前回の記事 を書いてから、約1年半。当時は、コーポレート・Biz Devとして会社全体を支える仕事を中心に、会社の中を整えていくことをメインに携わっていました。
そして今も、コーポレート・Biz Devの仕事は続けています。ただ、この1年半で大きく変わったことがあります。それは、HareHaleのlifestyle&communityの責任者になったことです。
HareHaleとして、みんなで「カフェをやろう!」と決めたとき、正直、自分がその事業の中心になって動くとは思っていませんでした。
物件を探し、内装を考え、メニューやオペレーションをつくったり。必要なことを一つずつ進めていく中で、気がつけば自分が立ち上げの中心になっていました。
食店の立ち上げ経験は、もちろんありません。
本当に知らないことしかない状態からのスタートで、今振り返ると、無知だったからこそ、変に構えず「まずやってみよう」と飛び込めたこともたくさんあったと思います。一方で、やってみたら思うようにいかなかったり、「そんなことも知らなかったのか」と後から気づいたり...
もちろん、自分ひとりでできたわけではありません。
わからないことは周りの方に教えてもらい、本当に沢山の人に支えてもらい、助けてもらいながら、一つずつ形にしていきました。
「よし、今日から事業責任者です!」と明確に役割が変わったというより、
目の前にあることを一つずつやっていたら、いつの間にかそこにいた、そんな感覚のほうが近いかもしれません。
最初から、事業責任者を目指していたわけではない。
正直、HareHaleに入った当初、自分が会社で事業としてカフェを立ち上げるなんて、まったく想像していませんでした。もともとはコーポレート・Biz Devとして、会社全体を支えるところから始まったHareHaleでの仕事。
創業期ということもあり、「ここからここまでが自分の仕事」と役割が明確に決まっていたわけではなく、会社に必要なことがあれば、やってみる。
そんなふうに少しずつ自分の役割を広げてきました。
だから、カフェをやることが決まったときも、経験がないから「できない」とはあまり思いませんでした。もちろん、やったことがないので、できるかどうかはわからない。
でも、できないことはない!それ以上に、「こんな経験、人生でなかなかできないかもしれない」と思いました。そして、これはHareHaleにいるからこそできる挑戦なんじゃないかなぁと。
目の前にやってきた機会にまず飛び込んでみる。振り返ってみると、その積み重ねが、今の自分の役割につながっているように思います。
自分だけの挑戦ではなくなった。
カフェを立ち上げたこと以上に、自分の中で「責任者」という意識が大きくなったのは、スタッフを採用してからだったと思います。
自分から声をかけ、HareHaleに入ることを決めてくれたメンバーがいます。それまでは、自分が挑戦して、失敗したらまた考えればいい、という感覚もどこかにありましたが、人を採用したことで、自分の判断や事業の行方が、自分だけのものではなくなりました。
大げさに聞こえるかもしれませんが、ここで働くことを選んでくれたスタッフの人生にも少なからず影響しています。その責任は、今までとはまったく違うものだと感じています。
そしてもう一つ、実際に事業を動かしてみて感じたのが、「飲食店を事業として成立させること」の難しさです。いいお店をつくることと、事業として成立させることは、同じようでまったく違う。
お客様に来てもらうこと、売上をつくること、コストを考えること、スタッフが無理なく働ける環境をつくること。どれか一つだけを考えればいいわけではなく、全部を考えながら、事業として続けていかなければいけない。
実際に自分でやってみて初めて、「お店をつくる」ことと「事業を続けていく」ことの違いを実感しました。
まだ、毎月が「初めての月」
事業として続けていく以上、もちろん数字から目を背けることはできません。ただ、enneはオープンしてまだ1年も経っていない...
つまり、今は毎月が「初めての月」。
前年と比較できる数字があるわけでもなく、この時期にはどんなお客様が来てくださるのか、何が売れるのか、どんな施策が反応につながるのか、まだまだわからないことばかりです。
正直、まだ「数字を追う」と言えるほどの段階ではないのかもしれません。毎月が初めてだからこそ、その月の数字と一つひとつ向き合いながら、「なぜこうなったんだろう」「次は何ができるだろう」と考える。その繰り返しです。
そして今、それと同じくらい、むしろそれ以上に意識しているのが、お客様と向き合うことです。目の前の売上だけを追いかけることで視野が狭くなり、enneというお店が本来大切にしたいものを見失ってしまう。
それはすごくもったいないことです。
だからこそ今は、毎月の数字にはきちんと向き合いながら、まずは「また来たい」と思ってもらえるお店をつくることを大切にしています。
そのために、店長を筆頭にチームで取り組んでいるのが、お店としての運営の基盤を整えていくこと。一度来ていただいて終わりではなく、「またここに来たい」と思ってもらえることです。
フードやドリンクだけではなく、スタッフとの会話やそこで過ごす時間も含めて、enneでの体験を心地よいものにしていきたいと思っています。
まだ何が正解なのかはわかりませんが、毎月初めてのことに向き合い、やってみて、振り返って、また次を考える。今はその積み重ねを大切にしています。
自分の判断が、事業を動かす。
事業責任者になって、一番変わったのは、自分の意見や判断に対する意識かもしれません。
これまでも、自分で考えて動くことはたくさんありましたが今は、自分の一つの判断によってスタッフの動きが変わり、それが事業に影響し、さらに会社にも影響していく。
自分が発する言葉や決めることの重さを、以前よりも感じるようになりました。
そして、enneは一つのお店であると同時に、HareHaleの一つの事業でもあります。「いいお店をつくれた」で終わるのではなく、会社の事業として、きちんと成果を出していく必要がある。
その意識を持つようになったことが、私の中では一番大きな変化だと思います。
もちろん、今もコーポレート・Biz Devの仕事に加えて、マーケティングのサポートも続けています。会社を支える仕事やクライアントに向き合う仕事を続けながら、自分自身も一つの事業に責任を持つ。
何か一つの役割に変わったというより、HareHaleの中で自分が担う範囲が、また一つ広がったような感覚です。
役割は、自分で広げていく。
振り返ると、私は最初から「事業責任者になりたい」と思ってHareHaleに入ったわけではありません、カフェを立ち上げることも、事業を持つことも、当時の自分が描いていたキャリアにはありませんでした。
でもHareHaleで働く中で、目の前にあることに「これは自分の仕事じゃない」と線を引かず、まずはやってみる。
その積み重ねで、気がつけば自分の役割はどんどん広がっていました。
もちろん、事業責任者としてはまだまだ挑戦の途中です。
わからないことも、うまくいかないこともたくさんあります。
それでも、人生でなかなか経験できないことに挑戦できている今を、私はすごく面白いと思っています!
最初からやりたいことやキャリアが明確じゃなくても、目の前にある機会に飛び込んでみることで、想像していなかった役割に出会うことがある。
私にとってHareHaleは、そんなふうに自分で役割を広げていける場所です。
そして実は今、また新しいことを始めるために、少しずつ準備を進めています...
これまでの経験があったからこそ、また新しいことに挑戦する機会をもらえていることを、とてもありがたく感じています。
こうして振り返ってみても、、結局私はまた「まずはやってみよう!」と言っている気がします(笑)。
またいつか、この続きを書けたらと思います...!