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自転車ユーザーのプラットフォーマーになる!いま自転車業界に挑むワケとは?!【社長インタビュー後編】

自転車乗りの会社、自転車創業です。

前編では、代表の中島のパーソナリティーに迫るこれまでの創業ストーリーを、ざっくばらんに聞くことができました。

後編では、自転車好きだけじゃない、この先の自転車マーケットのビジネスの面白みまで迫ってみたいと思います!

いま手がけている事業の状況と自転車マーケットについて聞かせてください。

【中島】自転車創業では、自転車ウェブマガジン「FRAME」、まちのファンがつくった自転車よりみちサービス「FRAME OUT」を展開しています。中でも、当社の主力事業である自転車ウェブマガジン「FRAME」は、ホビーユーザーがマイペースに自転車を楽しめるようなおすすめ情報を掲載するメディアとして、現在、月間60万UUを超えるメディアへと成長し、国内最大級の自転車メディアとなっています。

近年注目されている自転車市場ですが、環境としては、この10年で約2倍にマーケット規模が拡大しています。国内にはおよそ7,000万台の自転車が所有され、新車においてはスポーツ自転車がおよそ年間50万台、電動アシスト自転車市場もおよそ年間50万台も出荷されている環境です。また、大手自転車メーカーでは、2020年までにスポーツ自転車マーケットは100万台にするという目標を掲げているところもあり、この先も自転車熱は下がらず、さらにホットな環境が続いていくと想定されます。そして、2018年は国内シェアサイクル元年とも言われ、今後さらなる成長が期待できると注目されています。

そこで、私たちも新規事業としてまちのファン がつくった自転車よりみちサービス「FRAME OUT」2017年8月よりβ版としてオープンしました。観光で行ったそのまちでシェアサイクルやレンタサイクルを利用するユーザーが楽しく、サイクリングできるコースをいち早く知り、みんなに共有できるサービスとして活用されることを目指しています。

自転車創業の掲げるビジョンや目標、この先に描いているビジネスの構想があれば、教えてください。

【中島】僕たちのミッションは、“自転車の「まっすぐ」と「寄り道」を テクノロジーでもっと楽しく”です。

このミッションにしたのは、目的地まで「まっすぐ」、そして時には一番早く到着ができる利便性どこでも止まることができ、突然の出会いや自分自身の気分で簡単に「寄り道」ができる偶発性の楽しさ。その一見すると相反する2つが共存していることが、自転車の最大の魅力だと僕たちは考えています。そして、その二つの可能性を自転車創業では、ソフトウエアや将来的にはハードウェアというテクノロジーを使って、もっともっと広げていきたいと考えています。

【中島】また、僕たちは、「自転車ユーザーのプラットフォーマーになる」というのが目標です。プラットフォーマーの定義は、自転車における購買行動プロセスをすべてカバーリングしている状況だと思っています。なので、近い将来、「自転車×コマース」にもチャレンジしたいですね。

最後に、どんな人と働きたいですか?

【中島】やっぱり“自転車好きであること”、これは外せないですね。あとは、自走型人材がいいですね!

こういうのもどうかなとも思うのですが、「許可より謝罪」タイプがいいかなと思います(笑)やる前に許可を取って行動が遅くなったり指示を仰ぐ人より、自分で考えてやってしまってから謝罪をするタイプの人の方がいいと思います(笑)まだまだ正直何もないので、何にもないことを言い訳にせずに自分で作っていける人が合うと思います。

また、僕たちが提供できるものとしては、ビジネスの面白さももちろんありますが、優秀なメンバーが揃っているので、とても楽しく仕事ができる環境だと思っています。例えば、僕たちの仲間には、チャンネル登録数約10万をかかえる国内最大の自転車系YouTuberのけんたさんやDeNA出身でフリーランスから自転車のSNSを立ち上げ運営する人、編集を突きつめたプロ編集長などもいます。僕も含めてですが、いまいるメンバーは、誰かに指図されたりしたわけではなく、自分がやりたいと思うことを突きつめてやってきた人たちばかりです。それぞれ強みを持ったメンバーがいるので、一緒に会社や業界をつくっていけることは、刺激的だし楽しいと思ってもらえると思います!

長時間、ありがとうございました!

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