- テックリード
- アライアンスセールス/業務委託
- フリーランスエンジニア
- Other occupations (2)
- Development
- Business
はじめまして。株式会社プロフィットメイカーズ 取締役兼採用責任者の高野です!
この度、記念すべき第一回目のストーリー更新ということで、創業者の2名にインタビューを行い、当社の創業秘話や事業の内容や今後の展望などについて語っていただきました!
▼インタビュイー
代表取締役 伊東 正幸
共同代表 坂口 賢司
▼インタビュワー
取締役 高野 志麗
プロフィットメイカーズの成り立ち
―まずは、それぞれ簡単に自己紹介をお願いいたします。
伊東:
新卒のころから一貫してエンジニアをしており、今年でおそらく19年目になります。年を重ねすぎて何年目かわからなくなりつつありますが…
1社目では主に社会保険系のシステムを担当しており、運良く2年目からリーダーを任せていただきました。その会社には9年ほど在籍し、PMや要件定義などの上流工程、納品、ハードウェアの設計などいろいろな経験をすることができましたね。
30歳の時に、縁あってWEB系エンジニアとして転職をし、その後は1度目の起業やフリーランス期間などを経て、今の会社を坂口さんと立ち上げました。
ちなみに、こう話すとすごくアグレッシブな人間に見えるかもしれませんが、どちらかというと飄々と自由に生きてきたタイプだと思っています。
坂口:
高校卒業後、やりたいことが見つからず、5年ほどはアルバイトや契約社員として過ごしていました。25歳の時に「スーツを着たデスクワーカーの仕事をしてみたい」という思いから、SI企業に入社したことがエンジニアとしてのキャリアの始まりです。主に金融系の基幹システム開発に数年携わりました。
WEBエンジニアに転身してからは、BtoB、BtoC、CtoC、SaaS、ソーシャルゲーム等々、さまざまな開発に10年ほど携わっておりました。その後、複数社でのCTOや事業立ち上げ・複数の起業などさまざまな経験を経て今に至る、という感じです。
―創業者である伊東さんと坂口さんの出会いはどのようなものだったのでしょうか?
伊東:
1社目のSI企業で出会いました。坂口さんが僕の数年先輩だったんです。そこで坂口さんからは主にお酒の飲み方と飲みニケーションを教わりました。技術についてはあまり教わった記憶がないです。
一同:笑
伊東:
ちなみに、僕がWEBエンジニアに転身したきっかけも実は坂口さんです。1社目から転職をする際、某大手通信会社に内定をいただいていたんですよ。坂口さんにはお世話になったので報告に行ったところ「WEBエンジニアに挑戦しなくていいのか?」とエンジニアとしてのキャリアを諭されまして。私もまだ若かったこともあり、感化されて当時坂口さんが在籍していたゲーム会社に転職することになったんですよ。ここでは非常にいい経験をさせていただいたのですが、今思うとあれは坂口さんのリクルート活動にまんまと乗せられたなと思います(笑)
坂口:
さらに言うと、実は先ほど話した1回目の起業の際にも、伊東さんに参画いただいています。なので、かれこれもう20年以上の付き合いになりますね。
受託開発会社?いえ、事業創出カンパニーであり、自社プロダクトも開発中なんです!
―続いて、会社の事業についても簡単にお教えいただけますでしょうか?
伊東:
当社の現在の事業は大きく分けると3つあるので、高野さんも含めそれぞれが担当している領域を説明しますね。
⑴ 顧問・コンサルティング支援
坂口:
顧問支援としては、新規事業がグロースするためのアドバイザリーを行なっております。アーリーフェーズのスタートアップから大企業の新規事業まで、ご支援の規模はさまざまですが、そのほとんどが構想段階からのご相談であり、MTGベースで常時10社ほどのご支援をさせていただいております。
コンサルティング支援はもう少し実務寄りですね。事業計画書や資本政策表の作成などのご相談が多いです。こちらは外部の専門家と連携しながら進めていくケースもあります。
基本的には営業は行なっておらず、知り合いや投資先からのご紹介を大切にしながら事業を運営しています。
⑵ システム開発・リソース支援
伊東:
文字通りではありますが、クライアントのシステム開発の支援を行なっております。坂口さんが担当する顧問事業からの繋ぎもありますし、私の知人経由からの相談もあります。
顧問支援に入る企業では、社内にエンジニアが一人もいないケースも多くあるので、開発をまるっとお任せいただくこともあります。具体的にはサービスの構想が決まり、資金調達を実施した時点でご相談いただくことが多いですね。
基本的に私はあまり手を動かすことはなく、開発はフリーランスの方や協力会社の方にお任せしつつPMとして立ち回ることが多いです。
⑶ 人材採用支援
高野:
顧問・コンサルティング事業において、採用の実務にお困りの企業様に対してご支援を行なっています。
主に採用コンサルティングを行なっており、人事の代役として採用広報や母集団形成のご支援を行なっています。さらに、この3月には人材紹介免許も取得できましたので、エージェント事業と採用コンサルティングの両軸でご支援を行なっていく段階にあります。
※こちらに関しては、第二回目のインタビューで詳しくお話させていただければと思っています。
―事業戦略・開発・採用のいわゆる「ヒト・モノ・カネ」の課題を一気通貫で解決できる点が魅力的ですね。
坂口:
まさにそういう打ち出しをしていきたいと思っています!
ちなみに、実はまだ詳細は非公開なんですが、自社プロダクトの開発も絶賛進めております。ドキュメントはもう完成しており、企画・要件定義も完了している段階で、来月から実装を始める予定で、夏にはリリース予定です。
少しだけ概要をお話しますと、エンジニア向けのHRTechのようなサービスを計画しています。例えば、ナレッジのシェア機能やフリーランスエンジニア向けの案件のマッチングサービスなどですね。エンジニアが働きやすくなる環境作りができればいいなという思いから構想を進めました。
自己紹介でも少しお話ししましたが、私は20代中盤までフラフラしておりまして、エンジニアになったのは20代後半からです。そんな私でもここまではこれましたので、エンジニアは誰でもなれる仕事だと思っています。
エンジニア不足と言われることも多いですが、あえて「どんな方でもやる気があればチャレンジできる仕事」だと考え、ひとりでも多くのエンジニアを増やしていきたいという思いから、こういったサービスを作っております。
失敗事例から学び、日本独自のスタートアップエコシステムを生み出す
―新規事業支援が安定している中、自社でも事業を立ち上げられるのはなぜでしょうか?
伊東:
大前提として、日本のIT・WEB業界が少しでも盛り上がればいいねと役員3人でよく話していますね。
その中で、「事業創出カンパニー」を名乗るからにはコンサルティングだけではなく、自分たちでも事業にチャレンジし、成功させていく必要があると思うんです。コンサルティング業に説得力もでますしね。
―「事業創出カンパニー」とは、どういうイメージでしょうか?
伊東:
私と坂口さんは複数の起業経験があり、新規事業にはいくつも関わってきたのですが、その経験の中で「確実に成功する事業を作るノウハウ」は存在しないと常々思っています。
しかし、「失敗する事業」には一定の共通点・法則があるんですね。例えば、「スタートアップにも関わらず、計画やリサーチに時間やコストをかけすぎてスピード感を失ってしまう」などですね。
そんな自分自身の失敗経験やコンサルティングの経験をもとに、失敗を避ける方法を仕組み化することで、事業成功の確率を少しでも高めるお力添えができればいいなと。ゆくゆくは、日本独自のスタートアップエコシステムを生み出していきたいと考えていまして、その思いを「事業創出カンパニー」として表現いたしました。
―「事業創出」に対する深い思い入れはどのような背景があるのでしょうか。
伊東:
結局のところ「事業創出が好き」というところに尽きるのかなと思っています。新規事業ならではのお祭り感やヒリヒリ感は他では感じられないですからね。
「事業創出カンパニー」を名乗る以上は、事業立ち上げのためのスキーム作りに取り組みたいと思っていますし、仕組みを作る側になるべきだと思っています。ただ、根本のところは「自分たちが最も楽しい事業をやっている」というのが最も自然な表現に感じます。
坂口:
僕も同じ思いです。
あとは、事業支援した会社がIPOでもして有名になった際に「あの企業のシード期は俺が支えたんだ」とお酒を飲みながら仲間同士でうそぶけたらそれは最高ですね(笑)
これから会社が大きくなっていくフェーズ。一緒にチャレンジできる方に入社いただきたい
―最後に、プロフィットメイカーズを検討されている人に一言お願いいたします!
坂口:
そうですね。
月並みですが、チャレンジ精神があり、やる気のある方に入社いただけると嬉しいなと思います!
実はこのインタビューで初出しなんですが、プロフィットメイカーズは成果ではなく期待に投資をする会社でありたいと思っています。
例えば、10段階の等級があるとして、いまのスキルは5であっても来年に7になっていてほしいメンバーには7の対価を支払う会社でありたいと思っています。成功するかどうかわからない新しい事業作りを支援する当社だからこそ、社員にも期待を込めた投資をどんどんしていきたいと考えています。
そんな考えに賛同いただき、積極的にチャレンジしていただける方とぜひご一緒したいと願っています。
伊東:
回答がずれてしまうんですが、私はエンジニアがもっと高給取りになれる社会を作りたいと思っています。世界的にも日本のエンジニアは年収が低いと言われていますしね。
そのためには、言われた開発をやるだけのエンジニアではなく、ビジネスの理解やマネジメントなども身につけていく必要があると思います。結論、坂口さんとかぶってしまうのですが、そういったチャレンジに積極的であり、前向きに取り組んでいただける方と一緒に組織を作っていきたいです。
高野:
伊東さん、坂口さん、ありがとうございました!いつも朝会では笑わせてもらってますが、今回のインタビューでも期待を裏切らず狙って笑わせてもらい楽しい時間でした。(文章ではこの面白さが伝わりづらいのが残念でなりません・・・)
今後もプロフィットメイカーズとは何者か、を発信していきますので、この記事で事業の成長を身近に感じて頂けたら嬉しいです!次回からは少し事業や個人にフォーカスして発信していこうと思いますので、よろしくお願い致します。