づくマインドを育んでいます。
ミッションを実現するには、SEシェアが業界のお手本となる必要があります。社名に込められた「メンバー(SE)の意見をシェア(Share)しながら会社を創る」という考えに基づき、“ホワイトでクリーンな社風”“オープンな情報開示”“人間味にあふれた関係性”“高水準の給与”を実現しています。実際に、メンバーの意見からできた制度がたくさんあります。
そして、本当の意味でメンバーを幸せにするために、“メンバーの家族も幸せにすること”を重視しています。大切なメンバーの大切な人も幸せになることで、はじめて『メンバーが心から幸せを感じられる』のです。
SEシェアでは、『メンバー(人財)を幸せにする』というビジョンの実現を目的とした『8Features(8つの制度)』を設定しています。
代表的なものは「単価開示+給与の透明化」「結果主義な昇給制度」。また、有給休暇とは別に取得できる「特別休暇制度」などによってホワイトなワークスタイルや高水準の給与を実現しています。お金がなければ家族を支えられないですし、休みがなければ家族と幸せな時間を過ごせませんよね。
また、ご家族と同様に、仲間同士も良好な関係を築けるようにメンバーの交流も大切にしています。営業時代に一人で各地を飛び回っていた頃、どこか寂しい思いを味わいましたので。
思えば、SEシェアの会社づくりには自分の原体験が大きく影響していますね。僕は挫折の多い人生でした。でも、苦しい経験の数々は「メンバーを幸せにするための経験だった」ととらえています。僕ってすごくポジティブなので(笑)。
メンバーの交流やSEシェアの社風についてはこちらの記事で紹介しています!
そういったこともありましたね(笑)。僕が言いふらす話ではないですが、病気になってしまったメンバーを朝5時起きで千葉の遠い病院まで送り迎えしていた時期がありました。
事故を起こしてしまったメンバーについては、保険会社との電話のやりとりをサポートしましたね。トラブルに直面すると気持ちが動転してしまうものですので。
そういえば、メンバーの引きこもりのお兄さんを雇用するなんてこともありました。メンバーの幸せのためであれば、気付いたら行動に出ているパターンが多いです。
もともと、僕自身は自分のことばかり考える性格でした。ただ、読書のおかげでさまざまな考えを得て、徐々に行動が変わったのだと思います。
たとえば、神田昌典さんの『非常識な成功法則』では「まずは自分の夢を叶えてから(=お金を稼いでから)、心を磨く」という考えに触れました。
当時の僕の夢は“年収1000万円”“マイホームを買う”“ベンツに乗る”“トップのセールスになる”といったものでした。本に書いてあったように、このような夢を毎日寝る前に紙に書く習慣を続けていたら、最終的にはすべての夢が叶いました。夢を叶える過程で心が磨かれ、そしてある程度まで自分を満たした今、より純粋な気持ちで相手を思いやれるようになりました。また、一定のお金があるので、他者貢献の幅が広がりました。
また、永松茂久さんの『感動の条件』では、SEシェアのバリューにも掲げている“For You”の精神を学びました。「大切な誰かを喜ばせようとする時に人の力が最大限に発揮される」という考えを得て、「目の前の人をどう喜ばせるか」ということを非常に大切にするようになりました。
「人を応援できる事業」への出資を積極的に進めています。エステサロンや就労移行支援施設をはじめ、保育園との協業による“IT×教育”の実践もその一つです。
僕はどんな人にも教育の機会を平等に与えたい想いがあり、日本の教育をよくしていきたいと考えています。構想段階の部分も多いですが、“IT×教育”でも社会貢献していくつもりです。
まずは、メンバーを100名ほどに増やしたいですね。事業規模を大きくすることで企業としての信頼を高め、元請の案件を今よりも多く獲得します。
SESとのビジネスモデルの構造上、元請となる“直案件”が多いほど利益を出しやすくなります。多くの利益が出せれば、メンバーに給与という形でダイレクトに還元できる。当社は誰もが知るような大手企業との直案件も複数あり、業界の平均年収を大きく超えるメンバーもいます。もちろんエンジニアのスキルの高さによる部分が一番大きいのですが、高収入を得られる社員を増やしたいので、もっと頑張りたいですね。
SEシェアでは会社の利益を公開し、案件ごとの利益還元率を明確にしています。モチベーションを高くして働ける環境でメンバーが活躍して、メンバーのご家族や大切な方々に「SEシェアで働けてよかったね」と思ってもらえれば本望です。
一つは「自己の成長と会社の成長をイコールで考えられる人」ですね。頑張りがダイレクトに評価される環境で、メンバーがモチベーション高く活躍してくれれば、SEシェアの成長にもつながります。
もう一つは「一緒に会社を作っていきたい人」や「さまざまなチャレンジがしたい人」です。SEシェアはまだまだ発展途上の組織で、エンジニアのポジション以外にも『人事』『広報』『マーケティング』など、新たなポジションが生まれる可能性が高いです。キャリアの幅を広げて活躍したい方にもフィットする環境だと思います。
SEシェアには、相手思いでFor You精神あふれるメンバーが多く集まりました。これからもそんな仲間たちの存在を大切に、事業を大きくしたいと考えています。