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こんにちは。株式会社SEシェアで人事部長をしている中村です。
今日は、面談などで応募者の方々からいただく質問の中でも特に多い「教育事業」に関して、質問に回答する形でお伝えしたいと思います。
現在、「受託開発事業」と「エンジニアリングサービス事業」を主な事業としているSEシェアですが、以前より事業化したいと考えていることがあります。
それが「教育事業」です。ゆくゆくは、社会課題の解決のために自社サービスを作りたいと考えており、面談でお話しする方には、この件についてもお伝えしています。
想像以上に教育事業に興味を持ってくださる方が多く、嬉しいです。
それでは、ご質問にお答えしていこうと思います!
Q:なぜ教育事業をやろうと考えているのですか?きっかけを教えてください!
A:元々中村がITベンチャーに勤めていたころ、大阪や福岡の支店長を勤めており、採用活動にもどっぷり関わっていました。
多い日は、1日で12名を面接する日も...。
多くの方から志望動機や、将来のなりたい像などを聞いていくなかで、次第にあることを強く感じるようになってきました。
「自分の未来の話なのに、希望を持っていないなあ」
「やらされている感が強く、自分の意思がないなあ」
「欲がないなあ」
こういったことを感じることが多くなってきました。
と同時に悲しくもなってきました。
なぜ、夢を持てなくなってしまっているのか?能動的になれないのか?
考えてみたところ、自分自身の過去を振り返ってみると答えがわかってきたのです。
「大人たちが教えられていないな」
と。
私自身、社会人になって多くの先輩方にいろんなことを教わりました。
IT業界に入るまでは、15歳から職人やサービス業を経験していますが、私の場合、幼少期というよりは、社会人になってから職場の先輩に教わって初めて知ることが多く、そういった学びを与えていただいたおかげで、自分のしたいことや向き不向きがわかり、能動的に自分の未来を考えられたというのがあります。
私の両親は放任主義だったため、両親からもらった言葉というのが思い出せません。
早くから社会人をしていたこともあり、自分のことは自分でどうにかしないといけないんだな、と嫌でも主体的になる環境にはあったと思いますが、一番は、まるで親かのように、仕事や生き方について教えてくれた先輩方のお陰で意思を持つことができました。
こういった背景もあり、幼少期のマインド形成って大事だなあ、もっと早くに考え方や選択肢を教えてもらっていたら早いうちから自分の意思を持てたのかもしれない、と思うようになりました。
自分自身が社会人になって教わったことを、幼少期から親や近所の人たちが街ぐるみで教えたり、育てたり、ということができると、面接での悲しい求職者を見ずに済むのでは、と考えたのが、教育事業に参画したい、と考えたきっかけです。
Q:教育事業において具体的にどんなアプローチを考えていますか?
A:幼稚園と保育園をやりたいと考えていて、街全体を巻き込んでいけるようなものを考えています。
幼少期のマインド形成は、親や幼稚園の先生だけがその役割をするわけではなく、関わるさまざまな人の言葉が影響を与えます。
街ぐるみで子どもの人生を考えよう、支えよう、ということをテーマに、紙などアナログ管理されている教育情報(例えば行事のスケジュールや給食の献立など)をデータベースで管理し、知りたい情報を可視化するような試みや、それをもって協力しあえる仕組みなどを構想しています。
Q:就労移行支援事業所も始めたそうですが、教育事業とはどんな関係がありますか?
A:SEシェアでは、現在、千葉市と柏市にある、就労移行ITスクールに出資をしています。就労移行支援とは、何らかの事情で働くことが難しくなった方向けに再就職を目指し、そのためのスキルをつけるための事業所のことをいいます。
「roots(ルーツ)」は、IT人材を育てることに特化しているのが特徴で、「roots(ルーツ)」自体は全国に30店舗以上あります。
就労移行の概要:心にダメージを負われた方がリハビリだったりスキルアップするための事業所
出資の意図としては、ITに特化した教育事業という点でIT企業である当社としてはとても良い試みだ、と共感したというのと、将来スキルをつけた方々にTrightのIT案件を受けてもらうことができたら雇用も生めるのではと考えたからです。
就労移行支援に関しても、教育事業をしたいと思ったきっかけと同じで、将来を前向きに考え一歩踏み出す方々を少しでも増やしたい、という思いがあります。
現状スキルがあるないよりも、こうなりたい、という意思があるか行動に移せるかの方が重要と考えます。SEシェアではそん方をお待ちしていますし、今後も教育事業を通して、そんな方を増やしていきたいと考えています!
ぜひ、皆さんからの教育事業アイデアも募集しています。
面接等でお聞かせいただけたら嬉しいです!