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趣味の世界で働く!その魅力と現実を、自転車スタートアップに飛び込んできた中途社員にインタビュー!【後編】

自転車乗りの会社、自転車創業です。インタビュー企画第5弾後編では、ベンチャー企業より転職し仲間入りした武田に、趣味の世界で働く魅力を聞いていきたいと思います。よろしくお願いします。

ズバリ!自転車創業で働く魅力を教えてください。

【武田】自分が1ユーザーであり、ペルソナであるというのが、クリエイターにとって幸福なことだと実感しています。
もちろん世の中のクリエイターのほとんどが、自分とは関わりのない分野でもリサーチして理解することで最適な解を導き出しています。
それが普通ではあるはずなのですが、受託ではなく自社サービスとして長くサービスとして関わるうちにどうしてもその違和感が拭えなくなりました。というのも、前職では3年勤めた中で一度も自社サービスを利用する機会がなかったんです。
いいサービスだとは思っていますしサービスによって助かっている人がいることは実感しましたが、どうしても自分の生活スタイルには結びつかなかったんですよね。

自転車創業で自分との関わりのある分野で開発やデザインをするようになると、ユーザーの気持ちや欲しいもの、好きなものがよくわかり、必要な物が作れるので、やりがいが大きいし良いものが作れます。アイディアもたくさん出てきますし、単純にすごく楽しいですね。

仕事でのやりがいや嬉しかったエピソード、逆に苦労したこと、そこから学びを得たことなどについて教えてください。

【武田】昨年、Road Questをリリースしてすぐに、ユーザーから数件の投稿があったのですが、予想以上に熱い思いが込められていて、嬉しくて泣きそうになってしまいました。
今までに関わったサービスでも、ユーザーの口コミや声を聞ける事はありましたが、ユーザーの「感動」や「好き」がこんなに詰まった投稿は他に見たことがなかったので。

サービスの構想時に描いた仮説が証明されたと実感できた、という喜びもありました。

また、ユーザーの熱意が強いからこそ、要望もたくさん出て来るし、予想の上を行く使い方をしてくださって驚かされる事も多いです。
勝手にデータ分析してくれるユーザーさんもいるんですよ!

そういったロイヤルユーザーの期待を裏切らないものを作っていかなければというプレッシャーは増えるばかりですね(笑)



将来の夢や目標を教えてください。また、自転車創業に転職をお考えの方にメッセージをお願いします。


【武田】私自身、ロードバイクに出会って、健康的になったり仲間ができたり、ついには職場まで変えて趣味によって人生が変わってしまいました

より多くの人にスポーツ自転車の魅力を体感して欲しいと思っていますが、様々な理由でハードルが高いと思っている方が多いのが現状だと思います。

何か新しいことを始める時に、選択肢の一つにスポーツ自転車が浮かぶようになって欲しいですね。
そのために必要なことはメディアを通したイメージアップかもしれませんし、コミュニティサービスかもしれませんし、全く別のサービスかもしれませんが、出来ることで助力していきたいと思っています。

趣味の世界に飛び込むことは怖いなと思っていましたが、飛び込んでみるとクリエイターとして貴重な経験をたくさんさせていただけました。
今作っているものが楽しくない、と感じている方はぜひ一度オフィスに来て見てください!

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